恐るべき耐性
あたしは物見高い人間なので、前々からこの「人殺し大百科」という書籍が気になっていた。ヤフオクで幾らか安くで出品されていたので、落札する。落札した本は書き込みは全くないものの、何度も読んだようなくたびれがあった。
内容が内容なので、ちょっと正視し難い画像も掲載されている。最初に見た時には思わずページを閉じてしまったものだが、モノクロの小さなばかりで、そんなにかからず馴れてしまった。その日のうちに、枕元の明かりだけの就寝前の読書対象になってしまった。
人殺し大百科 ホミサイドラボ(著) |
この手のグロい映像というと、2ちゃんねるでもあちこちで見かける「勇気が無くて見られない画像...」スレでお馴染になっていて、「モーターサイクル」などがその典型(これは絶対に気軽にクリックしないように!)なのだが、そのURLにどのような画像が掲載されているかと云う質問に、実際にページを開いて現物を確認する鑑定人は、一重に耐性によるものである。
恐怖と云うのはもとはと云えば身を危険から守るためのものだから、簡単に耐性が出来るのも考え物のようなきもする。
肉体の解体に対する馴れは何をもたらすのだろうと、ふと考えてしまう。
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