物価
26年前の「芸術新潮」を入手した。定価900円。かなりしっかりした雑誌で、この価格は安いのか高いのか気になった。
この年というのはあたしが大学に入った年である。
この後バブルが起こるのだが、当時と今の物価はそんなに変らないのではないかという気がしてならない。煙草は税金があがったおかげで倍近くになってしまったのだが、缶ジュースはすでに100円したはずである。昼飯に大学の生協でよく買っていた調理パンは140円くらいしていた。
その後、役場に入るのだが、初任給は154000円ほどでちょっと厳しいなぁと思っていたのだが、18年後の来年度の上級新採の初任給は172200円だという。18年で2万も変らないというのが凄い。昭和40年代前半の大手繊維製造会社に勤めていた親父の給料は3万だったと云うから、平成に入っていかに物価が上がらなかったかということだろう。
インフレである必要は必ずしもないと思うのだが、働ければ食えるという状態にはやはりしてもらいたいと思う。
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