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2009年7月の32件の記事

2009.07.31

大型書店閉店

 全国チェーンの大型書店が本日をもって閉店する。当地では地元資本で幾つも店舗を持つ書店がすでにあり、競争するような感じで進出していた。店舗が出来たのはあたしが中学に入って間もなくの頃で、すでに30数年になる。

 地元の書店は決して小さくはないのだが、レイアウトが煩雑で、元病院を改装して店舗にしたと云うこの新しい書店は実にスマートな印象があった。最初は抵抗のあったものの、やがてひとりでバスや電車を使ってひと月に一度は通うようになった。学生時代までは頻繁にこの書店にも通っていたものだが、社会人になってからはなかなか時間が取れず、滅多に訪れることはなくなった。

 ここ10年近くはネットが進み、書籍にしても店舗に立ち寄って購入することはなくなった。書籍の発刊頻度が高くなり過ぎて、店舗に並ぶのはその時々の売れ筋に限られるようになってしまったからだ。詳細が判って書店に行くとは限らず、注文もし難い。ネットは検索ありきで、しかも少々古くても発売元に在庫があれば、注文が容易くできる。色気はないが、ネットの方が確実なのである。

 数ヶ月前にこの閉店すると云う書店に行って驚いたのが、5階まで店舗があるのに、レジを1階と最上階にしかおかず、店員数を異常と思える程に減らしていたことだ。以前は当然のように各フロアにレジがあって、2、3人の店員が配置されていた。店員のいないフロアは防犯カメラを設置しているとは思うのだが、恐ろしく不用心である。万引きの被害より、人件費の削減の方がよかったのか。店員は商品探しにも重要で、あまりに店員減らしをされるとサービスの手抜きをされているような気もする。

 店舗は一等地にあって、賃貸もかなりなものだったのだろう。現在の店舗は一旦閉店するが、当地から完全撤退すると云う訳ではなく、暫くして別の場所に仮店舗を置き、郊外に店舗を構えると云う話も聞く。また、空いた店舗はオーナーが別の全国チェーン書店の誘致をし、ひと月半後には書店としてオープンするらしい。

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2009.07.30

川村カオリのためのオールナイトニッポン

 早くもオールナイトニッポンが鈴木おさむを進行役に、川村カオリの追悼番組を放送した。18年前のかおりのオールナイトニッポンは土曜2部だったが、今回は水曜1部。

 18年前当時の音源も流され、ほんとうに久しぶりにかおりの声を聞いたという気がする。記憶にある通りの声で嬉しかった。あの『寝てんじゃねーぞ!!!』という雄叫びを始めとするハイテンションな喋りは今のカオリからは想像が出来ない。ソ連(当時)からの実況中継やゴルバチョフに会った時の報告とか、記録的な音源も流された。

 何曲か新しい曲も流れたが、以前のどちらかといえば残念ながら下手と云わざるを得ないのと比べ、断然、熟れた艶のあるもので、別人のように上手くなっていた。これは驚きだった。ついつい、最新アルバムを注文してしまう。

K(初回限定盤)(DVD付)
K(初回限定盤)(DVD付)

川村かおり
CD (2009/5/27)
ディスク枚数: 1
フォーマット: CD+DVD, Limited Edition
レーベル: MILESTONE CROWDS
収録時間: 54 分

 現在のカオリの語りもあったが、病身故に弱々しく、聴いてて辛かった。リアルタイムにお付き合いしたのは、翌日の仕事のこともあるため、午前2時半まで。あとは仕事から帰った後、録音で聴く。

 以下、某掲示板での実況の様子。

続きを読む "川村カオリのためのオールナイトニッポン"

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2009.07.29

無題

 先日亡くなった山田辰夫にかなりの人気があることに驚いた。某掲示板を見ていると、この訃報で初めて名前を知ったという人も多かったようだが、それでも好きな俳優だったという声がほとんどだった。

 よく考えてみるとデビュー作で山田と共に演じ、20周年コンサートで川村と演奏をしたという吉川晃司のことを考えると、気の毒で仕方ない。映画やTV、ラジオでしか知らない人間がショックを受けているのに、生で付き合いのあった人が続けて亡くなると云うのはどうしようもなく辛いことだったに違いない。

 山田の最高傑作と云われている『狂い咲きサンダーロード』のDVDを注文する。『おくりびと』はまだ見ていないが、見たくないような気がする。10月公開の『沈まぬ太陽』は鎮痛剤を使いながらの演技だったという。そんなことを知って、素直に見られる訳もない。

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2009.07.28

訃報 川村カオリ(かおり)

 つい10日ばかり前に川村かおり(カオリ)の記事を書いたばかりなのに本当に逝っちゃうなんてね。確かにそんなに長くは生きられないとは思っていたけど、本当にこんなに素直に亡くなるなんて、やはり辛い。

 なんだかなぁ。昨日(一昨日)の山田辰夫といい、気になっていた人がこの世からいなくなるのは、心に穴が開いて何にもなくなってしまうようで、どうにもこうにもやる瀬ない。

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2009.07.27

追悼 山田辰夫

 この人が亡くなるというのもなんかショックである。いまだに観る機会の作れていない石井聰亙の『狂い咲きサンダーロード』(80)では主演をしているそうだが、常に小物的な脇役を演じている様が、どうしようもなく可愛かった。

 この人を知ったのは吉川晃司主演・大森一樹監督の『すかんぴんウォーク』(83)だった。すでにどんな役だったのか、更にはどんな内容の映画だったのかすら覚えていないのだが、山田辰夫と云う役者を記憶に停ませるのには十分だった。

