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2009.11.24

→Pia-no-jaC←「First Contact」(08) その2

 散々コケにしてしまった→Pia-no-jaC← ピアノジャックだが、全てがすべて電子ピアノを使っている訳ではなさそうで、本物のピアノを使っている曲はまだ聴くに耐える。

 あたしは音楽は基本的にインストルメンタルで、音にこだわりが強い。押井守の映画の音楽をいつも担当している川井憲次もこの音へのこだわりの顕著なひとで、いろいろな試行錯誤のうえで音を作り出して、曲に持って来ている。音も音楽の一部だと実感できる。しかし、そんな川井も資金不足から、本来バイオリンで演奏すべきものをやむを得ずキーボートで済ませてしまっていたりするのだが、それでも後に生バイオリンを当てたものが良いかどうかと云うとそうでもなかったりする。こだわりのある人は限られた中でも、これ、というものを作り出してしまっているということだ。

First Contact
First Contact

→Pia-no-jaC←
CD (2008/9/10)
ディスク枚数: 1
レーベル: 3d system(DDD)(M)
収録時間: 27 分

(ジャケットを拡大)

 しかし、→Pia-no-jaC←が電子ピアノをピアノとして使う理由は何なのだろう。インストをしながら音に対するこだわりがないと云うのが、信じかねる。

 Buffalo Daughter バッファロー・ドーターのCyclic サイクリックは今だに数日に一度は聴いているが、それでもその驚きを失うことはない。

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