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2010年1月の31件の記事

2010.01.31

楳図かずお「わたしは真悟」

 昨日の3・4巻に一日遅れて、1・2巻が届く。いくら待ち遠しくても、途中の3・4巻からは読んでおらず、一気に全編の2/3を読んでしまう。

 漂流教室も目まぐるしい展開が繰り広げられたが、孤立した学校が主な舞台であり、飛躍はまだ制限されていたが、この「わたしは真悟」はそういった制限はなく、あらん限りの展開をしてくれる。これは凄い。

 毎週の雑誌を待っていれば、話の筋が暴れたところで、そんなに気がつかないと思うのだが、一冊30分、2時間ほどで読み進めると、プロットの蛇行に振り回されることになる。楳図先生、どこまで筋を考えて描き始めたのだろうか。真悟という名前は、随分後になって出てくるから、そこそこのストーリーは考えていたと思われるのだが、ペンが踊ってしまったということも考えられなくはない。

わたしは真悟 1
わたしは真悟 1

楳図 かずお (著)
コミック: 300ページ
出版社: 小学館
ISBN-10: 4091828655
ISBN-13: 978-4091828651
発売日: 2009/12/26
商品の寸法: 19x13.2x2cm

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わたしは真悟 2
わたしは真悟 2

楳図 かずお (著)
コミック: 300ページ
出版社: 小学館
ISBN-10: 4091828663
ISBN-13: 978-4091828668
発売日: 2009/12/26
商品の寸法: 19x13.2x3cm

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 82年からの掲載された作品なのだが、まだ一部の連中がPCをはじめた頃で、そんな中、こういったコンピュータを取り上げるのは随分と早いと思う。

 残り1/3あるのだが、初読で展開が楽しみで仕方ない。

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2010.01.30

ビッグコミックススペシャル 楳図パーフェクション!「わたしは真悟」

 あたしとしたことが、見逃していた。楳図かずおの「楳図パーフェクション!」で新刊「わたしは真悟」が出ていたのだ。あたしが読むコミックは限られていて、つげ義春、大友克洋と、この楳図かずおの作品くらいしかない。

 全6巻のうち、1・2巻が昨年末に、3・4巻が今月末の発行となっている。1・2巻については数日前に注文し、3・4巻については一昨日注文可能となったので、こちらも早速注文したのだが、先に注文したものはメール便、後から注文したものは宅配便という発送をされ、3・4巻だけが本日、届いてしまった。

わたしは真悟 3
わたしは真悟 3

楳図 かずお (著)
コミック: 284ページ
出版社: 小学館
ISBN-10: 4091830994
ISBN-13: 978-4091830999
発売日: 2010/1/29
商品の寸法: 18.8x13.2x2cm

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わたしは真悟 4
わたしは真悟 4

楳図 かずお (著)
コミック: 394ページ
出版社: 小学館
ISBN-10: 4091831001
ISBN-13: 978-4091831002
発売日: 2010/1/29
商品の寸法: 18.8x13x2.4cm

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 この楳図パーフェクション!シリーズの装丁は祖父江慎が担当しているのだが、今回もいらないことをやってくれている。

 表紙は透明なプラを使っている。プラ表紙というと、大友克洋のコミックにもカバーとして使われているものがあったが、「わたしは真悟」は表紙そのものである。見やすいように表紙を大きく開くとプラが割れて、表紙が外れかねない。

 本編が黄色等の蛍光色で色付けが行われている。全部ではなく部分的で、どういった理由でそういう色付けがなされているのか判らない。さらに紙の色だけでなく、紙質も部分的に変えられており、これも理由が判らない。

 表紙を繰るととびらがなく、いきなり本編になっている。

 相変らず、独りよがりなことを祖父江はやっている。

 初のリリースでコラボとかやるのだったら、仕方ないとも云えるのだが、すでに評価の完成したようなものに対して手を加えまくるのはどうかと思う。楳図パーフェクション!でなくて、楳図・祖父江パーフェクション!であるなら、文句は云えないものの、あくまでも楳図の作品を読むために買っているわけであって、装丁者ごときにこんなに表に出られるのは不愉快極まりない。

 まぁ、今回の造本も書籍の命ということを考えると普通のものより弱いことは明らかだし、書籍、読者に対する愛情に祖父江は欠けていると判断する。

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2010.01.29

GALACTICA/ギャラクティカ

 またまたDVDボックスをヤフオクで入手してしまう。Super!drama TVで見て気に入っていた「BATTLESTAR GALACTICA バトルスター・ギャラクティカ」である。どうやら4シーズンで完結するらしいのだが、その第一シーズンのDVDである。

 セルDVDのボックスだと8枚で2万もし、手が出ないのだが、これまたレンタル落ちが特典ディスクを除いた本編のみ7枚で4000円だと、送料を含めても5000円もせず、これまた手の十分に届く範囲である。

GALACTICA/ギャラクティカ 【起:season 1】DVD-BOX 1
GALACTICA/ギャラクティカ 【起:season 1】DVD-BOX 1

出演: エドワード・ジェームズ・オルモス, メアリー・マクドネル, ジェイミー・バンバー, ケイティ・サッコフ, グレイス・パーク
ディスク枚数: 4
販売元: アミューズソフトエンタテインメント
DVD発売日: 2008/05/23
時間: 452 分


GALACTICA/ギャラクティカ 【起:season 1】DVD-BOX 2
GALACTICA/ギャラクティカ 【起:season 1】DVD-BOX 2

出演: エドワード・ジェームズ・オルモス, メアリー・マクドネル, ジェイミー・バンバー, ケイティ・サッコフ, グレイス・パーク
ディスク枚数: 4
販売元: アミューズソフトエンタテインメント
DVD発売日: 2008/07/25
時間: 315 分

