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2009年5月の35件の記事

2009.05.31

休日の不思議

 休日は不思議である。

 平日はあたしは晩飯しか食べない。朝は出勤前50分くらいに起きるものの、特に何かを食べようと云う気にはならない。水をコップ一杯飲む程度である。昼も食べない。食べてもいいのだが、食っていると書籍代・DVD代に困る。時たま、宅配弁当屋がお試しの無料サービスをすることがあるのだが、これは当然一等賞に食べる。

 今年の初めのはかま満男司会のNHK対談番組「日曜喫茶室」に聖路加国際病院の理事長やら名誉院長をしている日野原重明と云う明治44年生まれの98歳かの現役医者が出ていたのだけども、この人も一日一食にすべきだ、なんて云っていた。お昼お腹が空きませんか、なんて尋ねられると、真剣に仕事をしていない証拠だ。真剣に仕事をしていると空腹なんて気にならない、などと云っていた。

 それであたしは普段は晩飯に一合のご飯とおかずで生きている。

 これは平日の話で、週末になるとやはり朝飯(朝マックが多い!)か昼飯も食べている。食物が身近にあるからなのだろうか。先ず、晩飯ともう一食は食べている。週末になると何時も自分でも不思議になる。

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2009.05.30

差出人は「外国」

 昨日、郵便受けに郵便局の配達不在が入っていて、差出人が「外国」となっていた。再配達を依頼すると、届いていたのは米国本家Amazonからの荷物で、中身は先日注文したホドロフスキーのDVD-BOXだった。配達した人は宛名シールの英文が読めず、適当に「外国」と書いたようだ。普通便で10日での到着である。

The Films of Alejandro Jodorowsky (Fando y Lis / El Topo / The Holy Mountain)
The Films of Alejandro Jodorowsky
(Fando y Lis / El Topo / The Holy Mountain)

Actors: Alejandro Jodorowsky
Directors: Alejandro Jodorowsky
Format: Box set, Color, DVD-Video, NTSC
Language: English
Subtitles: English, Spanish, French, Portuguese
DVD Release Date: May 1, 2007
Run Time: 333 minutes

(ジャケットを拡大)

 軽く「エル・トポ」を見始めたのだが、とにかく画像が鮮明になっている。国内盤とはまだ見比べてはいないが、こんなに綺麗ではなかったように思う。それにしても引込んでくれる作品である。アメリカ盤で日本語字幕はないのだが、そんなにべらべら喋る映画ではなく、すでに、4、5回は見ているので英語字幕でも十分に内容が判る。

 フェリーニの映画をもっとと感覚的にデフォルメしたような映画である。人物のコスチュームも素敵だ。監督はデザイン関係も優れていて、なおかつ音楽も担当している。このBOXを購入した理由のひとつがサントラ盤の同梱であり、音楽もかなり良いのだ。しかも、主演を演じている。なかなかハンサムで味のある役者だ。ということで、このホドロフスキーと云うのはまったく困った男なのである。

 詳細はまたいずれ。

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2009.05.29

定期監査終了

 4月の半ばから始まった定期監査が終わったようだ。1月半の期間に随時質問が入ってきて、それに答えなければならない。去年の事務が対象で、この内容を知っているのは異動の結果、あたしだけになってしまい、ひとりで対応しなければならなかった。

 備品の点検であるとか、執行の不用の理由とか何度かに渡って尋ねられたが、特に込み入った事業をしている訳でもないので、突っ込みどころは全くない筈である。

 監査としても一応、下らないことでも突っ込みを入れておかないといけないようで、苦労が偲ばれる。

 監査が終りましたので、一連の資料をお返ししますので取りに来てください、という連絡に、問題はありましたかと尋ねると「指摘事項はありません」ということだった。当然のことだが、やはりホッとする。

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2009.05.28

老眼鏡に驚く

 うちの職場の来客は高齢者が多く、窓口業務を頻繁にしている者から来客者用の老眼鏡を購入して欲しいと云う依頼があった。強度・中度・低度のセットが良いということだった。

 さっそく手配をすると6000円と3000円ほどの見積りが出ていて、3000円のものに決まった。えらく見積りに差がある。納品があってびっくりしたのは、メガネが3本納品されただけで、収納ケースがなかった。6000円のものはケースがあったため高かったようだ。ケースはやはり欲しいので、厚紙でざっとこしらえておいた。

