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2009年11月の30件の記事

2009.11.30

過眠気味

 最近、仕事でも面倒な問題を抱えていたりして、ストレスがたまってきているのを実感している。家に帰るとひとりきりでTVも面白くなく、寒いということでひたすら布団に入りたくなる。

 しばらく前まではまともな布団もなく、横になっても寒いだけだったのだが、ヘンな羽毛布団を買ったので暖かくできる。下着だけで温々で寝られるのは本当に幸せなことで、いよいよ、逃避的に寝てしまうのである。

 夜も11時前には横になり、起きるのは朝の7時少し前。正直云って寝過ぎである。

 仕事も今週末までの締め切りで、それ以降は解放される筈なのだが、それまでは過眠でも何でもいいから、耐えなくては。

 しかし、10年ぶりくらいに寝る羽毛布団。軽くて暖かいのは本当に気持ちよい。

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2009.11.29

日曜美術館を見てセバスチャン・サルガドの写真集を注文

 NHKの日曜美術館で紹介されたセバスチャン・サルガドのモノクロの力強い写真に惹かれ、写真集を注文する。

 日本語版の写真集は出ていないようで、円高ということもあり、本家Amazonで注文する。

 3冊で送料込みで1万6千円弱。今日現在のクレジットカード取り扱いレートは89.95円/ドルだった。

Workers: An Archaeology of the Industrial Age
Workers: An Archaeology of the Industrial Age

Sebastiao Salgado (著), Eric Nepomuceno (著), Lelia Wanick Salgado (著), Philadelphia Museum of Art (Corporate Author)
ハードカバー: 400ページ
出版社: Aperture (1993/10)
言語 英語
ISBN-10: 089381525X
商品の寸法: 33x26.2x3.6cm

Sahel: The End of the Road
Sahel: The End of the Road

Orville Schell (はしがき), Eduardo Galeano (あとがき), Sebastiao Salgado (著), Lelia Wanick Salgado (寄稿), Fred Ritchin (序論)
出版社: Univ of California Pr; illustrated edition版 (2004/10)
言語 英語
ISBN-10: 0520241703
商品の寸法: 28.8x28.6x1.8cm

Africa
Africa

Mia Couto (著), Lelia Wanick Salgado (寄稿), Sebastiao Salgado (写真)
ハードカバー: 335ページ
出版社: Taschen America Llc; Mul版 (2007/10/31)
言語 英語, フランス語, ドイツ語
ISBN-10: 3822856215
商品の寸法: 37x26.6x3.8cm

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2009.11.28

ホワイトダックダウン85%羽毛入り寝袋

 夏の初めに厚い掛布団が不要になったので別室に置いていると、何故だか棄てられてしまっていた。

 南国でもタオルケットのようなものでは冬を過すことは出来ない。フリースの膝掛けやらを幾重にもして横になっても、すでに寒くて寝つけないようになっている。

 ということで、掛布団としても使えるホワイトダックダウン85%羽毛入り寝袋というのを購入する。

ホワイトダックダウン85%羽毛入り寝袋
ホワイトダックダウン85%羽毛入り寝袋

本体サイズ : 150×210cm
本体重量 : 約1.2kg(中綿重量0.8kg)
素材・材質 : [表地]ポリエステル100% [裏地]ポリエステル100%
[中綿]ダウン85%、フェザー15

 羽毛は軽いし、とにかく暖かい。普通の羽毛も安いものがあるのだが、必要のない敷き布団がセットになっていたりして、こんなものを選んでしまった。

 広げると普通の羽毛布団なのだが、チャックで閉じると寝袋になる。真冬の寒い時は寝相が悪いと布団を矧いでしまって、風邪をひくこともあるから、この手のものも悪くはないのではないかと思う。

 寒さ、特に足もとの冷たさで寝つけないのは最悪なもので、本日から温々で寝られる幸せに浸ろうと思っている。

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2009.11.27

デフレ

 役場の出張で飛行機を使う時は往復割引を使うと云うルールが以前からあったのだが、最近、宿泊が伴なう場合はパックを利用するようにというお達しがあった。

 来月の始めに、東京への出張で日帰りのものと一泊のものがあって、その旅費を計算して驚いた。日帰りのものが6万円、一泊のものが4万3千円という計算になったのだ。普通片道2万8千がパックだと往復、宿泊込みで3万6千となる。パックは早めの予約が必要で、そして変更が利かないと云うこともあるのだが、実質的に半額程度の飛行機運賃になるというのは、どんなものかとも思う。

