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2009.07.09

デビルマンが無性にみたくなる

 04年のラジオ番組Avantiの録音を聴いていると映画監督の那須博之とその夫人で脚本家の那須真知子がゲストとなって話をしていた。監督の那須は脚本家の脚本のまま撮るのを良しとしているらしい。脚本家の仕事を大切にしていると見れば聞えはいいかもしれないが、脚本がクソの場合、どうするのだろうか。

 その顕著な例が「デビルマン」(04)だった。この映画のズタズタぶりは製作費の半額しか回収できなかっただけではなく、東映の株価も大幅に下落させた。何とも恥ずかしがることもなく、ただただ夫婦の仲の良さを見せたこの会話は妙に印象深いものだった。

 ということで、久しぶりにデビルマンをみたくなり、廉価の中古を入手する。

デビルマン プレミアムセット
デビルマン プレミアムセット

出演: 伊崎央登, 酒井彩名, 渋谷飛鳥, 宇崎竜童
監督: 那須博之
ディスク枚数: 2
販売元: 東映
DVD発売日: 2005/04/21
時間: 116 分

(ジャケットを拡大)

 脚本のひどさは然る事ながら、思い入れのない演出は、撮ればいいんだろ、といった投げやりな雰囲気に満ちている。印象深かったのは、特典映像の出演女優への監督に対する印象についての質問で、いずれの人も「監督の云っていることは意味が判んなかった」という回答をしていたことだ。おそらくまともな演技指導も出来ていなかったと思われる。

 変なカメオ出演があったりすることからそもそも本気で撮っていないというのは明らかとしか云いようがない。公開まで暫くの延期があったようだが、公開しないよりかは公開していくらかの入場料でも取ろうと考えたのだろう。何れにせよ、この監督と脚本家を起用した人間の大きな判断ミスである。

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