実話怪談
あたしはとにかく怖い話が好きである。5年前にシリーズの終了した『新耳袋』や、『新耳袋』の著者2人のうち、1人が引き続き起こした新シリーズ『九十九怪談』は愛読書のひとつで、毎年、夏になると発行を楽しみにしてしている。
これらは巷の人が体験した怪奇現象をまとめたもので、実話怪談と云われるらしい。
確かに怪談というと、四谷怪談であるとか、番町皿屋敷、八雲の怪談も有名だが、古典に関していうと創作ものが多い。あたしにとっては先のようなシリーズ本が当たり前のようになってしまったので、すでに怪談=実話怪談、という風になってしまっている。
実話怪談は日常的な体験がベースになっているので、体験そのものが語られるもので、因果関係は多く、すっ飛ばされる。だから、リアルで、自分も体験するかもしれないという怖さがつきまとう。
この実話怪談を語るのを得意とする連中がいるようで、インターネットラジオで語りが公開されているようだ。その放送が保存されているのが、ここ。ファンキー中村という人をメインに何人かで怪談が語られるのだが、これがなかなかおもしろい。
もともとの放送は夜の10時くらいから始まるようなのだが、それが延々6時間くらい続いて、明け方に終了している。聴き応えは、随分とある。すでに7回分が保存されているのだが、一日では聴き切れない。
最近の楽しみは夜半までこれを聴くこと。一人暮しなのにあたしもなかなか神経が太いらしい。
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