 ANAとJALのパックを比較すると、JALの方がもひとつ安かったように思う。

 これほど安売り叩き売りすると利益的にも苦しいと思うのだが、それよりも品格のなさを感じてしまう。こんな投げ売りをしなければ、ならないと云う捨て鉢さである。確かにそこまで逼迫した状況にあるのだろうが、それでも無様である。

 旅行代理店の話では来年からは取り扱い手数料が半額になるようだ。デフレスパイラルはどこまで続くのか。

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2009.11.26

書店受難の時代

 夏に全国チェーンの大手書店が店舗を閉じたのだが(現在、他所に店舗を用意するため、仮店舗で営業)、今度は地元の老舗書店が民事再生法の申請をしたらしい。

 中心地の商店街に本店を構える書店で、学生時代まではよく利用していた。他にある書店と比べると、やや雑多な感じがあり、消費者としても売りが弱いと云う印象もなくはなかったが、店舗の裏に自転車が駐輪しやすいと云うこともあってよく利用させて貰っていた。役場に入ってからは、同僚がその書店の外商に書籍を配達して貰っているのを知り、AERAを毎週配達してもらってすでに15年を過ぎている。

 民事再生法を受けるということで、街中の本店は閉店するらしいのだが、大学内で専門書を扱っているような支店で営業を続けるらしい。集金も普通通りにしていったし、今後も配達はしてくれるのではないかと期待している。

 ネット書店を使い始めると、実店舗の品揃えの不十分さがどうしても目についてしまう。中古書籍の流通も当たり前のようになり、充実をしてきた。書店、出版社はこれから大変だろうと思うが、紙ベース書籍の愛好者としては是非是非頑張って欲しいと思っている。

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2009.11.25

Les Freres レ・フレール「PIANO BREAKER ピアノ・ブレイカー」(07)

 →Pia-no-jaC← ピアノジャックがショックだったので、兄弟ピアノ連弾のLes Freres レ・フレールのアルバムを入手する。

 音楽的には、凄い!というほどでもないのだが、とにかく気持ちのいい音楽。音楽がいかに楽しいものであるかが実感できる。

ピアノ・ブレイカー スペシャル・エディション
ピアノ・ブレイカー
スペシャル・エディション

演奏: Les Freres
CD (2007/3/14)
ディスク枚数: 2
レーベル: ユニバーサル ミュージック クラシック
収録時間: 83 分

 アルバムで聴くよりも、You Tubeで彼らの演奏を見た方がいいかもしれない。音楽は、聴くために存在するものでもなく、演奏する人のためにも存在していることが一目了然だ。

 実家にはピアノがあって、弟がピアノを習い、弾いていた。あたしが叩けば詰まらない音しか出ず、面白味のない箱のようにしか見えないのだが、弾く人が弾けば、途端に生き物の様にかわるので驚く。そんな実家のピアノも弾く人間もいなくなり、場所を取るだけということで処分されてしまったようだ。

 人に本当に何か楽器をしたくさせてしまうような、愛されるべきアルバムである。

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2009.11.24

→Pia-no-jaC←「First Contact」(08) その2

 散々コケにしてしまった→Pia-no-jaC← ピアノジャックだが、全てがすべて電子ピアノを使っている訳ではなさそうで、本物のピアノを使っている曲はまだ聴くに耐える。

 あたしは音楽は基本的にインストルメンタルで、音にこだわりが強い。押井守の映画の音楽をいつも担当している川井憲次もこの音へのこだわりの顕著なひとで、いろいろな試行錯誤のうえで音を作り出して、曲に持って来ている。音も音楽の一部だと実感できる。しかし、そんな川井も資金不足から、本来バイオリンで演奏すべきものをやむを得ずキーボートで済ませてしまっていたりするのだが、それでも後に生バイオリンを当てたものが良いかどうかと云うとそうでもなかったりする。こだわりのある人は限られた中でも、これ、というものを作り出してしまっているということだ。

First Contact
First Contact

→Pia-no-jaC←
CD (2008/9/10)
ディスク枚数: 1
レーベル: 3d system(DDD)(M)
収録時間: 27 分

(ジャケットを拡大)

 しかし、→Pia-no-jaC←が電子ピアノをピアノとして使う理由は何なのだろう。インストをしながら音に対するこだわりがないと云うのが、信じかねる。

 Buffalo Daughter バッファロー・ドーターのCyclic サイクリックは今だに数日に一度は聴いているが、それでもその驚きを失うことはない。

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2009.11.23

白菜のシーズン到来

 別居中の家族の生活費が嵩んでいるので、こちらはかなり節約生活を強いられている。

 最近、スーパーの白菜が安いので嬉しい。大きな白菜の半きりが98円である。これで鍋を作ると最低でも4食分にはなる。水で茹でてポン酢で食べるだけで十分に美味しい。これにえのきのような椎茸類があると他には何もいらないと云う感じだ。