 こちらは主演級の役者だったが、古尾谷雅人も同じような雰囲気を持っていたような気がする。屈折感が漂い、どうにもこうにも垢抜けできない人物像。

 若いうちは軽い役もよかったが、年老いてどのような役を演じるのだろうと気になっていた俳優だった。53歳は若過ぎる。あと30年は生きて、役者姿を見せて欲しかった。

狂い咲きサンダーロード コレクターズ・エディション
狂い咲きサンダーロード
コレクターズ・エディション

出演: 山田辰夫, 中島陽典, 南条弘二, 小林稔侍
監督: 石井聰亙
ディスク枚数: 1
販売元: ビデオメーカー
DVD発売日: 2009/03/06
時間: 98 分

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2009.07.26

梅雨が明けない

 当地ではほとんど被害が出ていないのに等しいものの、本当に雨続きでうんざりする。週末の洗濯も室内に干せばいいのだが、なかなか気が乗らなくてたまってしまっている。シーツとかもそろそろ洗いたいのだが、さすがにこれは室内干しは出来ない。

 予報では週が明けても雨が続くようだ。当地ではすでに平均降雨の倍の雨量になっている。

 自然には逆らえないが、追い打ちをかけるように降り続く地方を見ると本当に気の毒で仕方ない。

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2009.07.25

リーダーたるもの、八方美人であれ

 リップサービス故の無神経な発言か。

 どう考えても日本は高齢者、いわゆる65歳以上の人たちが元気だ。全人口の約20%が65歳以上、その65歳以上の人たちは元気に働ける。いわゆる介護を必要としない人たちは実に8割を超えている。8割は元気なんだ。  その元気な高齢者をいかに使うか。この人たちは皆さんと違って、働くことしか才能がないと思ってください。働くということに絶対の能力はある。80(歳)過ぎて遊びを覚えても遅い。遊びを覚えるなら「青年会議所の間」くらいだ。そのころから訓練しておかないと、60過ぎて80過ぎて手習いなんて遅い。  だから、働ける才能をもっと使って、その人たちが働けるようになれば納税者になる。税金を受け取る方ではない、納税者になる。日本の社会保障はまったく変わったものになる。どうしてそういう発想にならないのか。暗く貧しい高齢化社会は違う。明るい高齢化社会、活力ある高齢化社会、これが日本の目指す方向だ。もし、高齢化社会の創造に日本が成功したら、世界中、日本を見習う。

 リーダーたるもの、真の八方美人である必要がある。つまり、誰にも媚びず平等に接すると云うことである。派閥に組み入れられるようなリーダーはろくなものではない。

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2009.07.24

ポップコーンメイキングにはマーガリン

 本当にCuisinart クイジナート ポップコーンメーカー CPM-900PCJを使ったポップコーン作りは楽で、どうして早く買わなかったのかと思う。

 小腹が減るとポップコーンを作っているが、普通にサラダオイルを使っているとカロリー摂取が心配になる。コーン自体は食物繊維が多く、体には良さそうなのだが、油が足を引っ張る。この機械はプレートがテフロン加工されているので、焦げつきが起こりにくい。油なしでもポップコーンは作れるのだが、パサパサしておいしさは半減する。健康を考えると不味さは我慢か。

 この不味いポップコーンばかりを食べているとさすがに辛いので、何回かに一回はオイルを使うことにした。

 普通のサラダオイルでは詰まらないので、バターを使ってみる。市販されているポップコーンの少なくとも半分はバター味のものである。家にあるワッフル用に買っていたバターを使ってみたのだが、そんなに旨くはない。ワッフルに使うのは無塩バターなので味が薄いのかも知れない。

 マーガリンがあったので、試しにこれを投入して作ってみる。これが最高だった。この出来と云うのはほんのり塩味がきいて市販されたポップコーンそのもの。癖になりそうな味である。しかし、マーガリンもカロリーが高いので、たまのお楽しみにしなければならない。

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2009.07.23

爽やかな朝

 朝、目覚めると妙にすっきりした気分だった。いつもなら朝という一日の始まりにもかかわらず、ダルくて仕方ないのに、今日は清々しい。

 目覚まし時計に組み込まれている温度計を見ると30度ちょっとだった。しばらく前から32度とか、目覚めた時からそういう気温になっているのだが、今日は低いようだ。気象庁のサイトを見ると気温は23度程度。

 やぁ、気温がやや涼しい程度でこんなに体調やら気分が変るのに驚く。

 気温30度以上と云うのはやはり人間にとって過し易い温度ではないようだ。が、あと2ヶ月近くはこの状態が続く。

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2009.07.22

日食

 当地では8割強が欠けるといったようなことだったらしいのだが、曇天で、最大の欠けの時刻でも雲が厚くなったのかどうなのかという感じで、残念ながら日食と云う感じはなかった。

 小学生のころ、一度日食の体験があり、あれはなかなか強烈だった。ばあさんの家に連れられていっていたのだが、そこで体験した。

 日食とも知らされないまま、それを体験したのだが、昼間なのにいきなり暗くなって、なんだろうと思った。不思議だったのは暗くなるとともに、静けさが訪れたこと。鳥やら虫やらが鳴いていたのに、さーっと引くように静かになったことを覚えている。暗がりが沈黙を呼んだのが印象的だった。

