桃の節句
今日は桃の節句ということらしいのだが、あまり実感がない。少しは春めいてきたような気もするが、子供には女の子がいないし、まぁ、今はひとりで生活しているので、そう云う趣きは端からない。
何がともあれ、当地ではまだ桃の節句ではなかったりする。当地の桃の節句はひと月遅れで祝うことになっている。端午の節句はそのまま5月5日に行う。これはこの日がこどもの日になっているためかもしれない。さらに七夕も月遅れで8月に行われ、子供の頃は夏休みのラジオ体操が終わった後に笹のつゆをとったものだ。
月遅れでするというのは少しでももともとの旧暦に近付けて祝おうということなのだろうと思う。しかし、今年で云うと旧暦の3月3日は4月16日であるし、7月7日は8月16日と大きくずれ込んでいる。
旧暦の文化を引き継ぎながらも、実際は実態を伴わない懸け離れたことをしている。月遅れというせめてもの抵抗が何とも涙含ましい。
| 固定リンク
« 昨日入手の積ん読素材 | トップページ | 物価 »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
この記事へのコメントは終了しました。
コメント