懐の深さ
実は先週末は、勝間和代とひろゆきの対談についてのインターネットでの意見を見ていた。
デキビジという非常にヤラシイタイトルのついた番組で行われた対談で、肝心の動画も幾つかのサイトにアップされていたが、著作権絡みで削除されることもあるようなので、文字おこしをしたこちらのサイトで内容を確認していただくとして、本当に波紋の大きさを思い知った。
勝間と云えば、最近は異様なほどにTVでの露出が多い人なのだが、いかにもビジネスハウツーのひとで、あたしは個人的には好きではない。効率やら金儲けばかりが先走りし、しかもそれだけしかないので、正直うんざりしていた。
景気の低迷しているこのご時世、メディアはこういうひとを売って儲けようとしているのだなと諸に見えてしまう。瞬間芸の芸人と同様の消費されるべく人物であることには違いない。懐が深ければ、もっと違ったような売り方をされているだろうと思うのだが、どうにも型にはめないとダメらしい。
今回の対談では、もともと意見の異なっていると判っているひろゆきをゲストに呼んで、激論を交わそうと考えていたのか。
議論が噛み合わないだけでなく、ゲストから話を訊きだそうという意識が完全にないので、とんでもない失態を招く結果になってしまった。まぁ、これも必然的なことかなと思いもする。しかし、これは評価を恐ろしく落してしまう致命的な失敗で、今後の活動にも影響は少なくないだろう。
残念ながら、これも自ら導いた結果。懐が浅いということは知識があるない以前のことで、最も忌むべきことであろう。
| 固定リンク
« 5年ぶりのお仕事 | トップページ | こむら返り »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
この記事へのコメントは終了しました。
コメント