 太陽が月に隠れると云う理屈的には単純極まりないものなのだが、太陽というものの存在の大きさをあらためて知らされる現象である。

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2009.07.21

川霧

 山口県では異常な降雨となり、発生した土石流でなくなった方もいるようで、自然の恐ろしさを思い知る。1時間70mmというとかなりの雨で、これが暫く続くととんでもないことになる。当地でも以前に一時間60mmという雨が降ったことがある。長時間の雨でなく、一時的な雨だったのだが、やはり床下浸水や、マンションの半地下の部屋の水没、さらには雨水ポンプ場のモーター水没事故などの被害があった。今日の雨では100mm強降り、人的被害のないがけ崩れもあったようだが、渇水がちだった状況が完全に解消された。

 ここ最近、ほとんど水の流れていなかった川が結構な深さになっていた。よく見ると川の一部に霧が出ていて、薄らと水面を覆っている。川全体に霧が出ていると云うのなら何となく判るのだが、数十メートル間だけに霧が漂っているという感じだ。

 土手沿いの道に入り、その霧の出ている側を通るとひんやりした空気が漂っていた。

 霧と云うのは水面と水面に接する空気の温度差で発生するものだが、局部的にそんなに温度差が発生しているのが何とも判らない。見えない排水路とかがあるのかもしれないが、それでも50メートルはある川幅全体に影響するとはちょっと考えられない。

 とにかく川と云うのは不思議なものである。川を渡ると天気が変ったりするのはよくあることだし、水の影響力は想像を超えているものなのだろう。

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2009.07.20

Cuisinart クイジナート ポップコーンメーカー CPM-900PCJ

 一人暮しが始まってからというものの、あたしの夜のおやつと云うのはポップコーンということになっている。豆を数キロ買い込んで、これを鍋で弾けさせて食べていた。普通のコンロを使ってやっていたので、回数を重ねるごとに上手くはなるものの、すべてを弾けさせたり、また鍋を焦げつかないようにすると云うのは不可能だった。豆にしても5~10%は失敗し、食べることが出来なかった。

 ということで、適当なポップコーンメーカーがないか探すと、クイジナートというところから出ているのが比較的安いようだったが、それでも8000円ほどし、安いとは云えない。そのうち箱なしの新古品がオークションに出品されているのを見つけ、5000円(+送料1000円)で落札した。

Cuisinart クイジナート ポップコーンメーカー CPM-900PCJ
Cuisinart クイジナート ポップコーンメーカー CPM-900PCJ

品名 ポップコーンメーカー
電源 100V
消費電力 550W
定格周波数 50/60Hz
定格時間 10分
外形寸法 幅258mm×243mm×310mm
質量 2.0kg
コードの長さ 1.5m

 一辺が25cm、高さが30cm強あるので決して小さなものではない。しかし、まとまった量のポップコーンを作るのならこの大きさはやむを得ない。構造はテフロン加工のプレートの上をワイヤーがゆっくり周り、コーンを撹拌するといった簡単なもの。プレートにサラダオイルと豆を入れ、ドームの蓋をして、電源をいれて4分程度で、立派なポップコーンが完成した。

 実に見事な出来で、弾けていないコーンやこげたコーンはひとつもない。今まで鍋で作っていたのが本当に馬鹿馬鹿しいといった感じだ。ドームは油が飛び散るのでしっかり洗わないといけないのだが、大きいから少し厄介。本体は水洗い不可なので、ふき掃除になる。

 目からウロコと云う感じの製品で、家庭で頻繁にポップコーンを作るというのなら絶対買って損はない。

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2009.07.19

観葉植物 カプセルプランツ

 高機能椅子 Ergohuman Plus エルゴヒューマンプラス EHP-HAMを購入して、オマケで貰ったのが、観葉植物 カプセルプランツだった。 「サンデリアーナ」「シェフレラ」「パキラ」 の3種類が出ているようで、あたしが頂いたのは「シェフレラ」だ。

 あたしは観葉植物は嫌いではない。結構まめに水やりもするし、枯らすといったことはないのだが、カミさんはそのあたりかなりいい加減でベランダには何も植わっていない鉢が転がっていたりする。このカプセルプランツはひと月に一回水をやればいいというもの。ペットボトルと同じ素材のカプセルから少しずつ水を吸収していくらしい。

 完全密封ではないけども、ひっくり返してすぐに水が漏れるということもないので、机のうえで育ることも十分に可能だ。

観葉植物 カプセルプランツ
観葉植物 カプセルプランツ

三栄水栓製作所

 製造元は三栄水栓製作所という水栓が本業の会社のようだが、水回り全般の製品にも関っており、こんな観葉植物キッドも作ってしまったようだ。非常に便利なものの、やややり過ぎかという感もなくもない。土の代わりにセラミックスを使っていると云うのだが、そこまで人工に馴らしてしまうのも何だか抵抗がある。

 といいつつも、眺めていると気持ちが良いのでさらに幾つか欲しいと思うのだが、3000円前後とやや高額。もう1000円安ければ間違いなく追加買いしていると思うのだが残念である。オフィスチェアーズでの購入がやや安めか。

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2009.07.18

エルゴヒューマンプラスの不調-無事解決

 Ergohuman Plus エルゴヒューマンプラス EHP-HAMは実をI云うと早々に不調があった。椅子をロッキングすると軋むのだ。姿勢を変えるたびにキシキシうるさい。どこか適当に潤滑オイルをさせば直るような気もするのだが、調整箇所の多い高機能椅子なので、変なところにオイルを差してしまってもともこうもなくなるのは嫌である。ということで、購入もとの株式会社オフィックス OFIXにメールを出して、どこにオイルを差せばいいのか指示を請う。

