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2010.09.21

Amazon kindle 3のスクリーンセーバー

 kindle 3のディスプレーは普通の液晶ではなく、e-ink(eインク)というディバイスが用いられている。ディバイスに白と黒の粒子の入ったカプセルを敷きつめて、電気を用いて表層に白、もしくは黒の粒子を移動させて画像を表示するというシステムである。紙の印刷は吹き付けたインクのドットで表現されるのと非常によく似た仕組みになっていて、電子ペーパーとも呼ばれている。

 電力を用いるのは粒子の移動、画面の書き換えの時だけであるため、バックライトを用いないと表示できない液晶とは必要な電力量で大きな差が出てくる。紙の印刷と同じ性質のため、明るければ視認性が良いのだが、暗いと何も見えなくなる。外部光源が必要となるディバイスでもある。

 さっそく、職場で文庫本の代わりに青空文庫にある夢野久作の小説を呼んでいたのだが、ふとそのまま放置していて、スクリーンセイバーになった画面をみた新人の女の子の反応が面白かった。kindleは数分間、何の操作もしないとスクリーンセイバーが表示され、電源を再度入れない限り、それがずーっと表示される。kindleが電力消費するのは基本的に画面の書き換えの時で、画面を表示しているだけでは電池の消耗の心配はない。

 スクリーンセイバーは何十枚か著名な作家等の鉛筆画が用意されており、任意に表示される。この絵が気に入らず、差し替え出来ないのはおかしいと主張するユーザーも少なくないのだが、個人的はAmazonが用意したものもあるかな、と思っていて、特に不満は感じていない。

 そういった画面が表示されているのを見て、20歳の彼女の云ったのは「凄い絵ですねぇ。触ってもいいですか?」だった。指紋も拭けばいいやと思い、そのまま触らせてあげたのだが、「キレイ」だと随分感心していた。

 あたし自身は、多くの人が紙と見間違えたという程には思わず、もうひとつだな、という印象があるものの、触ってみたいと思う人もいるようで、やはり今までにはないもののようだ。

 ネットに接続し続けていたら、やはり一日で電池がなくなってしまった。当然といえば、当然。

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