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2009.11.26

書店受難の時代

 夏に全国チェーンの大手書店が店舗を閉じたのだが(現在、他所に店舗を用意するため、仮店舗で営業)、今度は地元の老舗書店が民事再生法の申請をしたらしい。

 中心地の商店街に本店を構える書店で、学生時代まではよく利用していた。他にある書店と比べると、やや雑多な感じがあり、消費者としても売りが弱いと云う印象もなくはなかったが、店舗の裏に自転車が駐輪しやすいと云うこともあってよく利用させて貰っていた。役場に入ってからは、同僚がその書店の外商に書籍を配達して貰っているのを知り、AERAを毎週配達してもらってすでに15年を過ぎている。

 民事再生法を受けるということで、街中の本店は閉店するらしいのだが、大学内で専門書を扱っているような支店で営業を続けるらしい。集金も普通通りにしていったし、今後も配達はしてくれるのではないかと期待している。

 ネット書店を使い始めると、実店舗の品揃えの不十分さがどうしても目についてしまう。中古書籍の流通も当たり前のようになり、充実をしてきた。書店、出版社はこれから大変だろうと思うが、紙ベース書籍の愛好者としては是非是非頑張って欲しいと思っている。

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