 えのき茸もこのシーズンは取れないのか、夏場は3束89円とかだったのが、今は一束58円もする。大切に半分ずつ、食べさせて頂く。

 えのき茸も白菜もそうなのだが、とにかく歯応えがいいのがいい。あたしの旨い旨くないは、この歯応えが大きい。スナズリやセンマイも最高の食べ物である。いわゆるキムチは嫌いで食べることはできないのだが、白菜の朝鮮漬けは小学生の頃から大好きで、好んで食べていた。

 しかし、栄養失調を起こしそうな食生活だったりする。仙人は平気だったのだろうか。

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2009.11.22

素晴らしき日本文化-半纏(はんてん)

 11月も下旬になるとさすがに気温も下がり、自宅の書斎も15度くらいになる。これはかなり寒いという気温である。

 今年も暖房器を使わない方針でいくので、すでに底冷えで足もとはしっかりと冷え込んでいる。

 10月に作務衣を買ったついでに半纏も一緒に取り寄せていたのだが、この半纏というのが素晴らしく良いのだ。今まで半纏は使ったことがなかったのだが、かなりの中綿を含む上着で、まさしく布団を着ているのと同じである。

 肌着の上に半纏を着ただけでいまの寒さなら十分というくらいに凌げている。本当に素晴らしい。ただ併せの部分、喉元あたりが完全に無防備になるので、マフラーのようなものが必要になるのが残念。

 それに比べ、下半身に関する防寒の貧素さ。足もとが冷え切って眠られたものではない。やはり湯たんぽが必要か。

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2009.11.21

ブログのデザインを変更

 ブログのデザインをちょっと変えてみました。単に、タイトル部分の背景を写真にしただけなのですが、これはここで紹介している壁紙を使ったものです。

 あたしの使っているPCや携帯の壁紙はすべてこれで統一しています。ついったーもそうですね。

 グラデーションの見事な写真で、自然の神秘さをいつも新鮮に感じることができます。

 ここを開設して初めての手入れでございました。

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2009.11.20

→Pia-no-jaC←「First Contact」(08)

 一部で→Pia-no-jaC← ピアノジャックというユニットが絶讃されているようなので、試しにファーストアルバムを中古で入手してみる。

 いやぁ、ファンには悪いが、あたし的には最悪の音楽である。ピアノとカホン(打楽器)によるインストルメンタルなのだが、ピアノ演奏として、電子ピアノが使われているのが、とにかく酷い。ピアノの音色のようでピアノのような深みがないので、気持ちが悪い。普通のシンセとして、他の音色をどうして使わないのだろう。演奏家としてのこの辺りの無神経さがどうしても耐えられない。変な掛け声が入るのも粗野な感じで下品極まりない。

First Contact
First Contact

→Pia-no-jaC←
CD (2008/9/10)
ディスク枚数: 1
レーベル: 3d system(DDD)(M)
収録時間: 27 分

(ジャケットを拡大)

 手にはしたものの、二度と聴くことはないと思われる一枚。

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2009.11.19

恐るべき耐性

 あたしは物見高い人間なので、前々からこの「人殺し大百科」という書籍が気になっていた。ヤフオクで幾らか安くで出品されていたので、落札する。落札した本は書き込みは全くないものの、何度も読んだようなくたびれがあった。

 内容が内容なので、ちょっと正視し難い画像も掲載されている。最初に見た時には思わずページを閉じてしまったものだが、モノクロの小さなばかりで、そんなにかからず馴れてしまった。その日のうちに、枕元の明かりだけの就寝前の読書対象になってしまった。

人殺し大百科
人殺し大百科

ホミサイドラボ(著)
単行本: 493ページ
出版社: データハウス
ISBN-10: 4887188854
ISBN-13: 978-4887188853
発売日: 2006/12
商品の寸法: 22.4x16.6x4cm

(函を拡大)

 この手のグロい映像というと、2ちゃんねるでもあちこちで見かける「勇気が無くて見られない画像...」スレでお馴染になっていて、「モーターサイクル」などがその典型(これは絶対に気軽にクリックしないように!)なのだが、そのURLにどのような画像が掲載されているかと云う質問に、実際にページを開いて現物を確認する鑑定人は、一重に耐性によるものである。