 あたしも最近老眼がひどく、近眼・乱視のメガネを外して本を読む。仕事で扱う10ポイント程度の大きさなら問題ないが、書籍の小さな字になるととたん見え難くなるのだ。裸眼になると問題なく見えるのだが、いちいちメガネを外すのが面倒だ。

 試しにその老眼鏡をかけてみたのだが、事もあろうに強度というのでよく見え、中度以下ではほとんど見えなかった。30半ばから老眼の傾向があったが、10年でこんなにひどくなってしまうとは。お向かいの10歳年上のお方はコンタクトを使って、近眼を矯正しているようだが、ほとんど老眼を意識したことがないと云う。老化がひどいと嘆いても仕方ないし、とりあえずどうすれば楽になるかを考えているこの頃。

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2009.05.27

訃報 中島梓(栗本薫)

 癌だったのは知っていたが、この人も呆気なく逝ってしまったと云う感じだ。

 この人が作家だとは知っていたが、栗本薫名義の小説は一冊も読んでいない。いわゆるSFは筒井康隆の多様性ある作品群にやられてしまって、SFSFしたものには興味を失くしてしまって間もなくに、栗本が活躍を始めたのである。

 彼女はやはり中島梓なのである。しかも「ヒントでピント」の女性軍キャプテンの印象が強い。美人とは云えないのだが、頭の切れは本当に良かった。男性軍キャプテンのカメラマン浅井慎平との勝負は見ものだった。それにしてもあの番組の出演者ももう何人も故人になってしまった。司会者の土居まさる、雰囲気の大好きだった小林千登勢。

 近々栗本のライフワークらしい「グイン・サーガ」が100冊分が2冊の豪華合本になって出るのは前から知っていて、気になっていたところだったのだが、彼女が亡くなったこともあり、注文をしかけたのだが、やめた。なんかぜんぶ読まないような気がするからだ。記念で高価本を買う趣味はない。

GUIN SAGA
GUIN SAGA

栗本 薫 (著)
出版社: 早川書房
ISBN-10: 4152090472
ISBN-13: 978-4152090478
発売日: 2009/7/25

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2009.05.26

天気図が書きたくなった

 某所から入手した5年前のラジオ対談番組Avantiの録音を聴いていたら、コラムニストの泉麻人が最近、天気図を書き始めたと云う話をしていた。天気図をかくといっても、NHK第2放送の日に3回(9:10、16:00、22:00)放送される気象通報を地図に書き留めるという事だけのことである。これを聴いて久しぶりに天気図を書きたくなった。

 あたしは30年ほど前に天気図を1年くらい書き続けていたことがある。中学の理科で気候について学んだ時に、試しに天気図用紙を買ってきて書いてみたのだが、いつの間にか習慣になってしまっていた。気象通報では国内と国外の近隣の54地点の気圧・天気・気温・風向き・風力が告げられ、その後、漁業情報として気圧配置、前線、台風等の情報が告げられる。20分番組にもかかわらず、情報は少なくなく、延々淡々と読み上げが続く。書き始めた頃は追いつかず、聴き飛ばしもあったが、10枚も書くうちにまったく苦にならず書き留めることが出来るようになる。

ラジオ用天気図用紙―地上天気図 (No.1)
ラジオ用天気図用紙―地上天気図 (No.1)

出版社: クライム気象図書出版部; 改訂版版
ISBN-10: 4907664354
ISBN-13: 978-4907664350
発売日: 2001/03
商品の寸法: 35.2 x 25.4 x 0.6 cm

ラジオ用天気図用紙―地上天気図 (No.2)
ラジオ用天気図用紙―地上天気図 (No.2)

出版社: クライム気象図書出版部; 改訂版版
ISBN-10: 4907664362
ISBN-13: 978-4907664367
発売日: 2001/04
商品の寸法: 35 x 25.4 x 0.6 cm

 白紙天気図には2種類あって、No.1は初心者向けで、用意された表にいったんデータを書き留めて置いてから、後から地図にデータを書き込むと云うスタイルで、No.2は下書き用の表はなく、地図だけになっている。天気図をの情報を書き込むのに一番厄介なのは地点の把握で、地点がどこか探しているうちに時間が経ってしまうのだが、これもそんなにかからずにすぐに慣れるので思い切ってNo.2から初めても差し支えないだろう。