 翌日、総代理店の関家具から連絡があると思うから、それに従って欲しいというメールがあり、更に翌朝、関家具からオイルを差す場所の図解ファイルを添付したメールが届く。簡単に外部からオイルを差す場所と、それでもダメなら椅子をバラして、といった図解だった。メールが届いたのは朝の7時。20分もしないうちに、購入店のオフィックスからもメールが入り、潤滑オイルを送るのでそれで外部からのオイル差しを試してみて、それでも改善できなければ、新品と交換しますということだった。

 ようやく本日、宅配便でオイルが届き、差してみる。オイルはクレのごく普通のもので、さすがに新品ではなく、使い古しのあと何度か使えば空になるといった状態のものだったが、それくらいの方がこちらも恐縮しないで済む。さっそく指示のあった背の取付位置にオイルを差すとまったく軋みはなくなった。販売店の対応としては十分に満足のいくものだった。



Ergohuman Plus エルゴヒューマンプラス EHP-HAM関連記事

2009.07.10 清水の舞台から...

2009.07.12 Ergohuman Plus エルゴヒューマンプラス EHP-HAM届く。

2009.07.13 Ergohuman Plus エルゴヒューマンプラス EHP-HAMに座ってみる。

2009.07.15 メッシュチェアの快感-エルゴヒューマンプラス

2009.07.19 エルゴヒューマンプラスの不調-解決済

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2009.07.17

川村かおり

 川村かおり(カオリ)の姿を見られるのは嬉しいが、病に冒され余命幾許となった痛々しい姿はあまりにも辛い。

 いわゆる歌謡曲が嫌いで歌番を一切見ないあたしは、この川村かおりという人の姿をずーっと知らなかった。この人の姿を初めて見たのは、中古CDを5、6年前に買った時だ。ロシア人とのハーフであるという事は知っていたが、ここまで日本人離れしたべっぴんさんだとは思っていなかった。中学時代に徒名が「美少女」という普通には嫌味とも聞えるが、確かにその通りだった同級生がいて、何だか雰囲気がよく似ていた。もちろん同級生には外国人の血は入っていない。

 TVでの姿を知らないかおりはラジオで知った。オールナイトニッポン土曜2部を担当していて、これが面白かった。当時彼女は18歳だったが、20代半ばのあたしが聴いてもよく共感できるような内容だった。ラジオはわざわざ深夜に起き出して、明け方まで車を転がして聴いていた。

 印象深かったのが名曲『翼をください』のカバーである。あのアレンジにはぶっ飛んでしまった。川村の歌はロックと云いつつも、糞真面目な歌い方で、聴いている方が恥ずかしくなる感じのもの。当時は20歳になろうかなるまいかの歳だから仕方なかったのかもしれない。

Hippies
Hippies

川村かおり, PANTA, 高橋研
CD (1990/7/21)
ディスク枚数: 1
レーベル: ポニーキャニオン
収録時間: 48 分

CHURCH
CHURCH

川村かおり
CD (1991/3/21)
ディスク枚数: 1
レーベル: ポニーキャニオン
収録時間: 56 分

WEED
WEED

川村かおり,高橋研,いまみちともたか
CD (1992/2/5)
ディスク枚数: 1
レーベル: ポニーキャニオン
収録時間: 36 分

 あたしが持っているCDは上記の3枚。中でも好きなのは「CHURCH」だ。

 とにかく学校ではひどい虐めにあい、今度は若くして癌に冒される等、あのラジオから聞こえていた元気な声からは全く想像もつかない現実があったようで、胸が痛む。

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330,000番目のお客様は...

 15,000番目、20,000番目、25,000番目、30,000番目、33,333番目、34,567番目、40,000番目、44,444番目、50,000番目、55,555番目、60,000番目、66,666番目、70,000番目、77,777番目、80,000番目、88,888番目、90,000番目、99,999番目、100,000番目、101,010番目、111,111番目、123,456番目、130,000番目、131,313番目、133,331番目、140,000番目、150,000番目、160,000番目、170,000番目、180,000番目、190,000番目、200,000番目、210,000番目、220,000番目、222,222番目、230,000番目、234,567番目、240,000番目、250,000番目、260,000番目、270,000番目、280,000番目、290,000番目、300,000番目、310,000番、320,000番目に訪問された方にプレゼントをしようと思っていたのですが、いずれもダメだったようです。47度目のトライで、今回は330,000のキリ番です。

 読書グッズP-hookのプレゼントを希望される方はこの記事の "1万5千" を "330,000" に読み替えて、気に留めておいてください。

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2009.07.16

コロッケ

 あたしは質素な食品ではあるが、コロッケが実に好きである。コロッケと云ってもいろいろ種類があるのだが、じゃがいもをちゃんと使っているのであれば、何でもいい。

 スーパーへの週一回の買い出しは惣菜が半額になる8時を狙う。運が良ければ、ひとつ78円のコロッケが幾つか残っている。数があれば4つほど買い込み、冷凍にして一日ひとつずつ食べる。キャベツのみじん切りと合せてコロッケを食べるのは実に幸せなひと時である。

 コロッケはいまだ自分で作ったことがない。じゃかいもとミンチがあればそれなりに作れそうなのだが、肉と云うと鶏以外は高くて買えないというのが現実である。値段を見比べていると安い鶏肉がその日が賞味期限で半額になってしまっているのに、どうしても手が伸びてしまう。

 まぁ、いずれにせよ、どのくらいかかるか確認する意味でもいちど自分で作ってみようと思う。いろいろ材料を買っていると出来合いのものを購入した方が安つくんではないかと思えるから、不思議である。