 恐怖と云うのはもとはと云えば身を危険から守るためのものだから、簡単に耐性が出来るのも考え物のようなきもする。

 肉体の解体に対する馴れは何をもたらすのだろうと、ふと考えてしまう。

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2009.11.18

自家製お好み焼き

 いい加減キャベツが残っているので、消化するために、お好み焼きを作ることにした。粉はついこの間買ったばかりで、卵もある。

 粉とキャベツと卵があるから、とにかく作れないことはないのだが、具になるものが一切ない。素うどんと云うのはよくあるメニューだが、素お好み焼きというメニューってあったけ。

 キャベツも半切りが丸々残っていたのでそれを全部投入してしまった。普通の倍くらいのキャベツが入ったお好み焼きになってしまった。

 さらに冷蔵庫をみて驚いた。お好み焼きソースが切れてて、ないのだ。それ以外の調味料というと、つゆ用の出汁とポン酢である。これで食ってみるという勇気はさすがにない。仕方なく、マヨネーズだけ食うことにした。

 キャベツばかりのお好み焼きをマヨネーズだけで食っていると、さすがに何を食っているのか判らなくなってしまった。

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2009.11.17

寝込めない辛さ

 明白な残業はしていないが、金曜は10時前まで、土曜はお昼の4時間ほど無償の残業をしたりしている。とにかくいろいろなことがぶつかってて、同時進行で処理をしている。今週末までにはいずれも片を付けないといけないので、ひと踏ん張りである。

 しかし、体調は悪い。喉の奥の方でゼイゼイとなっていて、まともな状態ではない。

 今日は本格的に冷え込んで、昼の最高気温も10度である。職場は寒くはないのだが、家では18度くらいになっている。かなり寒い。

 寝込むと周りに迷惑をかけるので、早いが8時過ぎには横になることとしよう。病には寝るのがいちばん。

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2009.11.16

新年度予算

 この時期になると新年度予算編成が本格的になる。財政課の査定は当分先になるのだが、一応現課では見積りを完了させる。

 財政難も深刻なようで、シーリングが厳しくかけられる。うちの部署は事業課ではなく、ほとんどが人件費等の最小限の支出なのだが、それでも容赦なく削減が求められる。研修に係る旅費で削減が求められると、規程の方法で旅費を計算しているのでそれを下回ることはできず、完全に取り止めにしないといけない状態になる。今年は調整できたが、来年はいくつか廃止にするしかないだろう。

 係長とふたりで案を練って、課長、その外の係長を交えて検討、最終的な決定となるのだが、実に辛気くさい作業である。

 こういった作業をこの10年くらい続けており、いい加減、うんざりしている。お金を扱う業務と云うのは不思議なもので、完全な積算が困難で仕方なく感覚で予算を計上すると、説明が出来ないたろうと怒られ、今度は補助でルールに則って執行しようとするなら、そんなに細かくして馬鹿じゃないかと怒られる。

 本当に他人様のお金を扱うのは神経を使うことで、疲れてしまった。そろそろ通常の業務をしたくて仕方ない。

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2009.11.15

早い日暮れ

 秋の陽は釣瓶落しと云うがすでに冬。日暮れが本当に早くなってしまって、5時を過ぎるともう暗くなる。当地では最も早い日の入りが5時ちょうどなので、これ以上に日暮れを早く感じることはそんなにないのだが、もう若くない人間にとっては日暮れてから出歩くと云う元気はあまりなく、週末の生活がいよいよ寂しくなる。

 それにしても暗いということがこれほど精神的に影響を及ぼすものだと思ってもいなかった。

 暗くなると晩飯を食うものだ。晩飯を食うと一息ついて、寝る、という変なライフスタイルが出来てしまった。騒がしい子供がいなくなるとこんなものである。

 局に近いと延々と夜の続く状態になると思うのだが、よく生活できるものだと感心する。白夜で昼が続くのも時間の感覚がなくなりそうだが、暗いと生きていてはいけないと云われてそうな気がするのだが、現地の人は平気なのだろうか。

 あと2ヶ月半も辛抱すれば、明るくなり、人間的な生活が送れる。冬は寒さより、こういったところが苦手である。

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2009.11.14

ドン・キホーテ初体験

 ライトウェッジを保護するようなフィルムがないかしらんと、安売り店のドン・キホーテに行ってみる。

 店舗が出来てもうかれこれ経つのだが、駐車場も混んでいるようでなかなか行こうという気が起こらなかった。実を云うと出身中学の近所なのだが、こんな店が出来て、環境が悪くなったという印象もなくもない。

 5時閉店の間際の3時過ぎに行ってみるとさすがに駐車場は混んではいない。しかし、お客は超ハデハデな格好をしたねーちゃんとか、本業の検討のつかないにーちゃんである。さすがに雰囲気はよろしくない。