 それにしてもアメさんのTVドラマは凄い。日本の映画をはるかに凌駕している。資本力もあるのだろうが、センスも違うような気もする。日本の場合は、映像もショボいが、ドラマもドラマになっていないことが多い。大人の鑑賞に耐えられない温々のものがあまりにも多すぎる。TVドラマが消費物だとしても、レベルが低くは過ぎないか。

 続きはヤフオクとかで様子を見ながらになる。1シーズン1万でもキツい。いつ全完揃えられるのだろうか。

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2010.01.28

BLUEDOT 7型ポータブルDVDプレーヤー
CPRM対応スリムモデル BDP-1726

 書籍もそうなのだが、DVDも実は積ん読がひどい状態である。気分的に鬱気味であるということなのかもしれない。映画を見ると云うことは意外と受身的な作業ではなく、能動的でなければ出来なかったりする。最近は、やもすれば睡眠に逃げ込む傾向があって、DVDも開封はするものの、山積みにしてしまっている。

 ということで、買ったのがポータブルDVDプレーヤー。これまで、こんなものを買うことになるとは思ってもみなかった。寝床に入って、結構、携帯で録画したワンセグ放送を見ていたりするので、同じようにDVDを見ることが出来るようにすれば良いのではないかと思った次第。

BLUEDOT 7型ポータブルDVDプレーヤー CPRM対応スリムモデル BDP-1726K
BLUEDOT 7型ポータブルDVDプレーヤー CPRM対応スリムモデル BDP-1726K

ディスプレイ : 7型 800×480×3(RGB)=115万画素
再生可能ディスク : DVD,DVD-R/RW,DVD+R/RW,CD,CD-R/RW
対応メモリーカード : SDメモリーカード,SDHCメモリーカード
バッテリ駆動時間 : 約5時間(DVD再生時,液晶表示ON)
外寸(W×D×H) : 190×142×29mm
重量 : 約720g(バッテリパック除く)
備考 : CPRM対

 ディスプレイが7型ではあるものの、800×480×3(RGB)=115万画素の高精細なTFT液晶であるため、見辛いと云う印象は全くない。寝床に入って、すぐ側に置いて見るのには絶好である。バッテリーが外付けで大きいものの、5時間は持つので、安心して晩飯を作りながら鑑賞することもできる。また操作でリージョンフリーにできるという点もいい。

 まぁ、こんなものを買ってしまうなど、あたしも情けなくなったものだ。

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2010.01.27

12年もの

 以前にいた部署の職員から連絡があった。Accessで作ったプログラムが動かないから見て欲しいと云う。

 役場では全職員にPCが宛がわれているのだが、少し前に一部の機械についてリースが切れて、新しいものに入れ替わっていた。OSはもちろんWindows7で、Offeceも最新版となっている。庁内の電算を管理している部署は、バージョンが入り乱れることについて、対応不可能としているのか、そのまま最新のものを導入してくれるから、本当に有り難い。その連絡のあった職員も新しい機械になったようだ。

 突然の連絡と云うことではなく、あたしがその部署から異動して出た時に、代わりに入ってきた職員から、もしもの場合は面倒を見てやってくれという話があった。

 とりあえず、現物を見ると、そのプログラムはあたしが作ったものではなかったようだが、組んでいるマクロで指定しているパスにファイルが置けない(新しい機械にはDドライブがない)ということから生じた問題のようで、パスの指定の変更をするように指示した。

 Accessは上位バージョンに対する互換性が完全ではなく、バージョンによっては泣かされることがある。2000に移行する時だったか、日本語名のモジュールがすべて認識されなくなって、コードを書き直す時は本当に辛かった。とにかく見落としが怖く、作った人間かそうでないかといったような類の話ではなかった。それ以降は、表示についてメソッドがなくなるといったこともあったが、まぁ、全く動かないということは生じていない。だから、今回もそんなに危惧はしていなかった。

 どうやら、あたしが作ったものに関しては問題なく動いているようだった。12年間、そのまま動かし続けられているプログラム。ご苦労様である。

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2010.01.26

ケイゾク

 堤幸彦のドラマ「ケイゾク」の一連のDVDをヤフオクにて入手する。コンプリートBOXではなく、ばら売りのTVシリーズ、特番、映画の8枚が一括で出品されていた。落札価格は10,500円。この程度なら、まぁ、許容範囲の価格である。

ケイゾク DVDコンプリートBOX
ケイゾク DVDコンプリートBOX

出演: 中谷美紀, 渡部篤郎, 徳井優, 長江英和, 竜雷太
ディスク枚数: 8
販売元: キングレコード
DVD発売日: 2006/04/26
時間: 746 分

 この後の堤の作品であるQUIZやTRICKはどうにも入り込めなかった。あまりにもノリが軽すぎる。ケイゾクもかなりノリの軽さがあって、やや鼻に付くところがあったのだが、それでもシリアスなエピソードも並行して進んでいて、微妙な調和がとれていた。何かにつけて、ボケと突っ込みは明白ではなくてはならないもので、どちらもボケであればうんざりするものである。TRICKはコンビというより、登場する人間全部がボケボケにしか見えず、かなり酷かった。