 天気図が読めるようになるので、というか、天気図がかけても読めないと仕方ないので、読むための勉強をも当然することになるので、自分で天気予報が出来るのが楽しい。最近は気象予報士という資格もあるようだが、必ずしも全員が同じ予報をしている訳ではなく、自分の予報と比較してみるもの面白い。

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カルーア(BlogPet)

O-Maruの「カルーア」のまねしてかいてみるね

一人暮しのことである。
ショットバーだと云えば、歓送迎会のような。
通販で、十分に行った。
お付き合いで割ってみる。
ただ、このくらいに稀釈して飲む。
通販でショットバーとかに稀釈しなかった。
毎日、薄く作っている。

*このエントリは、ブログペットの「フタキンSkywalker」が書きました。

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2009.05.25

カルーア

 一人暮しの夜は淋しいので、コーヒーリキュールのカルーアを買ってみる。通販で安いところを探すと1000mlで1500円しなかった。ショットバーだと3杯分くらいにしかならない。

 お付き合いでショットバーとかに行った時は必ずカルーアミルクだった。かなり恥ずかしいカクテルなのだが、このくらいのジュースのようなのが下戸には向いている。もちろんいくら甘くてもアルコール度は20度と低くないので、薄く作ってね、とお願いする。

 もう10年くらいアルコールと云えば、忘年会、歓送迎会の酒気帯びにもならないビールひと舐めだけで、ほとんど摂取していないのに等しい状態である。だから、こんなものをわざわざ買うというのは余っ程のことでもある。

 ミルクがなかったので、カルピスもどきのコーラスで割って飲む。6倍くらいに稀釈したカルーアだったが、十分に酔いますな。毎日、寝る前にチビチビやるもの良さそうだ。ただ、1000mlを飲みほすには数年かかりそう。

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2009.05.24

虫対策

 暖かくなって本格的に虫が活動を始めた。

 台所では生ごみからショウジョウバエが沸いて酷い。書斎ではいつの間にかノシメマダラメイガなんてのが跳び回っている。ノシメマダラメイガに至っては米袋の中にも繁殖してて、参った。

 ということで、本日は殺虫剤を買いまくる。まずはバルサン。これは初めて使う。役場の書庫の殺虫はこの手のものを使うようで、撒布の翌日、書庫に入った同僚は「煙はひどいし、死ぬかと思った」などと云っていた。バルサンを使うなら100個単位になるだろう。バルサンの煙の威力はなかなかのもので3時間後に部屋に入っても、まだまだ真っ白な状態だった。何匹かノシメマダラメイガが飛んでいたのがさすがにいなくなった。が、ドアを空けているとさっそく廊下から入ってきたが、いつの間にか見当たらなくなった。

 ショウジョウバエ対策としては「コバエがホイホイ」という製品。カップにゼリーが入っていると云うものなのだが、1時間もかからずに7、8匹が入っていて、飛んでいるのを見かけなくなった。そんなに期待していなかったのだが、見事なものである。ノシメマダラメイガも一匹入っていた。書斎用にもうひとつ買っておいてもいいかもしれない。

 米櫃用の防虫剤も買っておく。この間は残り一回分で良かったのだがノシメマダラメイガの繁殖がひどく、ご飯を炊く前に幼虫が混じっていないかどうかを確認する必要があった。新しい米が届いたので、さっそく放り込んでおいた。

 ひとり暮らしというか、ハウスキーピングがこんなに大変だとは思っていなかったです。

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2009.05.23

雨宮慶太・ゼイラムシリーズ

 雨宮慶太のゼイラムシリーズは、数年前に日本映画チャンネルでみ、DVDが欲しかったのだが、なかなか高価で手が出なかった。ヤフオクで中古ながらも半額ほどで出品されていたので落札する。

 特にあたしはこういったチープな特撮が好きという訳ではない。映画ファンにはこういったジャンルをことさら愛好する者もいて、かなりマニアックな様相を示すことが多いのでややうんざりすることもある。大学の映研時代の先輩のひとりがそう云う感じだった。4回生になって映画製作に目覚め、自らメガホンを取るのだが、結局、8年間大学に通って中退したらしい。あたしは2年Wりながらも先に出たので、その後の作品の詳細は判らないが、ずーっと戦隊ものであるとかSFものを撮っていたようだ。あたしもスタッフとして一本は参加したものの、へんしーんとかにそこまでのめり込むことができることに感心しつつもうんざりしていたものだ。

