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2010.06.06

ディープブルーのグラス

 マクドナルドがFIFAワールドカップにちなんで、セットメニューを買えばコークグラスが貰えるというキャンペーンをしているようで、さっそくグラスを貰ってきた。

 やや高額のメニューを注文しなければならないのだが、グラスはダイソーでも200円はしそうな代物で、それを考えるとそんなにひどく高いとは感じない買い物である。

 今は3色のクラスが対象になっているようなのだが、色を指定できないということで、素直にどの色が当るのか楽しみにしていた。

 貰ったグラスの色はディープブルーのインパクトのあるもの。グラスを手に取ると青が本当に美しく、惚れ惚れしてしまうような感じだ。

 と、さっそく、麦茶を注いで飲んでみたのだが、普段使いのグラスとしては余り良いものではなかった。

 飲み屋に行くと、大便器が真っ黒だったりするところがあるのだが、なかの様子がまったく見えず、汚れているのか綺麗なのかも判らず、不快に感じたことがあったのだが、それと良く似ていた。なかに入っている液体がどうなのかまったく判らないのだ。牛乳であれば、そうでもないと思うのだが、それ以外のものなら、何を飲んでいるのかまったく判らない。これは良くない。

 外観の美しさは必ずしも実用とは結びつかないという典型的な例をみた。

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