 あらためて、ケイゾクを見直しして、やはり斬新なスタイルで、10年経っても全くと云っていいくらい時代を感じさせない。精々、出演者が若いというくらいである。

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2010.01.25

見栄を捨てる

 所ジョージが深夜番組で、えらぶならい。生きていることを有り難いと思っていると、楽に生きていけるといったようなことを云っていた。

 まぁ、他人と競っても仕方がないということだと思う。

 あの人は自分の世界に生きているようなひとで、その生き方は非常に理解できる。周りの人と比べて、ちょっと優れているのを安心すると云うのは馬鹿げている。貧乏でも好きなことが出来ていれば、それが一番幸せなんではないかと思う。

 人の上に立って支配しようなんて、なんてケチ臭い感覚なんだろう。もうあたしの理解を超えてしまっている。

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2010.01.24

後ろ姿

 今日の出来事ではなくって、しばらく前のこと。

 隣町にちょっとした商店の連なった通りがある。おそらく昔の街道沿いだと思われる。狭い通りで、しかもいつも信号待ちに合う。

 そうやって、ぼんやりと信号を待っていると、若い女の人が後ろから歩いてきて、同じく信号が変るのを待つ。後ろ姿ばかりで、正面を見ることが出来ないのだが、年齢的には二十過ぎといった感じの若い娘である。すらりとした長身でよいスタイルである。

 この辺りまではごく普通の感じなのだが、その立ち姿になんとも云えぬ色気があるのだ。突っ立っているだけなのに、妙に雰囲気がある。なんとはなく、そこいらの娘でないと感じさせるのだ。芸能人は立っているだけで絵になるものだが、それと同様な感じがあった。

 その娘というのは、実を云うと同じ場所で別の日にも見かけたことがある。というか、あるはずである。その時も強烈な印象を受けたからである。そうそうあの雰囲気を持ちあわせている市井の人はいない。

 正面からその姿を見たことはないのだが、見たとしても、幻滅することはないような気がする。

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2010.01.23

Garmin ガーミンの馬鹿

 朝マックをしに、朝から外に出る。車を走らせていると、何だか遠出をしたい気分になった。たまたま走っている国道が、隣県に直接向かっているような道だったので、久しぶりに行ってみようと思った。距離は110kmでそれほど遠くはないが、山地を横断する道路で、やや短調である。

 その隣県には10年くらい行ってないような気がする。学生時代は、そこに名画座があったことから、映研の仲間と連れ立ってドライブがてら半年に一度は映画を観に行っていたものだ。その映画館で観たのは、「ライト・スタッフ」やら「薔薇の名前」、リバイバルの「十戒」とかあったように思う。地下に入り口のある映画館は、在学中に閉館となった。

 そう云えば、35年くらい前まで伯母が住んでいた街でもあり、何回か親に連れられて行ったような記憶もある。えらく遠いところという思いが残っている。その伯母も神戸に嫁いでいって、震災が起こるしばらく前に癌で亡くなった。伯父や従兄弟も罹災したが、幸いにも怪我はなかった。

 その街に着くと、坂本竜馬でお馴染の桂浜に行きたくなった。ここは夜しかしらないところである。独身時代は、夏、ふと夕涼みに行ってくると云って、桂浜に行き、一服してそのままとんぼ返りしていたものだ。太平洋のような島のない海には馴染みがなく、沖の遙か向こうに雷がなっている光景がなんとも言えず大洋という印象だった。

 昼間の桂浜は人出が多く、つまらない。あたしは観光地というものが嫌いである。人を見に行くという趣味はない。

 ということで、Garmin ガーミンのnuvi205のナビゲートするままに自宅まで帰ることを試みることにした。距離は120kmで、普通には2時間半といったところである。

 ナビが示すルートは国道の通っている街なかに向かうものではなく、まったく別の静かな地域を突き進むもの。おそらく一度も走ったことのない、また、全体的にどのあたりになるのかも判らない状態である。完全にナビを信じて走ってみることにする。ルートはやや大きめの道からわき道に入る。山に向かうような道で、いわゆる林道的な感じだ。さらに進むと、山を越えるような道であることがわかった。県道というような標識があるものの、ガードレールのない、すぐ横は斜面で、しかも離合は不可能、運転を誤ればそのまま斜面を転がっていくというような道で、当然のようにくねり道である。

 あたしはこの手の道が好きなので、ただ無謀な対向車が来ないことだけを祈りながら、ハンドルを切り切りしていたのだが、人によってはかなりビビるに違いない。余程のことがない限り普通は避けるような道であると思うし、まず、普通には知らないと思われる。実際に10数kmの道のりがあって、離合したのは車2台とバイク1台だけだった。

 標高もまずまず高く、300mくらいのところになっていた。見晴らしも結構よかった。が、ナビがあるからこそ、そういうような余裕がある訳で、やがて山を降りて、いつもの国道に出た時はホッとしたものだ。国道に出てからは、道なり60kmという塩梅で、何とも詰まらないルートである。

 カーナビというのは必ず目的地に到着はするものの、どういったルートになるかはわからないということで、想像以上の大冒険にもなりかねない代物であるようだ。

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2010.01.22

牛丼を食す

 ここ数日、本当に晩飯はお茶漬け海苔でのお茶漬けだけという生活になっているので、週末だからということもあり、牛丼を食うことにする。店舗で食っても良かったのだが、仕事が引けたのが11時でいい加減、家でゆっくりしたいということもあって、ドライブスルーで買って帰った。

 牛丼チェーン店は自宅からすぐのところにあるのだが、これまた、すごい状況になっている。

 一番最初に出来たのがすき家である。数年後、通りのすぐ斜め向いに吉野家が出来た。目と鼻の先で、本当に喧嘩を売っているとしか思えないような店の構え方である。その勝負的には後発の吉野家が勝っていそうである。

