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2009.09.20

山里に行く

 連休と云うことのようで、ちょっと車を朝から出してみる。

 天気は快晴に近い。陽射しはやや弱くなり、すがすがしさが引き立つ。窓を開けて車を走らせると秋の空気が入ってくる。しかし、周りを見渡すとほとんどの車が窓を締め切り、エアコンを効かせているようだ。すでにそんなに暑くないし、汚れた空気が嫌なのか。

 ふと思い立ったのは、合併するまでは全国でも何番目かに小さな村だったところを訪れること。最後は300人にも満たない規模の村になってしまったのだが、遙か過去には銅鉱が発展し、1万数千人という人口を抱え、県下でも有数の規模の街であったこともあったところだ。長崎の端島・軍艦島や夕張の例もあるように、鉱山の閉鎖はゴーストタウンを生むことになる。

  今の市街地から30kmほど山奥に入ったところにその旧村は存在するようで、掲示板を目印に車を走らせる。途中まで立派な二車線道路が、いつの間にか一車線になり、離合も注意しないと危険な状態になる。山里というと集落が点在しているものなのだが、途中に人の住んでいるような建物はまったく存在せず、ひたすら曲がりくねった道が上へと上へと延びている。標高もかなりなようで、見晴らしも良くなるのだが、その向こうにも街は見えず、恐ろしく山奥に突き進んでいるのだと感じる。

 山はすでに涼しく、窓を全開にしていると肌寒く感じるほどだ。木の種類によってはすでに赤くなっているものもあった。紅葉の綺麗なところかもしれない。しかし、冬には雪に閉ざされそうで、ぞっともする。

 車を走らせていると道のまん中に鳥がいる。ゆっくりと避けるように走らせると、鳥も飛び立ったのだが、腕の太いずんぐりとした鳥は間違いなく鷹だった。野性の鷹をこんなところで見るとは思わなかった。

 1時間近く走って旧村に入る。1kmもないところに幾つかの集落がある程度のところで、まさしく陸の孤島である。こんなところにも人が住んでいるのかと思うことはしばしばあるのだが、数キロ置きに集落が点在していて、まだ、人の繋がりがあるということは理解できるのだが、こうい完全なった点として存在しているのは不思議である。以前はいち自治体として存在し、自らの存在を守っていたのだろうが、市町村合併で間違いなく変化が起こることは確かで、コミュニティーがどのように保たれ続けるのか、今後が気になるところである。

 夕方近く、地元に戻り、いわゆる観光地と呼ばれるあたりに行ってみると、いつにない渋滞である。普段なら1、2分のところが、15分以上かかった。しかもなおナンバープレートを見ると9割が県外ナンバーである。京阪神くらなら驚きもしないが、湘南やら札幌ナンバーまである。札幌ナンバーは陸路をそのまま来たのか? 有名かもしれないがしょうもない観光地で、がっかりして帰るに違いない。

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