嬲られる者の身にもなってみろ
ジャック・ケッチャムの不快な小説『隣の家の少女 THE GIRL NEXT DOOR』(89)の映画化されたものが、日本でも公開されるらしい。映画化という話は結構以前から聞いていたのだが、2007年アメリカ映画ということで、今回の公開はこれまで単に日本での権利の買い手がいなかったのか、もともとの本国でも公開が行われていなかったのかよく判らない。
今日、午前中からこのブログのアクセス数が上がっていて、どうした事かと思ったのだが、どうもこの映画化された「隣の家の少女」が来月から公開されるというニュースに関心が集まり、検索で多くの人が訪れたようだ。
それにしても配給の“嬲[なぶ]られ”のレイトロードショー!という売り込みの仕方はいかがなものだろうか。これまでB級映画も少なからず見てきたのだが、こういった下劣な売り方をしている映画は見たことがない。あの「食人族」でさえ、こういった不快さをもたらすような売り方はしていなかった。
全国順次公開ということなのだが、どのくらいの館がこの映画を引き受けるのだろうか。
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