 吉野家にはドライブスルーがなく、つい先日もすき家のドライブスルーを使おうと思って店舗の敷地内に入ると何だか雰囲気が以前とは違っている。よく見るとすき家ではなく、なか卯だった。この店舗が出来たのはまったく気づかず、すき家と同じ通りに100mくらい離れているだけなので、間違えて入ってしまったのだ。

 100mの間に3つの牛丼チェーンとは、異常であるとしか云いようがない。

 とりあえず本日は、すき家にて牛丼の特盛り480円を買ってきて、晩飯とす。

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2010.01.21

晩飯

 ここ数日は、どうしようもなくなって残業をしている。

 残業といってもそんなに遅い時間まではやっておらず、10時には引き上げている。しかし、この時間というのが近所の行きつけのスーパーの閉店時間で、買い物には行けなくなる。ジャスコとか、もうしばらくやっているスーパーもあるのだが、車で5分が面倒で仕方ない。

 食材は週に一度の買い物で冷蔵庫の中にはおかずになるようなものが、すでに何もない状態だ。米はあるから、ご飯は炊けるのだが、何をツマにしようかと困る。とりあえず、永谷園のお茶漬けがあるようだから、これで済ませる。

 ひとり暮しはなかなか面倒である。

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2010.01.20

革のハーフコート

 今日は少しばかり気温が高く、朝7時の気温が5度を越えている。ここしばらく、1、2度と云う日が続いていたので、暖かいと云う感じになってしまう。

 毎朝、出勤前に気象庁のサイトで7時の気温を確認する。測候所が自宅から1kmも離れていないので、サイトの数字がそのまま外の気温だと思ってもいい。この気温が5度以上か以下かで、うえに羽織るものを変えている。5度以上ならインナーのない薄手のパーカーで、それ以下なら革のハーフコートにしている。もちろん、バイク通勤なので、雨の降るような予報が出ているのなら、革は断念しなければならない。さすがにこのうえに合羽は着る事ができない。

 それにしても通勤時に周りを見渡しても、革物を着ている人のいないこと。防寒に気を使っているような人は、ほとんどダウンジャケットである。羽毛布団が暖かいので見当はつくのだが、ダウンジャケットは暖かいということなのだが、どうも使う気が起こらず、いまだに持ち合わせていない。それは、とにかく嵩張るからである。職場には個人ロッカーがあるのだが、事務所とは別所にあって、わざわざ使う気にならないのである。パーカーやら革のハーフコートであれば、机のまわりに突っ込んでおくスペースがある。

 革の上着というのは、防風も完璧であるし、生地も厚いので寒さを通さず、これを着ていると寒いと感じたことはない。ただ、袖が完全に開いていて、バイクに乗っていると風が吹き込んでくる。これもひどい場合は、ゴムか何かで括れば良いと云うことである。非常に好きな着物なのだが、まわりに使っている者がいないというのは不思議な話である。流行り廃りの激しいものなのか。

 このコートは10年くらい前に実家に行った時に親父に貰ったもの。革のハーフコートというと聞こえは良いが、工事現場の警備員が着ているようなタイプのもので、色気はない。学生時代は、友人から、海外旅行に行った兄貴が買ったのだけど、使わなくて勿体ない、という革のトレンチコートを5万円で買い受けて愛用していた。これに勝る防寒服はなくて、元旦の寒空の下、標高1000m近くの山まで原付ツーリングをしても、全く平気だった。まぁ、黒い革のトレンチコートにサングラスをして闊歩していたので、いつも知り合いからは「それは、拙い」とたしなめられていたものだけども。

 ということで、冬というのは夏と比べて、変化のある日々である。

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2010.01.19

泣き面に蜂モード突入

 今年に入ってからというものの、仕事が訳がわからないような状態になっている。

 あたしは雑用庶務をやっているのだが、以前は専任係長とアルバイトの女の子の3人でやっていたのが、昨年の4月からは係長は兼務でこちらはおまけ、アルバイトの替わりに年配の女性職員が付いたのだが、別の係が人員削減で、これまた兼務的な状態。各係の本業的なところ以外の雑務はすべて面倒を見ないといけないので、意外と気が抜けない。

 年配の女性職員のダンナさんが末期癌ということで、年末から介護のために休暇を取るようになった。家庭あっての仕事であるし、こちらも何も云えない。実はあたしも過去に辛いことがあった。義母が亡くなった時、葬式で忌引きしているにもかかわらず、上級官庁に提出する報告文書を作るために、葬儀の前と終わってから職場に来るように命じられた。そんな馬鹿なことは普通はないのだが、困る、のひと言で譲ってもらえなかった。結局、黒ネクタイで仕事をしなければならなかった。もちろん、カミさんの心証は悪く、家庭の状態を悪くする原因のひとつになっている。

 結局、ダンナさんは先週末にお亡くなりになり、相方の女性職員は月末近くまで忌引き。 1.5倍くらいの仕事になってて、とにかくどれから手をつけようかと考えないといけない状態なのに、さらに会計検査院が10日ほどで検査のための調書を作れといってくる。誰も手伝ってくれる訳でもなく、泣きたい日々が続く。一日が長いのか短いのかよく判らないのって素晴らしい!