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2009.07.15

メッシュチェアの快感-エルゴヒューマンプラス

 先週末から使い始めたErgohuman Plus エルゴヒューマンプラス EHP-HAMは初のメッシュチェアである。それまで使っていた書斎椅子はクッションに布を張ったような普通のタイプだった。

 メッシュなので、湯上がりの半乾きの状態で座れるのがいい。水が滴るほどならさすがにマズいだろうが、そうでもなければ何ともない。裸のまま纏わりつかずに座って体を置けるのがいい。

 そうして、風通しがいいので、椅子に座っていながら、背中や尻の方から時たま風を受けるのがなんとも云えない。このスウスウ感は、結婚式の時、はかまを履いた時の感覚に似ている。男の服装というのは、ズボンなので常に布が下半身に纏わりついているのだが、はかまを付けて、股間がスウスウした時の頼りないあの感覚がどうも忘れられない。多くの女性はスカートをはいているのだが、あんな心許ないのによく堪えているなと感心したものだ。スカートでノーパンなんて、もう死んでいる。

 ということで、夏のメッシュチェアはかなり良いものである。が、冬になると布をかける等しなければ、酷いかもしれない。



Ergohuman Plus エルゴヒューマンプラス EHP-HAM関連記事

2009.07.10 清水の舞台から...

2009.07.12 Ergohuman Plus エルゴヒューマンプラス EHP-HAM届く。

2009.07.13 Ergohuman Plus エルゴヒューマンプラス EHP-HAMに座ってみる。

2009.07.15 メッシュチェアの快感-エルゴヒューマンプラス

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2009.07.14

凄い季節になってきた

 今週末くらいには梅雨明けしそうな感じなのだが、それにしてもこれからが夏の本番といったところだ。

 7時少し前に起きて温度計を見ると33.5度という温度を示していた。この頃というのは一日でもいちばん気温の下がる時間帯なのだが、それでも軽く30度を越している。

 あたしはエアコンが嫌いなので使わないのだが、さすがに扇風機は弱にして、やぶにらみで首振りしている。扇風機でも真っ直ぐに長時間の風を受けていると体調が悪くなる。首振りでもあまり風を受けたくないというので、タイマー設定して寝る。これが許るされのはこれまでで、今、これをやると時間が来て扇風機が止まるや否や目が覚めると云う状態に陥ってしまう。かなり強烈である。

 という訳で、これから2ヶ月ほどは扇風機の回しっぱなしの状態になる。仕事に行っているウィークデーは10時間くらい止まった状態があるが、週末になると2日間完全ノンストップで回すこともある。いやいや、夏とは強烈である。

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2009.07.13

Ergohuman Plus エルゴヒューマンプラス EHP-HAMに座ってみる。

 昨日届いたエルゴヒューマンプラスを触ってみる。

 普通の椅子を使っていたなら、かなり大きく思えるだろうけども、これまで使っていたものも十分に大きかったのでそんなに違和感はない。ただ調整ダイヤルやらがあちこちにあるのが、なんとも嬉しい。

 まず、リクライニングの固さの調整をする。やや体重を後ろに寄せると倒れるくらいの固さにする。かなり倒れるのだが、この固さだといちばん後ろまで倒すには力を入れてのけ反る必要がある。しかし、緩くし過ぎると直立が困難になるので、このくらいがいい。ゆったりするのなら、倒した状態で固定することも可能。オットマンがあれば、そのまま眠ることができるだろう。

 座面を一番前に引き出すと、あたしのような身長175cmくらいなら十分にあぐらをかいて座ることができる。小柄な人は座面を奥にひくと膝の負担はない。さらに座面の角度も前傾にすることができ、ノートパソコン使いには非常に有り難い。これは新パージョンから加わった機能のようだ。

 腰の負担を減らすためのランバーサポートも特に違和感がなく、上手く機能している。6時間ほど座っていても、特に疲れのでない椅子で申し分ない。

Ergohuman plus (エルゴヒューマン) メッシュチェア 【ハイタイプ】 ヘッドレスト付 ファブリックブラック EHP-HAM(KMD-31)
Ergohuman plus (エルゴヒューマン) メッシュチェア 【ハイタイプ】
ヘッドレスト付 ファブリックブラック EHP-HAM (KMD-31)

メーカー型番:EH-HAM(KMD-31)
サイズ:幅67cm×奥行き66.5cm×高さ110.5~124.5cm
重量:30kg
材質:アルミダイキャスト、ポリエステル、ファブリックメッシュ
セット内容:キャスター(5)、アルミベース(1).ガスシリンダー(1)、アームレスト(右×1/左×1)、座面(1)、背もたれ(1)
組立式

 とは云え、この製品を作っている会社というのがどのような会社なのかよく判らないのである。日本にあるのは代理店や特約店のようで、製造は中国の工場のようなのだが、メーカーの実態が今ひとつよく判らない。ということで、この価格では高過ぎるということらしいのだが、確かにあと2、3万安ければ最高のコストパフォーマンスを持つ高機能椅子と云うことになるだろう。



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2009.07.12

Ergohuman Plus エルゴヒューマンプラス EHP-HAM届く。

 金曜日に発注した椅子が届く。8万円弱の高機能椅子。いいワーキングチェアになると10万円を超えるものだが、機能的にここまで揃っていると、善し悪しは微妙なところになる筈で、その微妙なところだけに数万をかける価値があるかどうかということになる。

