嘲る
ロクでもない人間はいるもので本当に感心してしまう。職場の今年度の始めの席替えで30半ばの連中がすぐ側に来たのだが、またこれが凄いのである。出る会話というのがほとんどが出入りしている業者を小馬鹿にするような内容だけなのである。基本的にそういったことを云い始めるのはひとりなのだが、まわりの数人がそれに同調して、延々、嘲りが続く。
昔、パソコン通信の会議室で「そんなことを云っていると物笑いの種になるぞ」と云ったような攻撃をする輩がいて、その物言いにうんざりしていたものだが、それを実際にやっている連中が居るのをあからさまに見て、ゾッとしている次第である。
本当に人間を人間とみていないような口振りで、実際、「あいつは宇宙人やから仕方ない」と云い放つ。そういう本人は本当にご立派なのだろう。文句は人一倍、なんでもかんでも他人に押しつけてくる。
あたしも少なからず人の好き嫌いはあるけども、嘲るといったことはしようと思わない。仮に能力的に劣っていたとしても、人格を卑しめることには繋がらない。人を小馬鹿にすると絶対それは自分に返ってくると思っている。社会はそんなに甘くはない。
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