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2010.01.18

Windows7にWXGを

 OSに備え付けの日本語入力ソフトMS IMEはあまり使い勝手が良くなく、しばらくはATOKを使っていた。一太郎は職場の環境にはなく、使うことはなかったのだが、ATOKに付いて来る一太郎として購入し、バージョンアップを続けていた。一太郎のバージョンアップは単品なので、MS Officeよりかははるかに気楽に出来たものだ。

 しかし、ATOKもそんなにバージョンアップしても代わり映えしなくなり、母校のOB夫妻による使わない最新の日本語ワープロがあっても特段嬉しいものではなかった。ということで、FPM専用ソフトにWXGというものがあると知り、試しに使ってると、これがカスタマイズが優れていて使い勝手が恐ろしく良かった。

 WXGはver3くらいから使い始めて、最終版のver4にバージョンアップして、10年ちょっとになるのだが、結局ずーっと使い続けている。幸いにも98からXPに移行しても、インストールには影響なかったし、辞書ファイルもそのまま育て続けてきている。WXGは変換に癖のないFPMで、ATOKよりも使い易いのではないかと思う。

 パソコン通信からネットに入ってきたもので、とにかくこうやって文書を打つことは少なくない。自分の思い通りの漢字変換がなされないと非常に気分が悪くなるものである。そんな訳で、今さらWXGから離れようという気は起こらず、使えなくなることがむしろ恐怖になる。

 そんなわけで、新しいネットブックでWXGが使えないと地獄だな、と思いつつ、試しにインストールしてみると、そんなに問題なく動いてくれるようで、実際にこの文章もWXGを使って書いている。Windows7でもWXGが使えるのは本当に嬉しい。

 しかし、日本語入力ソフトの辞書を育てようという発想のない人が多くてびっくりする。あたしは自分の辞書を失うと半狂乱になってまいそうになると思って、定期的に辞書ファイルのバックアップを行っている。

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2010.01.17

目刺し

 スーパーに行くと目刺しがあったので買う。小さな紙箱に30匹くらい入ったもの。

 目刺しはもちろん御茶漬け用である。

 御茶漬けというと花かつお御茶漬けが好きである。ご飯をついだお茶わんに山のように花かつおを載せて、上から白湯を注ぐ。花かつおの旨みと、しゅんとした身が塊となってちょっとした歯ごたえが出るのがいい。

 目刺しの場合は、適当な大きさにちぎったものを同じようにご飯の上にちりばめて、やはり白湯をかける。

 花かつおと比べると目刺しの方が味が濃い。だから、何匹かあれば充分である。

 目刺しには塩を使っているものの、極力、調味料を使わない食材もいい。いずれも出汁をとるのに用いられるようなものだから、十分すぎるほどに旨みがある。

 実に幸せで、年がら年中、これを食っていても文句を云わないと思うのだが、さすがに栄養不足になりそうである。

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2010.01.16

スゴイケーブル・ネオ

 昨年末にネットブックのacer Aspire One AOD250-BW18を購入したのだが、これはしばらくはLet's note CF-W2のサブ機というような位置づけのつもりである。だから、データをいくらかは移行させることが必要となる。

 データの移行というと普通は、外付けHDDやらを用意して、いったんそちらにデータを移してから再び別のマシンに対して処理を行うことになる。これが結構、時間がかかり面倒なのである。

 スゴイケーブル・ネオという製品があるようで、これを使えば、直接マシン同士でデータの移動が出来るらしい。

システムトークス スゴイケーブル・ネオ USB転送リンクケーブル SUGOI CABLE NEO SGC-20NEO
システムトークス スゴイケーブル・ネオ
USB転送リンクケーブル SUGOI CABLE NEO SGC-20NEO

 スゴイケーブルというふざけたような製品名なのだが、これがなかなか使えた。2GのUSBメモリの尻尾にもUSBケーブルがつくような製品なのだが、このメモリに通信プロコトルに係るソフトが入っているようで、そのソフトが自動起動することによって、データ通信が可能になる。

 通信速度も思ったより速く、1Gでも数分で終わる。たとえばUSBメモリを介して移動させた場合と比べると数分の一の時間で終えるのではないかと思う。XPと7というOSを違えても処理は可能である。

 また、ネットの環境のないPCでもネットにつながるマシンがあれば、これを介して、ネットに接続できる。無線LANの内蔵されていないような古めのマシンがあるのなら、使えるシーンは少なくはないのではないかと思う。CDドライブも共有できるという触れ込みだったが、AOD250とCF-W2間では残念ながら、何かしら問題があるようで不可能だった。

 値段的にもそんなには高くなく、手軽にケーブルを繋げるだけでデータをやり取りできるのは非常にありがたい。

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2010.01.15

本日入手の積ん読素材

 絶版になってて、ヘンな高値のついていた書籍なのだが、新装で再発されたので購入する。

 道具がどのように作られていくかが興味深い。

フォークの歯はなぜ四本になったか 実用品の進化論
フォークの歯はなぜ四本になったか
実用品の進化論

ヘンリー・ペトロスキー (著), 忠平 美幸 (翻訳)
単行本(ソフトカバー): 480ページ
出版社: 平凡社
言語 日本語
ISBN-10: 4582766935
ISBN-13: 978-4582766936
発売日: 2010/1/9
商品の寸法: 16.2x11x2.8cm

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2010.01.14

対前年同月の電気使用量

 郵便受けに「電気ご利用量のお知らせ」が入っていた。先月分の請求は2,858円。その前月は2,651円だったらしい。利用電気量はそれぞれ、143kWh、134kWh。

 飯を食う時はリビングにいるが、そのほかは書斎にいる。書斎はあたしの寝室でもある。ここ電気は切れているので、書斎机の電気スタンドの明かりだけで過ごしている。6畳間で回りは本棚なので狭く、スタンドの明かりだけで十分とは云わないが、部屋の隅まで明かりは届いている。

 もともと日本では通常となっている直接照明のフラットな光はあまり好きでなく、ひと部屋に一灯というようなやや薄暗い間接照明的な弱い光の方がよい。スタンドも本当は白熱灯がいいのだが、電気量がかかるのと頻繁に切れるので買い溜めを忘れると他の明かりがないため、コンビニに走らなければならなくなる、ということで、色気のない色の蛍光灯電球を入れている。

 そんな生活をしていて140kWhというのは、なかなか電気の使用量は落とせないものなんだということである。かといって、さすがに冷蔵庫の電源は切れない。

 それで、前年同月の電気量も参考で掲載されているのだが、それが621kWhという数字。当時は家族4人で生活していたのだが、単純に4倍ということもなかろう。何にそんなにむ電気がかかっていたのか、不思議で仕方ない。エアコンもここ数年使っていないはずなのだが。

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2010.01.13

暑さ寒さも...