 液晶の保護フィルターのようなものを探したのだが、まったく見当たらず。中途半端な行き当りばったりのような品揃えで、呆れ返る。こういった店は倒産品だのなんだの、とにかく安いものを仕入れるので、探し物には基本的に向いていない。100均と同じような感覚でいた方が賢いのだろう。

 しかし、安いかというとどの商品も安いとは思えない。まぁ、あたしはネットで極限まで安いものを探しているので、こういった一店舗で判断するのはムチャなのだろうけど、この田舎にあるドン・キホーテにに関していうと、品揃え価格ともに最低だった。夜、眠れない時くらいにしかもう行かないだろうなぁ。

 といいつつも、車用の携帯ホルダーととろけるチーズとあきたこまち2kgを買って帰る。安くはなかったが、近々買う必要があったもので。

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2009.11.13

ライトウェッジ・ペーパーバック

 職場の休憩時間に本を読もうとすると苦労をする。経費節減なのかエコなのかよく判らないのだが、とにかくすべての照明を消灯してくれるのだ。いちばん窓際から遠い位置にあるあたしの席だと薄暗く、天気が悪いと手元は真っ暗になる。

 そんな中で見つけたのが、ライトウェッジという読書用ライト。アクリル板の端にLEDが取り付けられ、板全体に光を通すというもの。これをページの上に置いて、紙面を光らせ、本を読む。

ライトウェッジ・ペーパーバック
ライトウェッジ・ペーパーバック

縦190×横135×厚さ約14mm
重量:140g素材
材質グリップ部:abs樹脂
レンズ部:光学アクリルレンズ
ライト:led仕様電源
単4乾電池×4本(別売り)

 実際に手をすると海外の製品ということで、日本の書籍のサイズと今ひとつ合ない。文庫本より大きく、通常のハードカバーよりちょっと小さいという感じだ。

 光は満遍なく板に広がるというのはなかなか難しいようで、どうしても波状にムラが出来るのだが、紙面から僅かに浮かせると気にならなくなる。結果、ペタとくっつけて使うのでなく、スライドさせて使うようになるので、サイズが小さくても気にならない。

 問題なのはアクリル板の傷か。細かなものだと気にならないが、深い傷が入ると気になる筈である。保管等には注意が必要である。

 本を読むのには十分であるし、寝室での明かりが気になる人にはいい製品だろう。

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2009.11.12

360,000番目のお客様は...

 15,000番目、20,000番目、25,000番目、30,000番目、33,333番目、34,567番目、40,000番目、44,444番目、50,000番目、55,555番目、60,000番目、66,666番目、70,000番目、77,777番目、80,000番目、88,888番目、90,000番目、99,999番目、100,000番目、101,010番目、111,111番目、123,456番目、130,000番目、131,313番目、133,331番目、140,000番目、150,000番目、160,000番目、170,000番目、180,000番目、190,000番目、200,000番目、210,000番目、220,000番目、222,222番目、230,000番目、234,567番目、240,000番目、250,000番目、260,000番目、270,000番目、280,000番目、290,000番目、300,000番目、310,000番目、320,000番目、330,000番目、340,000番目、350,000番目に訪問された方にプレゼントをしようと思っていたのですが、いずれもダメだったようです。50度目のトライで、今回は360,000のキリ番です。

 読書グッズP-hookのプレゼントを希望される方はこの記事の "1万5千" を "360,000" に読み替えて、気に留めておいてください。

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2009.11.11

事業仕分け

 お偉いさんたちが「事業仕分け」なるショーを始めたようで、いくつかあたしも関ってきたことのある分野について取り沙汰されていた。

 下水道事業(概算要求額5188億円)は地方に財源を移し、自治体が下水道整備の必要性を判断する環境を整えるべきとして「地方へ移管」という判断をしたらしいのだが、よく判らないことを云っている。地方では普及率が低く、受けられる補助は事業費の半分、残りは地方が負担している。地方も財政難で、支出できる範囲で、補助を受けている状態だ。もちろんそんな感じだから、周辺の過疎地はもともと下水を通すつもりはない。普及率云々を云われるから、後は充当率の高い起債(借金)に頼って事業を進めるしかない。

 どのような財源委譲の仕方をしてくれるのか検討もつかないが、まったく現場のことを知らずに思いつきで話していれているのがよく判る。

 都道府県の農道整備を国が補助する事業(同168億円)を「廃止」。最後は一般道になるから、というのが理由だったと思うが、必要だという声の上がらない、少ないところは後回しにされる。一般道路と同じところで整備されるなら、後回しにされるのは必然。市町村合併で、辺地の旧自治体は見捨てられ、どうにもならなくなるのと同じ原理だ。農業がどうでもいい、廃れさせようというのなら、これが一番の良き方法。

