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2010.05.03

くれ竹万年毛筆 本毛 皮調 黒軸

 「大書源」なんて云うものを買ってしまったものだから、毛筆の練習をしたくなってしまった。

 本当は筆と硯と墨を用意すべきなんだろうけど、さすがにそこまで本格的にやっても長続きしないような気がして仕方がなく、かといって、百均あたりで売っている筆ペンもいかがなものかという感じだ。ネットで調べてみると、穂先に毛筆と同じイタチ毛を用いた万年毛筆というものが存在していることを知った。呉竹で一番安い本毛を使っているものを購入してみる。高いものは軸が高級になるだけらしい。

 手にした万年毛筆は筆そのもののような感じで、素人にはかなり使いづらかった。

 あたしは、小学1、2年の頃、少しでも落着きが出るようにと、親に近所の習字教室に行かされていた。週一で通っていたのだが、本当に辛いひと時で、楽しいと思ったことは一度もなかった。しょっちゅうさぼっていたし、当然のように上達するということはなかった。最後は高校でちょっと授業でやったくらいで、その後、四半世紀くらい筆は触っていない。

 母親のような戦前世代であるとそれなりに毛筆には馴染みがあるようで、いまも年賀は筆書きで宛名を書いている。まぁ、字も美しいし、手慣れていれば、たまに筆を持ってもなんともないだろう。

くれ竹万年毛筆 本毛 皮調 黒軸
くれ竹万年毛筆 本毛 皮調 黒軸

●毛筆ペン
●サイズ---11mm径×137mm
●スペアーインク式
●トメ・ハネ・ハライが美しい本格毛筆ペン。
●イタチ毛材を使用して最高の書き心地を追求しました。
●スペアーインク3本付き(水性染料インク)

 とにかく、まったく書けないので、罫紙にひたすら練習をしてみる。"永"という字にすべての要素が含まれているようで、これが見られる形になるまでひたすら書き殴る。

 筆というのはボールペンや鉛筆と形は似ているものの、全く別の筆記用具である。持ち方から先ず変えなければならない。ポールペンは寝かして書くものだが、筆はそうではなく、立てて書くものらしい。ということで、垂直にして書いてみる。そして、筆先が紙にかかるかかからないかのような、ほんの少しの力で滑らせてみると、なにか線のようなものがようやく書くことができた。

 40年近く前に習字教室に通っていた頃、毎回、まず初めにやらされていたのは、"一"を書くことだった。単純なことをどうしてやらせるのだろうと思ったものだが、今、筆を持って、いかにこの"一"が基本的で、いかに難しいか思い知らされた。"一"もまともに書けないようだと、てんでお話にならないようなのだ。

 この連休の残りは、この万年毛筆とひたすら戯れることになりそうである。

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