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2010.08.30

今や懐かしの日銀砲

 数日前、一段と円高が進み、ドル円が83円ミドルになったというのを聞いて、さすがに耳を疑った。こんなに円高を容赦する政府が今ひとつ信じられない。慎重に見守る、というのは何もしないということに他ならない。

 6年程前にあたしは外貨預金をはじめたのだが、間もなく激しい円高に見舞われた。1ドル120円くらいだった円が急激に10円も高くなったのだ。しかも、徐々ではなく、ローソク足というその日の最高値最安値を示した推移チャートで、窓を開ける、と表現される異常な値の変動を起したような円高で、トレンドは決定づけられたようなものだった。

 円高はさらに進み、108円、107円と100円を切りそうな雰囲気があったのだが、100円は死守すると、日銀が財務省の指示の下、円売りドル買いという為替介入を行ったのだ。介入は為替相場を見ると明らかで、瞬時に5円~6円ほど一気に円安になる。これは5分もかからない早さだったと思う。これがいわゆる日銀砲というヤツだった。

 この介入は一度につき、1兆円くらいの費用が用いられたという噂だった。しかし、数時間もしないうちに再び円高に触れ、元の状態より1円くらい円安になって安定してしまうのだが、頻繁に炸裂する日銀砲は100円の壁を死守し、再び、120円の円安まで戻るに至っている。

 この日銀砲については、2chの円高円安スレに常駐して、リアルタイムで体験したものである。そういった頃のことを知っているので、いまの状況は俄に信じがたい。80円を切りそうな円高になるとは夢にも思っていなかった。

 外貨預金はいまも続けているのだが、現在高はもうしばらく見ていない。見る気が起こるわけがない。

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