 ということで、普通なら見向きもしないようなジャンルなのだが、主人公である女賞金稼ぎイリアを演じる森山祐子,が良いのである。マニアには巨乳である彼女のエロいコスチュームが素晴らしいと云う評判なのだが、あたしはおっぱい星人でなく、見ているだけでも暑苦しいのでどちらかと云えば巨乳は嫌いである。しかし、この森山は良いのである。

 女賞金稼ぎということで基本的に冷徹で、無表情なのだが、それがいい。取り澄まして鼻につくタイプとそうでないタイプかある。凛々しさの漂う場合は、見とれてしまうことになる。

ゼイラム
ゼイラム

出演: 森山祐子, 螢雪次朗, 井田州彦
監督: 雨宮慶太
ディスク枚数: 1
販売元: バンダイビジュアル
DVD発売日: 2003/08/22
時間: 97 分

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 一作目は91年で森山が23歳の時。まだまだ若い。無表情さもやや弱い。続く二作目は3年後の94年で、森山も26になっている。この歳になるとさすがに落着きが深まる。髪型も白髪のような部分を作って、さらに落着きを持たせている。とにかく凛として、ラストにようやく見せる笑顔がいいのだ。こちらは30代半ばになるのだが、バトルスターギャラクティカのグレイス・パークも似たような雰囲気を持っていて、ついつい惹かれてしまう。

ゼイラム2
ゼイラム2

出演: 森山祐子, 螢雪次朗, 井田州彦, サブ
監督: 雨宮慶太
ディスク枚数: 1
販売元: バンダイビジュアル
DVD発売日: 2003/08/22
時間: 115 分

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 ゼイラムは低予算映画ながらも造形が凝っていて、センスがいい。三度笠を被ったロボットなどは本当に見事で、あたしでさえ、フィギュアが欲しくなるくらいである。

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2009.05.22

いまどきのタクシー

 とにかく原付乗りにとって最悪なものと云えば、タクシーなのである。突然、停車するかと思えば、突然、車線を変えて直前に割り込んでくるし、まともに周りを確認せずに自分の都合だけで車を動かす。タクシーに事故はつきもので、大手の会社になれば強力な事故処理班がいて、力業で丸め込んでくる。タクシーと事故るとロクな目には遭わないので、タクシーを見かけると極力離れることにしている。

 信号待ちになって、たまたま前の車がタクシーだった。信号が青になったら、少し先に行かせてから発信しようなどと思いつつ、タクシーを眺めていると、運転席の後ろに透明パネルが宛がわれているのに気がついた。アメリカ映画を見ているとイエローキャブで前席と後部席が完全に透明パネルで仕切られているのをよく見かけるが、それは全部ではなく、運転席側だけを仕切っていた。

 ここんところ、タクシー強盗が多くなって、その対応なのだろう。全部を仕切ると感じが悪いが、運転席側だけでも仕切りを施して置くと後ろから瞬時に切りつけられるという事は避けることができる。できる範囲での対応なのだろう。

 タクシーに乗ることなんて数年に一度だし、普通も距離を取っているのでこんなことをしているとは気がつかなかった。タクシーの運転手も命懸けの職業になってしまったようだ。

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2009.05.21

そこまでするかの新型ウイルス騒動

 新型ウイルスに過剰反応が著しい。今回のケースは弱毒性だが、凶悪なウイルスのパンデミックに対する予行演習にしようと思っているのだろうか。

 兵庫県、大阪府に対する出張自粛令はすでに出ていたが、さらに発病者が出たということで、東京都、川崎市も出張は望ましくない地域とされた。やむを得ず出張しても構わないが、出張から戻って7日間は経過観察で自宅待機せよ。その間は有給休暇で対応すべし。という無茶苦茶な通達が人事からあった。

 来週半ば課長が出張するというので旅費の支出命令の決裁も終えて、週明けに出金するだけになってたのだが、これも取消しになった。課長が翌日から一週間休んでまで出席しないといけないような会合でもないからだ。航空チケットの予約を済ませていたので、払戻し手数料が無駄に800円ほどかかる。日帰りだったので航空チケットだけで清んだが、ホテルを取っていたらもっと不必要な支出が出ていた。めったにないケースなので、会計やら人事やらに質問しっぱなし。