 暑さ寒さも「彼岸まで」、ではない。暑さ寒さも慣れれば、大したことない、らしい。

 全国各地がそうであるように、当地も今日は寒気のために冷え込んでいる。南国であるにかかわらず、氷点下1まで下がったし、日中も4度止まりで、2度くらいの気温が続いている。

 しかし、これが特に冷え込んでいるという感じがしないのだ。出勤時は0度くらいだったと思うが、ちょっと冷え込んでいるなと感じる程度。家でもストーブやエアコンを使わず、せいぜいハクキンカイロを1つ使っているのだが、それでも充分くらい。少し前は、足が冷えて寝られなかったことがあったが、そういうこともない。

 シベリアかどこかで、冬の平均気温がマイナス17度くらいのところがあって、寒いと感じるのは何度くらいかというと、マイナス25度くらいかなぁ、などということを住民が話しているドキュメンタリを先日見た。慣れれば、寒さもなんともなくなるものなのである。

 それにしても雪が降らなかったのは幸い。降雨があれば、まず間違いなく雪になっていたはずなのだが、天気には恵まれていた。寒かろうが寒くなかろうが、雪が積もった日にはあたしは外出できなくなるのである。

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2010.01.12

隣の住民

 なにやら年末から食料費の買出しに行っておらず、仕事を引けてから今年初の買い物に行こうと靴を履いていると、呼び鈴が鳴る。ボタンを押した途端に住民が現れたから、来客は驚いた筈である。

 表に立っていたのは若い二人連れ。女の子が子供を抱いている。男から「子供が生まれましたので、うるさくなると思いますが、よろしくお願いします」と包みを渡された。

 隣は若夫婦だったんだと初めて知った。隣が越してきてからずいぶん経つのだが、住民の姿を見たことはなかった。引越しの挨拶を受けてもいない。とにかく、水商売をしている女の人に多い酒枯れした年配の女性の声がよく聞こえてきて、感じがあまりよくなかったものなのだが、彼らの親だったのかもしれない。大晦日なんぞには、若い男の声でカウントダウンも聞こえてきていた。

 いずれにせよ、両隣は0歳児のいる若い家庭ということらしい。

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2010.01.11

明田弘司「百二十八枚の広島」(09)

 広島平和記念資料館メールマガジンでの紹介で知った写真集である。広島の出版社による書籍で、原爆の投下を受けたヒロシマが復興していく様子を昭和20年代から昭和30年代の写真で紹介される。

 原爆のヒロシマなのだが、この写真集を見た限りでは原爆ドームがあるくらいで、特有の印象はない。戦時中は多くの都市が空襲を受け、焼け野原になってしまった。当地もその例外ではなく、郊外に行かないと戦前の建物は見当たらない。ヒロシマは原子爆弾の被害を受けたと云う影響のために数年の遅れはあったものの、その復興の姿は他所と変らないように見える。

 原爆スラムの様子が判るような写真があればいいと思っていたが、残念ながらないようだった。

百二十八枚の広島
百二十八枚の広島

明田 弘司 (著)
単行本: 127ページ
出版社: 南々社
ISBN-10: 4931524737
発売日: 2009/08
商品の寸法: 25.2x18x1.4cm
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 それにしてもこの時代の人の姿には生活感がある。良い意味での生活感である。足が地に着いた感じの落着きがあって好きだ。

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2010.01.10

一年間の結果

 別居中のカミさんがやってきて、話があるという。また生活費が欲しいとでも云うのかと思っていると、一年間の区切りとして今後のことを考えると、このまま別居は意味がないので、いったん戻りたいという。

 うつ病を抱えてて、なんにしろ自立はまず不可能だろう。

 子供と一緒に暮らせるのは何よりも嬉しいことだし、別にNoという返事をする理由はない。

 しかし、いつ戻ってくるのかは不明。しばらく時間がかかるに違いない。

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2010.01.09

隣町の山で見たもの

 Garmin ガーミンのnuvi205のような簡単なナビであろうとGPSがあれば、山道の脇道に突っ込むことも怖くはない。ということで、隣町の山に入ってみる。

 半島で1000m強の山があるようなところで、山深くはないが、そんなに開けてもいない。途中、高速道路が走っているが昔の街道沿いに作られており、やはり完全に新しく道を通すというのはないようだ。

 という感じのところを走っていた。そこは林道ではなく県道で、なかなか広い整備されたような道だったのだが、道路を横切るものを見て驚いた。猿だった。野生猿が道の中ほどにいたのだが、車に驚いて山に逃げ込んだのだ。

 こんなところにも猿が生きているのだと驚く。地域によっては猿の被害が多くて困るといったようなことをニュースで見聞きするのだが、このあたりでそういう話を聞いたことはない。

