川霧
山口県では異常な降雨となり、発生した土石流でなくなった方もいるようで、自然の恐ろしさを思い知る。1時間70mmというとかなりの雨で、これが暫く続くととんでもないことになる。当地でも以前に一時間60mmという雨が降ったことがある。長時間の雨でなく、一時的な雨だったのだが、やはり床下浸水や、マンションの半地下の部屋の水没、さらには雨水ポンプ場のモーター水没事故などの被害があった。今日の雨では100mm強降り、人的被害のないがけ崩れもあったようだが、渇水がちだった状況が完全に解消された。
ここ最近、ほとんど水の流れていなかった川が結構な深さになっていた。よく見ると川の一部に霧が出ていて、薄らと水面を覆っている。川全体に霧が出ていると云うのなら何となく判るのだが、数十メートル間だけに霧が漂っているという感じだ。
土手沿いの道に入り、その霧の出ている側を通るとひんやりした空気が漂っていた。
霧と云うのは水面と水面に接する空気の温度差で発生するものだが、局部的にそんなに温度差が発生しているのが何とも判らない。見えない排水路とかがあるのかもしれないが、それでも50メートルはある川幅全体に影響するとはちょっと考えられない。
とにかく川と云うのは不思議なものである。川を渡ると天気が変ったりするのはよくあることだし、水の影響力は想像を超えているものなのだろう。
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