 伝染が収束しない限り、出張制限地域増えるだろうし、どのように収束宣言がなされるのかも気になるところである。しかし、自分の地域がそう云う感染地域になった場合、役場の職員はどのような対応をとらされるのか考えるだけでも恐ろしい。マスクをしてたら、鼻の悪いあたしは息が出来なくなるもんねぇ。

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2009.05.20

監査

 先月の終りから内部監査を受けている。この監査は2年に1回入るのだが、庶務で支払処理をしているということで、あたしひとりが対応している。実は役場の内部監査の受験するのは初めてである。会計検査院とか本省や起債元の検査は何度かあるし、死ぬ思いを2年続けてした税務署の調査も経験しているが、この内部監査はキツい。

 同じ職員が検査をしてくるのだが、期間は資料を提出して1ヶ月間丸々あるので、とにかく細かい、ある意味下らないことまで問いただしてくるのである。云い方は悪いが他の検査は一日ないし数日間のことで、その短期間を乗り切ればいいのだが、何を聴いてくるのか判らないひと月はあまりにも長過ぎる。電話がかかれば、数日内で資料を用意して説明せよとなる。

 参った質問が、5年間の長期リース契約をどうして入札にしなかったのか教えろと云うことだった。すでに5年前の契約であり、それまでに何回も監査を行っている筈なのに、今頃何なの?と云いたくなる。監査の担当も変っているようで、いま、監査をしているのは私だ、という言い分もあるだろうから、素直に前前々任者に問い合わせをしたりして対応する。

 あと一週間で解放されるのだが、何事もありませんように。

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2009.05.19

ストレートストーリー

 『ダーティ・メリー クレイジー・ラリー』も中学の頃にTV放送で見た忘れられない映画の一本である。スーザン・ジョージが妙に色っぽくて仕方がなかった。その後、スーザン・ジョージは意識して、『小さな目撃者』やら『わらの犬』を見る。

 DVD化は初めてだったようなのだが、見たいにもかかわらずやや高値で2年ほど躊躇していたのだが、半額で出ていたのを見かけ、とっとと買ってしまった。

ダーティ・メリー クレイジー・ラリー
ダーティ・メリー クレイジー・ラリー

出演: ピーター・フォンダ, スーザン・ジョージ, アダム・ローク
監督: ジョン・ホッフ
ディスク枚数: 1
販売元: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
DVD発売日: 2007/04/13
時間: 93 分

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 30年ぶりに見るとスーザン・ジョージは色っぽいと云うよりも、やや馬鹿キャラかという印象で良くなかった。アイラインが濃くて、とにかく目の大きさが目立つ。官能的ではあるものの知性さに欠けているので配役には難しい役者だろうなと思う。ピーター・フォンダは相変らず掴みどころがない。

 ストーリーは銀行強盗をしてひたすらクルミ林のなかを逃げ回ると云うものである。追っかけっこだけで1本の映画を作ってしまうのは凄い。しかもリアルタイムに近い展開で、半日程度の物語である。現在ではCGやらを駆使して、見せ場てんこ盛りにしても見るのに辛いものが多いのに、こういったひたすら車を走らせるだけでそれなりに見せてしまうと云うのは力量があるということか。

 これは74年作だが、前年の73年には『北国の帝王』が作られている。これは世界恐慌の頃、失業者が列車をただ乗りしようとするのをハンマーで叩き殺してでも阻止しようとする恐怖の車掌と、その車掌の列車でただ乗りを成功させようとする者との戦いの話である。これもストーリーがあってないようなものだが、それでも引きつけて止まないのである。

北国の帝王
北国の帝王

出演: リー・マーヴィン, アーネスト・ボーグナイン, キース・キャラダイン, チャールズ・タイナー
監督: ロバート・アルドリッチ
ディスク枚数: 1
販売元: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
DVD発売日: 2009/03/06
時間: 121 分

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 単純明快ながらもストーリーは幾らでも力強くできるということであり、最近の映画人は技術にあぐらをかいているということなのだろう。

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キン(BlogPet)