 猿というと母親の実家で昔、猿を飼っていたことがあったようなのだが、死んでしまい、剥製にしたものが残されていた。いつも背を向けて置かれていたのだが、それでも幼かったあたしには怖い存在であった。

 それにしても自宅から20数キロのところで野生猿を見るとは思っても見なかった。

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2010.01.08

カレーの成分

 昨日作ったカレーは鍋いっぱいで、もちろん数日間かかって食べるつもりである。ご飯も4合炊いて、冷凍している。これからの数日は、軽く食事をすることができる。

 驚いたのは、カレー鍋につけていたプラスチック製のお玉が、完全に黄土色に染まってしまったことだ。洗ってもまったく落ちない。そういえば、あたしが使っている箸も先のほうが黄土色になっていて、どうしたことかと思っていたのだが、これもカレーに染められてしまっていたようだ。

 染められる方も染められる方なのだが、それ以上にカレーが染める能力のあることに驚く。普通の市販のルーを使っているのだが、一体何が入っているのやら。

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2010.01.07

晩飯と電話

 晩飯を作ろうと台所に立つと電話がかかってきた。相手はパソコンのこと等々判らないと何かにつけて聞いてくる人。今回は仕事で袋やら名札を使うのだが、どうやれば希望するようなものが見つかるのか、という質問だ。

 最近の電話というのはありがたいもので、スピーカーを使うことで、テーブルに携帯を置いたまま会話が出来る。やや大きな声を出さないと聞き取りが悪い場合もあるが、調理をしながら応対することにした。

 お米を研いで炊飯器にセット。炊き上がりは37分後である。年末に買った冷蔵庫の食材がいい加減だめになりそうな雰囲気で、ジャガイモがあったので、カレーを作ることにする。肉はボイルすじ肉、レバー(鳥)、砂ずりがあったが、すべてを放り込むことにする。食えればいいのだ。

 電話では楽天市場のようなショッピングサイトで商品を検索することを勧める。どうやら楽天市場を見るのは初めてのようで、その説明からどういった画面を展開しているのか理解できなくなる。台所でジャガイモを切りながらなので、こちらもwebを見ての確認は出来ない。

 あまりにも訳のわからない展開をしているようで、正直言って、こちらも多少苛立つ。普通に素直に見れれば、問題なく検索できるものなのだが、いったい、どこをどう触っているのだろうか。

 あたしは基本的にご飯が炊き上がるまでに洗い物と副食を作ることにしている。40分というのは洗い物があれば40分はかなり短い。本日は幸いにも洗い物がなかったので、そのままカレーを作る時間となる。ジャガイモというのは20分も茹でていると崩れる。あらら、である。

 それにしても判らない人というのはとことん判らないらしい。正月に実家に帰った時も、母親が宛名をPCで打ちたいというので、フリーの宛名ソフトを探してみるよう促したが、検索すらままならず、結局、途中でやめさせた。センスがないとPCは使えない。下の子は小1の時、ことごとく検索を使い倒して、ゲームサイトを見つけ出しては遊んでいたものだ。

 宙での対応はさすがに限界があり、電話の向こうの人は、なんとなく探し方が判ったような気がするから、後は自分でするとのこと。電話が終わる頃には、ご飯もカレーも無事に仕上がり、すぐに晩飯をいただきましたとさ。

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2010.01.06

不便なのがいい

 致せり尽くせりはどうにもつまらない。いまひとつ不便だが、工夫を凝らせる余地がある方が、はるかによい。そうやって得ることの出来たスタイルが本当に勝手のよいものになる。

 しかし、そういう工夫の余地のあるものを作るというのはなかなか難しいことのような気がする。隙があるというのが条件になるのだが、どうやれば隙が出来るのか、計算は難しい。作り込み、却って勝手を悪くするというのはいかにも簡単なような気がするのだが、果たしてその反対は可能なのか。

 今日、使っているシステムのショートカットについて、「こんなもの面倒だからなくして欲しい」というようなことを云う若い主がいた。あたしなどはマウスはなるべく使いたくない派だから、すべての操作がキーだけで行えるショートカットキーを多用するシステムが好みだったりする。

 人によっても背景が違うものだし、一番使い勝手のよい方法は各人が見出すというのが、第一にはなるのだが、それでも少しでも取り幅のある状態にしておくのがよくて、それを意図的に行うのはなかなか難しいものなのである。

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2010.01.05

370,000番目のお客様は...

 15,000番目、20,000番目、25,000番目、30,000番目、33,333番目、34,567番目、40,000番目、44,444番目、50,000番目、55,555番目、60,000番目、66,666番目、70,000番目、77,777番目、80,000番目、88,888番目、90,000番目、99,999番目、100,000番目、101,010番目、111,111番目、123,456番目、130,000番目、131,313番目、133,331番目、140,000番目、150,000番目、160,000番目、170,000番目、180,000番目、190,000番目、200,000番目、210,000番目、220,000番目、222,222番目、230,000番目、234,567番目、240,000番目、250,000番目、260,000番目、270,000番目、280,000番目、290,000番目、300,000番目、310,000番目、320,000番目、330,000番目、340,000番目、350,000番目、360,000番目に訪問された方にプレゼントをしようと思っていたのですが、いずれもダメだったようです。51度目のトライで、今回は370,000のキリ番です。

 読書グッズP-hookのプレゼントを希望される方はこの記事の "1万5千" を "370,000" に読み替えて、気に留めておいてください。

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2010.01.04

仕事始め

 正月休みが明けてしまった。6日間の休暇はやはり短い。役場の仕事もしておこうかと思ったが、そんなことをする暇はなかった。あと数日あれば、それを使っていたかもしれないが。

