秋の山里
車を転がしていると、彼岸花が目に付いた。今の時期が彼岸花のシーズンなのか、田ん圃の畦には絶対と云っていいくらいに、赤い色が添えられている。
彼岸花の作りは非常に独特で、なおかつ、目の覚めるような赤。しかも"彼岸"と云う余り良い印象のない名前が付けられているから、多少怖くもある。確かこの花は毒花でもある筈である。美しい反面、もう一つの世との繋がりをそこはかとなく感じる光景である。
いかにも山里といった光景。この集落には県道が通っているのだが、離合をしたくないような細い道だ。そんなに山奥という訳でもないのだが、実にホッとするような風景だ。彼岸花が所々でアクセントをつけている。
彼岸花は春の田ん圃の風景であるレンゲ草とは違って自生だと思うのだが、このコスモスも自生か。空き地に無造作に咲いていた。
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