 まぁ、事業単位での見直しは限界がある。支出の削減を考えるのなら、いちばん効果が出るのは単年度予算の廃止だろう。これは隅々までに影響し、絶対的に劇的な成果を出す。執行の根本的なスタイルに役所の問題があるのだ。

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2009.11.10

森繁久彌

 森繁久彌がなくなってしまったようで。この人はあたしが生まれる少し前がピークだったようで、残念ながら映画でもそんなに馴染みはない。しれとこ旅情を知るくらいだ。

 60代の脂の乗った役者が死ぬたびに「順番が違うんじゃないの」と揶揄されていたものだが、96歳で老衰で亡くなったのなら、誰に何と云われようと文句はあるまい。

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2009.11.09

暑い

 いつものようにフリース仕様の作務衣で寝ていると、汗だくになって深夜に目が覚めた。気温を見ると25度近くになっている。汗をかくのも無理はない。

 すっかり寒くなって、20度を下回りそうな感じで、冷えないように注意していたら、こんな感じだ。汗がひどくて、下も上もびしょ濡れである。

 職場でも夕方くらいから温度が上がり、30度を完全に超えてしまっていた。雰囲気的には秋口に戻ってしまったような感じだ。

 寒いよりも暖かい方がよいと、あらためて思う。明日からは天気がしばらく愚図つくらしい。なかなか良い天気にはなってくれないようだ。

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2009.11.08

本日入手の積ん読素材

 注文した時には在庫切れになっていたものが、突然届く。

 正直云って、本を収納する場所がなくなって、書斎机のうえに本の山になってしまっている。下の方にあるものは傷んでいる可能性あり。なんだかなぁ。

鎌鼬 新装普及版
鎌鼬 新装普及版

細江英公 (著)
単行本: 112ページ
出版社: 青幻舎; B4版
言語 日本語
ISBN-10: 4861522080
ISBN-13: 978-4861522086
発売日: 2009/11/2
商品の寸法: 33x24.8x1.6cm

(カバーを拡大)

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2009.11.07

先日入手の積ん読素材

 DVD2枚をヤフオクで、書籍1冊をAmazonマーケットプレイスで。

シティボーイズミックス Presents ラ ハッスル きのこショー
シティボーイズミックス Presents ラ ハッスル きのこショー

出演: シティボーイズ, 中村有志, いとうせいこう
ディスク枚数: 1
販売元: コロムビアミュージックエンタテインメント
DVD発売日: 2001/11/21
時間: 95 分

(ジャケットを拡大)

 あたしはシティボーイズの3人がどうしようもなく好きで、ソフト化されたものを集めているのだが、新しいものは値崩れしない。これは見本盤の、さらに雨に濡れてジャケットが表裏くっついたような代物。1000円ほどで落札できたのだが、ソフトは見れればいいという主義なので、これで十分。

てなもんやコネクション
てなもんやコネクション

出演: ツェ・ワイ・キット, 新井令子, リ・チェオン, チュイ・クォン・ラン
監督: 山本政志
ディスク枚数: 1
販売元: パイオニアLDC
DVD発売日: 2001/04/25
時間: 119 分

(ジャケットを拡大)

 知る人ぞ知る映画。マーケットプレイスでは今、冗談じゃない値がつけられているが、定価の半額での落札。オークションでは、ビデオは多いものの、DVDは滅多に見かけなかった。

クレアが死んでいる (87分署シリーズ)
クレアが死んでいる (87分署シリーズ)

エド・マクベイン(著), 加島 祥造(翻訳)
文庫: 258ページ
出版社: 早川書房
ISBN-10: 4150707650
ISBN-13: 978-4150707651
発売日: 1978/09
商品の寸法: 15.2x10.6x1.2cm

(カバーを拡大)

 市川崑の「幸福」の原作。すでに絶版のようで、古書でしか入手できない。

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2009.11.06

気になるCM

 気になるCM。これはあくまでもよく言えばの話であって、言い換えれば、気分が悪くなるので止めて欲しいCM。

 明石家さんまの醤油のCMが23年振りに復活した。オリジナルはポン酢醤油だったが、今回は旨い醤油らしい。

 あたしは昭和の頃、軽率で中身の全くない人間がヘラヘラと唄うのが不愉快で仕方なかったのだが、またまたそれを見せつけられるとは思ってもいなかった。さんまほどに脊髄反射で生きている人間はいないのではないか。高慢ちきな芸人と同様、非常に苦手な類の芸人である。