 あたしが購入したのは株式会社オフィックス OFIXというショップサイトからなのだが、このショップが特に優れていると云うのは配達時の梱包素材を無料で引き取ってくれると云うところだ。通販は非常に便利で日常的に使っているのだが、とにかく厄介なのは輸送用のダンボールである。小さな商品も安全のために大きなダンボールを用い、すぐにそのあたりに3、4個転がしてしまうことになる。この椅子の梱包ダンボールは110*70*70という巨大なもので、こんなものを置いていかれた日には、賃貸の表の通路に放置するしかない。しかも椅子は未組立の状態で発送してきて、自分が組み立てるのが普通らしいのだが、このショップは組み立て済の状態で発送してくれるから嬉しい。

 しかも梱包材に使っている不要椅子を入れて送った場合が、無料扱いで、梱包材だけなら2000円のポイントバックがある。これは利用者からすると実に理にかなった値引方法で、Maxで無料、条件を緩くするとバックがあるというのは非常に得した気分になるのである。しかも梱包用のガムテープまで同梱してくるから、受け取る際に箱を固定しているロープを切るためのハサミがあれば、何もいらないと云うことになる。

 椅子そのものを見る前に幾らも感心してしまった。



Ergohuman Plus エルゴヒューマンプラス EHP-HAM関連記事

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2009.07.11

フットレスト

 事務仕事なので勤務時間の95%は椅子に座っている。事務仕事とは云え、行っている作業はいろいろで、姿勢も絶えず変わる。基本的に椅子の高さは調整されているのだが、とっている姿勢によって足の置き位置の定まりが悪くなることがある。足を思い切り机の奥に投げ出すと、正面の同僚が机の下にダンボールに荷物を置いているのを蹴り上げてひっくり返してしまい、中身をぶちまけてしまうこともある。

 ということで、サンワサプライのフットレストを使ってみることにした。2000円もしないプラスチック製のフットレストなのだが、構造は簡単でそう簡単には壊れそうもない代物である。大きさはそこそこあり、一般的なスチール製の事務机であれば、机の下の空いた空間の半分は取ってしまうと云うもの。大柄な男性が使っても何の問題はないだろう。

 台に取り付けられた板の角度を適当に変えて、いちばん良い辺りにして使うといったもので、固定式ではない。動かすにはそこそこの力をかける必要があるのだが、それでも比較的簡単に動くので、昔よくあった足踏み式のミシンの様についつい板を動かして遊んでしまうのだが、靴を脱いで板に足を置くと板の凸凹が妙に気持ちいい。

 少し前のスチール机には10cm幅くらいの板が渡されていて、足置きとして使えていたが、最近の事務机では軽量化のためかなくなっており、どうしてもこのような製品が欲しくなる。

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2009.07.10

清水の舞台から...

 清水の舞台から飛降りるつもりで、椅子を注文する。

 あたしの生活では床に座るということはなく、常に椅子に座っている。冬場にしてもコタツは用いない。あれを使うと絶対そこで寝、ロクなことがない。職場での事務机、家でのダイニングテーブル、書斎机と寝る以外は椅子生活である。

 書斎机は高校に入る時にお祝いで買って貰ったものなのだが、椅子の方は支えが馬鹿になってしまって使える状態には調整不可能になってしまった。結婚して実家を出る時に机だけ持ち出し、椅子は仲人にお祝いで買ってもらった。当時はまだ珍しいガスチェアで、高級なものを選ばせて貰ったのだが、さすがに15年も使っていると座面の布に穴が開き始めていた。それに目をつぶれば、もう5年くらいは使えそうなのだが、そうなると次に買うものの寿命が短くなる。50になってから良いものを買って、どのくらい使えるかということだ。

 ということで、そろそろ新しいものを買ってもよいのではないかと思い、清水の舞台から飛降りるつもりで、注文をする。



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2009.07.09

デビルマンが無性にみたくなる

 04年のラジオ番組Avantiの録音を聴いていると映画監督の那須博之とその夫人で脚本家の那須真知子がゲストとなって話をしていた。監督の那須は脚本家の脚本のまま撮るのを良しとしているらしい。脚本家の仕事を大切にしていると見れば聞えはいいかもしれないが、脚本がクソの場合、どうするのだろうか。

 その顕著な例が「デビルマン」(04)だった。この映画のズタズタぶりは製作費の半額しか回収できなかっただけではなく、東映の株価も大幅に下落させた。何とも恥ずかしがることもなく、ただただ夫婦の仲の良さを見せたこの会話は妙に印象深いものだった。

 ということで、久しぶりにデビルマンをみたくなり、廉価の中古を入手する。

デビルマン プレミアムセット
デビルマン プレミアムセット

出演: 伊崎央登, 酒井彩名, 渋谷飛鳥, 宇崎竜童
監督: 那須博之
ディスク枚数: 2
販売元: 東映
DVD発売日: 2005/04/21
時間: 116 分

(ジャケットを拡大)

 脚本のひどさは然る事ながら、思い入れのない演出は、撮ればいいんだろ、といった投げやりな雰囲気に満ちている。印象深かったのは、特典映像の出演女優への監督に対する印象についての質問で、いずれの人も「監督の云っていることは意味が判んなかった」という回答をしていたことだ。おそらくまともな演技指導も出来ていなかったと思われる。

 変なカメオ出演があったりすることからそもそも本気で撮っていないというのは明らかとしか云いようがない。公開まで暫くの延期があったようだが、公開しないよりかは公開していくらかの入場料でも取ろうと考えたのだろう。何れにせよ、この監督と脚本家を起用した人間の大きな判断ミスである。