 仕事始めの日にしては最悪の日となった。寒い。今シーズン初めての氷点下となってしまった。出勤時間はおそらくちょうど0度くらいだったに違いない。休暇が続いてその間温められなかった役場は冷え込んでいて、一向に温まらない。かなり辛い日が数日続く。

 それにしても4日というとまだ多くのところが休みなのだろうか。妙に車が少ない。もちろん高校生はまったく見かけないのだが、交通量も2/3くらいのような感じで、準備にもたついた割にはそんなに職場に着くのが遅くなかった。

 それにしてもこんなに冷えるとなかなか寝付けない。上半身は半纏を着ていると寒さ知らずなのだが、足は完全に冷え切ってしまっていて、ちっとも寝付けない。体を海老のように丸めて、温まろうとするのだが、そんなのは気休めにしかならない。それでも気がつくと寝入っていたりするのだが、その時にはすでに足もポカポカしていて、布団から出してみてもそんなに冷たく感じたりしない。暖かさのスイッチが入ったようで、これが出勤するまで続くので朝、たまらなく寒く感じたことはない。不思議な現象である。

 ということで、足が冷たく寝つきが悪くなりそうな時は、足湯をしてみることにした。下半身の寒さで寝付けないでいる時の時間はなかなかもったいない物であるあるからだ。

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2010.01.03

リアルドライビングゲーム

 休みも最後なので、車を転がすことにした。

 ガーミンのnuvi205というカーナビをつけて走ってみたのだが、これが面白い。山道を走ってみると最高なのだ。

 nuviの地図表示にはトラックアップ、ノースアップ、3Dという3つの表示方法がある。トラックアップは、車の進行方向に合わせて地図を回転させ、常に上向きに車が走っているように表示する。ノースアップは常に北を上に表示するという普通の地図の表示法で車が向きを変えて地図上を走る。3Dは基本的にトラックアップなのだが、俯瞰表示をさせるので、すぐ先の道の状況がよく判る。

 くねった山道で、この3D表示をさせて走ると、完全に実車でTVゲームをしているような感じなるのだ。衛星の捕獲がよいので、そんなに表示が遅れることもなく、すぐ先のカーブが表示されるので、そのままカーブに入るという感じた。実車を使ってのドライビングゲームはかなり面白い。見知らぬ土地のワインディングロードもまったく怖くないといったとんでもない状況になる。

 それにしても今まで入るのを避けていたような山のわき道にも平気で入れるようになったのは本当に嬉しい。行動範囲が広まったというレベルではないと思う。

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2010.01.02

実家に帰る

 実家に帰る。といっても10kmも離れておらず、車で20分程度である。近いから帰ってなかなか立ち寄る気が起こらず、年に1、2度程度になってしまう。

 親父は70過ぎても叔父の造園業を手伝っているようで、足腰が痛いといっている。お袋もまもなく70になろうというのに放浪癖が直らない。1日は山歩きに行くから来るな、ということだった。近いうち、またヨーロッパに遊びに行こうかと云っている。行って遊んで帰っては、その土地の絵を描いて売っていたりする。絵が売れるから感心する。そういえば、全国紙の地方版に最近始まった裁判員裁判の法廷画を載せていたりした。10分間で書き上げる条件で、報酬は1万円だったそうだ。

 とにかく食え食えという。もてなしというのは、まず食わせることから始まるらしい。正月に数キロ太ったとかというような話を聞くが、それも無理なことではないという気がする。幸いにもあたしは飲めないので、アルコールは一切テーブルの上には乗らないが、飲む人間がいるととんでもないことになるだろう。

 それにしても3つの時から四半世紀を過ごした家なのだが、すでに家を出て15年も経つと自分の居場所はないという気がする。空間は意外とシビアである。

 親父が泊まって行けというので、親孝行のつもりで泊まってことにした。

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2010.01.01

Windows7 Starter

 正月早々ひとりで何もすることがないので、新しいPCをいじくる。

 新しいOSを使うのは5年振り。ネットブック仕様のPCで用いられるOSはWindows7 Starterということになるらしい。OSでCPUやらHDD、メモリのサイズが統一されるのはどうにも解せない。まぁ、財布と相談した結果なので文句は云うまい。

 それにしてもWindows7 StarterはちんけなOSである。XPを使った時は、98の不安定さ等々長らく使っていたのが悔やまれたりしたものだが、このWindows7、Starterというバージョンに問題があるのかも知れないが、使っていてあまり嬉しくない。

 一番の驚きはエクスプローラがまともに使えたものではないということだ。ファイル管理にはこのエクスプローラというファイラーが必要不可欠なのに、なんか動きがまともではない。ディレクトリの中身を表示しようとすると、勝手には表示されず、Enterを押す必要がある。こんなに手間のかかる馬鹿なことはない。あたしの使い方が悪いのだろうか。Alt+Enterでプロパティが表示できないのもwindows10数年選手のあたしには理解が出来ない。

 ということで、PCの要ともいえるファイラーはエクスプローラを使うのをやめて、XFというフリーソフトを使うことにした。こちらの方が使ってて違和感がない。

 スタートメニューにしてもシュートカットが使えない素人仕様になっているし、極力簡単操作で処理をしようとするユーザーにとっては恐ろしく使い勝手の悪いOSになり下がってしまっている。壁紙が使えないから、もちろん「むりかべ」を使っている。

 Windows7 Starterはあんまり印象のよくないOSである。

 acerのマシンについては、最近、ファンクションキーとの組み合わせで省略されることの多いPgUpやPgDnがそのまま残されているだけでも、十分評価に値するつくりである。

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