 そして、何か知らんの映画の宣伝。中島みゆきの絶叫ソングが聴こえて、ぞっとする。この人はいつの間にこんな叫ぶだけの人になったのか。もともと喉の細い人なので、絶叫は聞苦しいだけだ。ちゃんと聴かせる歌をうたえる人なので、まわりの人もちゃんとしたオファーをしてもらいたいと思う。

 TVにはこういった地雷があるので、恐ろしい。

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2009.11.05

市川崑「幸福」(81)

 この懐かしい映画も今回初めてDVDになる。市川崑監督、水谷豊主演の「幸福」である。この映画を観たのは高校の時である。深夜ラジオで劇場鑑賞券のプレゼントをしており、応募すると当った。オールナイトニッポンで、散々、宣伝されていたのではないかと思う。市川の映画を劇場で観た初めての一本である。

 今もそうなのだが、当時もすでに水谷が好きではなかった。どの出演作品を見ても、水谷はあの水谷であり、オーバーアクションの鼻につく水谷なのである。今、相棒と云うドラマが人気を博しているようだが、たまたまハマったに過ぎない。

 それで「幸福」なのだが、これは、銀残し、という特殊な現像処理を施された作品である。全体的にカラー階調が落ち、残った銀が鏤められた感じになるものの、コントラストも高められる、といった、特徴のある映像になっている。今回のDVDも同じような処理をして作った新しいプリントをマスターにしているというが、映画館で見た印象と比べると、ややセピア調が強いのではないかと思う。どの道、フィルムの質感をDVDに再現するのは難しい。

 そういった作品なのだが、TVで放映されたのは公開の数年後に一回だけだったのではないかと思う。シルバーカラーではなく、ごく普通の映像になってて、がっかりした記憶がある。それから四半世紀、見ることはなかった。

 このプロダクトについてのいろいろなプレビューでは、幻の作品扱いされてて、皆、そう思っていたんだと安心した。

初回限定 特別版 市川崑監督 水谷豊主演「幸福」【ハイブリッド版Blu-ray】
初回限定 特別版 市川崑監督 水谷豊主演「幸福」【ハイブリッド版Blu-ray】

出演: 水谷豊, 永島敏行, 谷啓, 中原理恵, 市原悦子
監督: 市川崑
形式: Color, Dolby, Limited Edition
ディスク枚数: 1
販売元: ポニーキャニオン
DVD発売日: 2009/11/04
時間: 106 分

(ジャケットを拡大)

 市川の作品でメジャーなのはどうしても金田一シリーズになってしまうのだが、独特の様式美的なところがある。戦後まもなくと云う時代設定が多く、どちらかというとスローな流れになるのだが、その中に急が入り、緩急変化の演出がなんとも絶妙であった。しかし、「幸福」は現代劇であり、テンポも大きく変化はしないのだが、シルバーカラーと云う手法が、全体を引き締める効果を出している。

 エド・マクベインの87分署シリーズの「クレアが死んでいる」を原作にしているのだが、社会の底辺で生きている人間を見つめる様は何とも云えない。市川がこの原作をどのように料理したのか気になったので、原作を早速注文した。

 もう見ることのない中原理恵は、歳の割には妙に老けているなと思ったり、谷啓や市原悦子はそんなに変っていないので驚かされるし、ロプバートの主題歌「幸福・ロンリー ハート」は昨日聴いたように鮮明に覚えているのはどうしてか、等々、何度も観てもいろいろあって、見飽きない作品である。

 このソフトはDVDとブルーレイのハイブリッドディスクなのだが、DVDに関しては何の問題もなく再生できています。

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2009.11.04

訃報 レヴィ=ストロース

 レヴィ=ストロースが亡くなったらしい。満100歳。フランスの思想家のひとりである。

 学生時代にこの人の本を何冊か読んだはずだ。もう20年以上前のことになる。80年代の始めと云うのはポスト構造主義が流行った時期で、浅田彰とかが時代の先端を走っていた。その辺りのことあって、あたしは言語学を専攻する。もちろん、記号論とかにもちゃんと触れておきたかったのだ。

 しかし、研究室の助教授はモンゴル語の歴史言語学、それをサポートする後輩の助教授はハングル-日本語の比較言語学がそれぞれ趣味なようで、チョムスキーの袋小路に入り切った生成文法をメインに演習させられ、正直、おもしろいものではなかった。だから、哲学関係の講義ばかり受けていたような気がする。