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2009.07.08

山崎豊子原作映画『沈まぬ太陽』は10月公開

 数年前に読んだ山崎豊子の『沈まぬ太陽』は何度となく映画化の話を耳にしていたのだが、ついに10月に公開になるらしい。製作発表はまったく記憶になく、今日の製作報告で映画化に実際に着手されていたことを初めて知った。

 御巣鷹山での事故を含む日本航空での人事をもとに描かれた小説なのだが、全5巻ということでそこそこ長い物語である。長いにもかかわらず、そんなに中身のない話なので漫画を読むように読むことができるというのも特徴である。

 しかし、これら、ひとりの男の会社人生を描いた半生記のような話を3時間を超えるにしてもどこまで描いたのか気になるところである。原作は3部構成になっており、一部ずつを映画化するのならまだしも、すべてを含むのなら一部につき1時間程度ということになり、連続TVドラマ1回分で書籍2冊分を描くと云うことになる。これはかなりの技がないと見られたものにはならない。

 主演が渡辺謙。あたしが原作を読んだイメージからはもっと柔らかい感じの人だったような気がする。

 公開の曉には久しく映画館で映画をみなくなったあたしも珍しく映画館に足を運ぶかもしれない。

沈まぬ太陽〈1〉アフリカ篇(上)
沈まぬ太陽〈1〉アフリカ篇(上)

山崎 豊子 (著)
単行本: 302ページ
出版社: 新潮社
ISBN-10: 4103228148
ISBN-13: 978-4103228141
発売日: 1999/06
商品の寸法: 19.4x13.6x2.4cm


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2009.07.07

無差別殺人

 最近、半年に1回は自暴自棄になって無差別殺人をおこすと云う事件が続いているのではないかと思う。おそらくひとつの事件が次の事件を呼んでいるのだとは思うのだが、それでも頻度が高過ぎる。

 自分が死ぬのなら他人も道連れに、と云うのは新しい発想ではない。ガイキチ軍人が自分の最期に全世界を巻き込むため、核ミサイルの発射ボタンを押すと云うのは、かれこれ昔からある妄想である。それが小規模に度々起きているということだ。

 雰囲気的に自分も死にたいと思っているが、それが出来ないため、誰か多くを殺して刑罰で葬ってもらおうといっような発想。誰かを憎むというより自棄の延長にあると考えた方が良い。

 しかし、こういった見ず知らずでも容易く他人を巻き込めるというのがこれまでにないことではないかと思う。やはり人間関係が稀薄になっているというのが原因ではないかと思う。賃貸に住んでいると、すぐ隣の部屋に住んでいる人間は何者か、更にその姿もまともに見たことがなかったりする。他人の存在が恐ろしく稀薄で、存在感がなくなってしまっている。

 社会的に虐げられた者はどうしても人間との繋がりがただでさえ、稀薄になる。今後、こういった傾向は避けることは不可能であると思う。

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2009.07.06

STUDIO VOICE スタジオ・ヴォイス 休刊

 かれこれ15年ほど定期購読しているSTUDIO VOICEが来月発売の号で休刊してしまうと云う。発売部数の低下と広告の減小がその理由らしいが、編集の多様な視点が見事な雑誌だっただけに、過去のものとなってしまうのが非常に残念である。

 ただし、今年に入ってからは紙面デザインの担当者が変ったのか、デザインばかりが先行する非常に読み辛い不愉快なものになってしまっていたのも事実である。普通に読ませてくれればいいのだが、文字をダブらせてみたり、奇をてらった感じで、嫌がらせをしているのではないかと思ったくらいだ。

 内容が優れていても読み難ければ、やはり読めたものではない。これが続くならこの雑誌ともお別れかと思っていたのだが、先に手を振られた形になってしまった。

 サブカルを扱った硬派な雑誌が姿を消すのは大きな損失で、この編集者たちをそのまま拾ってくれる出版社があれば助かるのだが。

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2009.07.05

掃除は年に1回

 非常に恥ずかしい話なのだが、あたしは掃除が嫌いである。特に必然性がなければ、基本的に掃除はしない。すでに書籍等で埋まりつつある自室の中央には万年床が敷かれ、6畳間は床が見えない状態である。

 しかし、年に一度は掃除をしなければならない。賃貸の火災報知器の点検があり、各部屋を点検員がまわるからだ。さすがに他人様に足の踏み場がないと云う困った思いをさせる訳にはいかない。

 とにかくあたしは通販がひどいので、ダンボールがたまりに貯っている。そのまま適当に置いてあるのが部屋を乱雑にしている原因のひとつである。すべてのダンボールをバラして部屋から取り除くと7割方掃除が終わったようなものである。

 DVDもケースからディスクとジャケットを抜いて、ケースそのものは棄てる。ケースのまま保管していると本棚2つくらいの占領では清まないだろう。今回処分するケースは20個とは云わない。これも外に出してしまうと部屋がすっきりする。

 布団は木の板で出来ているすのこベッドに敷いている。これはつい最近買ったものだが、万年床ではあるものの、このおかげで通気性が良く、フローリングにそのまま布団を敷いているのとは雲泥の差で、実に気持ちがいい。こういうものを使っていると布団を畳んで部屋の隅に寄せるというのが非常に厄介なのだが、適当に畳み上げて、床のホコリを払う。

 掃除は掃除機を使うよりやはり箒の方がいいのではないかと思う。とにかく小回りが利くのがいい。100均で買った箒とちりとりのセットと雑巾があれば、実は掃除機なんて必要でないのではないかと思う。しかし、我家には3台の掃除機がある。

