高速道路無料化について
一部を除いて高速道路無料化するということを民主党が云っているが、これから開通する区間は多いにかまわないが、既存のものについては長期的に望んで欲しいと思う。
この春から始まった週末のETC1000円上限だけでも、馬鹿げたことが起こっている。フェリーの車利用が減ったため、航路が廃止、幾つかの汽船会社が解散している。航路を使うのは車だけでなく、人間も使っている。車を使わないで海を渡ろうという人に、間違いなく損害を与えている。
高速道路の無料開放は受益者負担の原則を無視するということで、反対する気はない。交錯道路並みに整備された国道のバイパスは無料であるし、インフラが整備されることはいろんなところで恩恵をうけることになるからだ。
しかし、一気に変化をもたらせる事は、思わぬところに影響を与える。10年、20年での段階をおった長期的な無料化を考えなければ、良いことをしているようで、多くの国民から恨みを買うに違いない。
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