O-Maruちゃんさん
朝、出勤して、バイクを停めようとすると「O-Maruちゃんさん、おはようございます」と挨拶された。声を掛けてくれたのは、仕事が引けて、これから帰ろうとする守衛さんだった。
おかしかったのは、O-Maruちゃんさん、という呼び方。あたしは以前、いつも深夜まで残業をしていて、守衛さんとは馴染みになっていた。12時近くになると職場の電話がなり、「これから寝るから、帰る時は声をかけてな」と云われたものである。通用門は施錠されており、守衛さんが開錠しなければ外に出ることが出来ない。守衛さんは、苗字ではなく、下の名前をちゃんづけして呼ぶようになっていた。
今朝はそのちゃんづけにさんをつけてきたので、訳の判らないことになってしまって、苦笑してしまった。守衛室の前で個人的に話すのではなく、周りに人がいたので気を使って、さんづけしたのかもしれない。おそらく、姓は覚えていなかったのだろう。
ここ数年は、以前とは違って、残業の少ない担当。守衛さんは姿を見かけないので、体を悪くしたのか心配してくれていた様子だった。
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