晩飯と電話
晩飯を作ろうと台所に立つと電話がかかってきた。相手はパソコンのこと等々判らないと何かにつけて聞いてくる人。今回は仕事で袋やら名札を使うのだが、どうやれば希望するようなものが見つかるのか、という質問だ。
最近の電話というのはありがたいもので、スピーカーを使うことで、テーブルに携帯を置いたまま会話が出来る。やや大きな声を出さないと聞き取りが悪い場合もあるが、調理をしながら応対することにした。
お米を研いで炊飯器にセット。炊き上がりは37分後である。年末に買った冷蔵庫の食材がいい加減だめになりそうな雰囲気で、ジャガイモがあったので、カレーを作ることにする。肉はボイルすじ肉、レバー(鳥)、砂ずりがあったが、すべてを放り込むことにする。食えればいいのだ。
電話では楽天市場のようなショッピングサイトで商品を検索することを勧める。どうやら楽天市場を見るのは初めてのようで、その説明からどういった画面を展開しているのか理解できなくなる。台所でジャガイモを切りながらなので、こちらもwebを見ての確認は出来ない。
あまりにも訳のわからない展開をしているようで、正直言って、こちらも多少苛立つ。普通に素直に見れれば、問題なく検索できるものなのだが、いったい、どこをどう触っているのだろうか。
あたしは基本的にご飯が炊き上がるまでに洗い物と副食を作ることにしている。40分というのは洗い物があれば40分はかなり短い。本日は幸いにも洗い物がなかったので、そのままカレーを作る時間となる。ジャガイモというのは20分も茹でていると崩れる。あらら、である。
それにしても判らない人というのはとことん判らないらしい。正月に実家に帰った時も、母親が宛名をPCで打ちたいというので、フリーの宛名ソフトを探してみるよう促したが、検索すらままならず、結局、途中でやめさせた。センスがないとPCは使えない。下の子は小1の時、ことごとく検索を使い倒して、ゲームサイトを見つけ出しては遊んでいたものだ。
宙での対応はさすがに限界があり、電話の向こうの人は、なんとなく探し方が判ったような気がするから、後は自分でするとのこと。電話が終わる頃には、ご飯もカレーも無事に仕上がり、すぐに晩飯をいただきましたとさ。
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