マイケル・ジャクソン死す
出勤前に朝のワイドショーを見ていると、ジャクソンの心肺停止について取り沙汰されていたが、やがてニュース速報のテロップで死亡が流れた。
ジャクソンの「スリラー」は高校時代に流行ったもので、リアルタイムに見ている。大学のサークルのひとつ上の先輩にはぎこちない下手くそなムーンウォークを自慢げに見せつけられてうんざりしたものである。
しかし、ジャクソンの歌は甲高い声で歌うものが多く、あたしの好みではない。裏声で歌うような男性ボーカルはことごとく嫌いなのである。ダンスもそんなに興味が涌かなかった。
アーチストとして関心がないとすれば、目につくのはスキャンダラスな部分だけである。色は白くなるし、整形に次ぐ整形で崩壊する顔、性的虐待疑惑等々、興味がなくても情報は入ってきていた。
今回の彼の死も取り立ててファンではないあたしにとってはそんなに驚くようなことではなく、このスキャンダラスな部分だけを見ていると然るべきといった感じさえもあった。成功は必ずしも幸せと結びつく訳ではない。音楽界最大の成功者となったジャクソンが何を求めていたのだろうかと今だに気になる。
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