 5時間ほどかけて掃除。無事に足の踏み場のある部屋にして、点検をして頂くことができた。

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2009.07.04

自治体首長が連合組んで支持政党表明してどうするの

 大阪府や横浜市、松山市の首長が会談して、指示する政党を表明することを進めようとしているけども、なんか勘違いしていないかと思う。自分たちの役割をどのように考えているのだろうか。

 役場で働いていると住民から「この制度がおかしいと思うなら、あんたらも反対しないとダメなんじゃないの」などと云うお叱りを受ける。しかし、末端の役場と云うのは法の最終的な実施する機関なのである。役場が独自でできることもあるが、そうでないことも多い。

 首長が政党に入っていることは少なくないが、それでも首長たちが寄り集まって応援政党を明確にするというのは違和感を感じる。事実上、国の末端機関でもある地方自治体の首長が直接的に国のやり方にもの申していれば、職員は矛盾の中に放り込まれることになり、業務がやりにくくなる。

 ハシモトは弁護団賠償請求訴訟の件もあるように、手段の正当性も理解できないガキでもある。このような輩に振り回されるのも程々にしないと何も残らない破壊の跡を見るだけにもなりかねない。

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2009.07.03

本日入荷の積ん読素材

 夏と云うとやはり怪談である。怪談本を探していると『九十九怪談(つくもかいだん)』というシリーズ本を発見する。あたしが毎年楽しみにしていた『新耳袋』シリーズの著書のひとりである木原浩勝による新シリーズである。3年から始まったようで今月の初めに第二夜が出たようだ。

 『本当にあった病院の怖い話』についてはやはり病院の実際が気になるところ。霊感の強かった昔の知り合いは病院にはいろいろいて、そうそう気楽に入ることのできないところ、なんて云っていた。届いてから気がついたのだが、必要以上に表紙の写真が怖い。これはやり過ぎだ。

 最後は手拭い図鑑。500の図柄が掲載されている。日本の美はやはり省略の美であり、熊野染(目くじら)なんてその典型である。色んな図柄を見ていると何かひとつ手拭いを染めてもらいたくなる。

 いずれも中古本での入手。

九十九怪談 第一夜
九十九怪談 第一夜

木原 浩勝 (著)
単行本: 277ページ
出版社: 角川グループパブリッシング
ISBN-10: 4048738801
ISBN-13: 978-4048738804
発売日: 2008/8/9
商品の寸法: 18.6x13x2.2cm

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現役医師が体験した!!本当にあった病院の怖い話
現役医師が体験した!!
本当にあった病院の怖い話

元田 隆晴 (著)
文庫: 221ページ
出版社: 竹書房 (2002/03)
ISBN-10: 4812408741
ISBN-13: 978-4812408742
発売日: 2002/03

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平成 てぬぐいあわせ―ふじ屋染
平成 てぬぐいあわせ―ふじ屋染

川上 桂司(編集),川上 千尋(編集),ジャクリーヌ ルヤック(翻訳)
大型本: 167ページ
出版社: 明治書院
ISBN-10: 4625480574
ISBN-13: 978-4625480577
発売日: 1992/08

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2009.07.02

本日入荷の積ん読素材

 引き続いて、またまたシティボーイズもの。あたしは凝り性だから、いったん始めると際限がない。

 Quick Japan(クイック・ジャパン)という雑誌は恥ずかしながら初めて知った。サブカルものだが、スタジオボイスと異なって何とはなく素直に懐に飛び込めないところがある。DVDもここ数日で4枚も買ってしまったが、いずれも新品ながら定価買いではない。一番安いもので定価の1/12。高くても1/4だ。どうしてこんなに安く流通させられるのか判らないが、安くで手に入れられるうちに入手して置くのが吉。

シティボーイズミックス PRESENTS NOTA ~恙無き限界ワルツ~
シティボーイズミックス PRESENTS
NOTA ~恙無き限界ワルツ~

出演: シティーボーイズ, YOU
中村有志, 五月女ケイ子
ディスク枚数: 1
販売元: コロムビアミュージックエンタテインメント
DVD発売日: 2003/12/17
時間: 90 分

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クイック・ジャパン83
Quick Japan(クイック・ジャパン)83

単行本(ソフトカバー): 248ページ
出版社: 太田出版
ISBN-10: 4778311736
発売日: 2009/4/11
商品の寸法: 20.8x14.8x1.8cm

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2009.07.01

嘲る

 ロクでもない人間はいるもので本当に感心してしまう。職場の今年度の始めの席替えで30半ばの連中がすぐ側に来たのだが、またこれが凄いのである。出る会話というのがほとんどが出入りしている業者を小馬鹿にするような内容だけなのである。基本的にそういったことを云い始めるのはひとりなのだが、まわりの数人がそれに同調して、延々、嘲りが続く。

 昔、パソコン通信の会議室で「そんなことを云っていると物笑いの種になるぞ」と云ったような攻撃をする輩がいて、その物言いにうんざりしていたものだが、それを実際にやっている連中が居るのをあからさまに見て、ゾッとしている次第である。

 本当に人間を人間とみていないような口振りで、実際、「あいつは宇宙人やから仕方ない」と云い放つ。そういう本人は本当にご立派なのだろう。文句は人一倍、なんでもかんでも他人に押しつけてくる。

 あたしも少なからず人の好き嫌いはあるけども、嘲るといったことはしようと思わない。仮に能力的に劣っていたとしても、人格を卑しめることには繋がらない。人を小馬鹿にすると絶対それは自分に返ってくると思っている。社会はそんなに甘くはない。

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