 哲学教室と合同演習もあったが、これがソシュールの「一般言語学講義」の仏文原書を読むというものだった。訳は辞書を引けば出来なくもないが、単語がくっついて発音されるリエゾンなんて判る訳がなく、哲学の教授からは常に間違いを指摘され、それをうちの助教にフォローしてもらっていたと云う、最悪な演習だった。まぁ、ソシュールの基礎が知れてたのは良かったのだが、哲学教室の連中、教員、学生ともにだが、性根の悪さをあらためて思い知った。理論は他人を不愉快にするためにあるものではない、と彼らには知らせてやりたかった。性格の悪さが祟ってか、哲学の教授は恐ろしく早くに癌で亡くなってしまった。

一般言語学講義
一般言語学講義

フェルディナン・ド・ソシュール(著), 小林英夫(翻訳)
単行本: 523ページ
出版社: 岩波書店; 改版版
ISBN-10: 4000000896
ISBN-13: 978-4000000895
発売日: 1986/01
商品の寸法: 22x15.6x3cm

 あたしはソシュールでやっつけ卒論を書いたのだが、その時に読んだのが、レヴィ=ストロースであったり、ジャック・デリダ、メルロー=ポンティだった。今はちっともその内容を覚えていないけど。

 本当はメンタルモデルを解析して、どのように人間は世界を認識しているのか、というのを明確化したかったんだけどな。言語もしかり、芸術もしかり、人間の認知の仕組みは本当に複雑極まりなく、未知なる世界。自らが抱えているワンダーを解明したかった。

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2009.11.03

ハクキンカイロの勧め

 本格的な寒さが来るのに備えて、ハクキンカイロ用のベンジンを2本購入しておいた。

 あたしが使っているカイロはZippo ハンディーウォーマーという商品で、Zippoという銘が入っているだけで、昔懐かしいハクキンのカイロそのものである。この商品が発売された頃は、ハクキンのOEMだったが、今はそうでもないという噂もあるが、性能的にはほとんど同じである。

ジッポハンディーウォーマーセット
ジッポハンディーウォーマーセット

 最高24ccのベンジンが注入でき、その場合、24時間の発熱を得られることができる。使い捨てカイロの10倍以上の発熱で、温度も一定しているという利点がある。

 今日、買ったベンジンは500ml入りで328円。単純計算で、1時間67銭、一日丸々使っても16円程度でしかない。まぁ、本体は半永久的に使えるものの、1年毎に買い換えした方がいい火口(700円程度)といったコストもあるが、不必要なゴミを出さなくて済むし、コストパフォーマンスとしてはかなり良いのではないかと思う。

 これを肩甲骨のあたりに固定すると大抵の寒さも凌げるのだから、本当に申し分ない。

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2009.11.02

冷え込む

 今日は冷え込んだ。

 朝の出勤時の気温は16度と、ここ数日より少し冷え込んだ程度だったが、昼も18度くらいまでしか上がらず、しかも帰宅する18時くらいには12度まで冷え込んでいる。定時なら朝より暖かいのが普通なのだが、それよりも寒いというのは間違いなく寒気によるものである。

 それにしても、これくらいの冷え込みでも、中綿のないナイロンパーカーだとバイクに乗るのは苦痛だ。風の冷たさはないものの、寒さそのもので体が震え上がり、運転が危険になる。

 この冷え込みは数日間の一時的なものだとは思うのだが、明日はドラッグストアに出向いて、ハクキンカイロ用のベンジンを調達しておこうと思う。

 書斎の気温は20度だが、噂の通りメッシュチェアのアーロンチェアに座っていると、背中とお尻が冷たくなる。

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2009.11.01

細江英公の写真集を注文

 細江英公の写真集を注文する。

 この人の写真集は「薔薇刑」(63)(08年復刻版)「抱擁」(71)を持っているのだが、実に力強いフォルムで迫ってくる。カラーの写真集もあるようだが、そんなに人気があるようでない。

 今回注文したのは、「鎌鼬」の普及版である。オリジナルは69年に出版。数年前に復刻版が出たのだが、高価で手を出せなかった。今では倍近くの価格で取り引きされている。見ることもなかなかままならないので、到着が楽しみである。

 この他に細江英公の写真集で気になるのは、「おとこと女」(61)だ。

鎌鼬(普及版)
鎌鼬(普及版)

細江英公 (著)
単行本: 112ページ
出版社: 青幻舎; B4版
ISBN-10: 4861522080
ISBN-13: 978-4861522086
発売日: 2009/11/2
商品の寸法: 33x24.8x1.6cm

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