フタキンSkywalkerは流行がほしいな。
流行ってどこにあるかな

*このエントリは、ブログペットの「フタキンSkywalker」が書きました。

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2009.05.18

出張の制限

 事実上、そういうことになる。人事からの通達では自粛という事だったが、やむを得ない事情があれば、相談しに来い、なのだそうだ。

 本格的に流行り始めたようだが、幸いにも毒性が弱いようで、死亡の危険性はかなり低いようだ。

 普通のインフルエンザでも質は良くない。保険関係の部署にいた時にインフルエンザがあると医療費が高騰し、補正を強いられたものである。当然、高齢者の死亡も少なくない。インフルエンザの流行は普通ものでも怖いものなのである。

 それにしても近いうちに職場でのマスク使用が義務づけられるのだろうか。あたしはマスクは嫌いで、大掃除の時、ホコリよけくらいにしか使ったことがない。気休めで使って気持ちのいいものではないからだ。

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2009.05.17

ホドロフスキーのDVD-BOXを発見

 アレハンドロ・ホドロフスキーは映画作家のなかの映画作家である。あたしが映画作家と云うとタルコフスキー、キューブリック、リンチ、ホドロフスキーということになる。この他の連中は申し訳ないが雑魚である。この4人ほど、映画で打ちのめさせてくれた人間はいない。

 そんなホドロフスキーの新しいDVD-BOXが出ていることを2年目にして知った。

 これまでに国内で発売されたホドロフスキーのBOXは次のものである。何年か前に中古だが、定価の半額で手に入れたのだが、今はもう廃盤になっており、1.5倍くらいの価格で取引きされている。なんてこった、である。お馴染のエル・トポ』『ホーリー・マウンテン』『サンタ・サングレ 聖なる血』の3本と本邦初公開の『ファンドとリス』の4本セットで、彼の作品に惹かれた人間には宝のようなものである。

アレハンドロ・ホドロフスキー DVD デラックス BOX
アレハンドロ・ホドロフスキー DVD デラックス BOX

出演: アレハンドロ・ホドロフスキー, アクセル・ホドロフスキー
監督: アレハンドロ・ホドロフスキー
ディスク枚数: 5
販売元: エスピーオー
DVD発売日: 2003/07/04
時間: 455 分

 これを凌駕するようなものが出ていたらしい。

The Films of Alejandro Jodorowsky (Fando y Lis / El Topo / The Holy Mountain)
The Films of Alejandro Jodorowsky
(Fando y Lis / El Topo / The Holy Mountain)

Actors: Alejandro Jodorowsky
Directors: Alejandro Jodorowsky
Format: Box set, Color, DVD-Video, NTSC
Language: English
Subtitles: English, Spanish, French, Portuguese
DVD Release Date: May 1, 2007
Run Time: 333 minutes

 このセットは『エル・トポ』『ホーリー・マウンテン』『ファドとリス』と日本未公開の『La Cravate』+ドキュメンタリー『La Constellation Jodorowsky』のDVD4枚と、『エル・トポ』『ホーリー・マウンテン』のサントラ2枚といった構成になっているらしい。特に嬉しいのはサントラで、監督自らが作曲しているのだが、これがなんともいいのである。実を云うとこのBOXというのはこのサントラが欲しくて検索していたところで、発見してしまったのである。

 まぁ、難なのはリージョン1という事と日本語字幕がついていないと云うこと。幸いにもあたしが使っている安物のDVDプレーヤーはリージョンフリーであるし、作品の半分は日本語字幕のついたDVDも持っているから、まったく意味不明には陥らない。たまには英語字幕でも読んで、学生時代の英語の復習をするのもいいかもしれない。

 ということで、本家Amazonでとっとと注文しておきました。送料込みで42ドル弱。日本円ではおそらく4000円未満の請求です。

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2009.05.16

ER 緊急救命室 XII

 ER 緊急救命室 XII のソフトシェルDVD-BOXが出たのでさっそく購入する。ERもすでに12シーズン、TVでは13シーズンをやっていたと思うが、とにかくよく続けているものである。確か15シーズンで終了で、本国ではすでに終わっているか、間もなくというところだろう。

 DVDは初回からずーっと揃ってて、廉価のソフトシェル様さまである。22話が5000円程度で手に入るのは、全世界でかなり売れているからできることなのだろう。

 それにしても惰性で見続けていると云うのは少なからずあるものの、やはり面白いドラマなのである。病院と云うところが舞台であり、そもそもが人も多く事件も多いところなのだが、それでも飽きずに見せてくれるのは素晴らしい。日本のドラマだとどこか野暮ったくなって、気恥ずかしいようなうんざりした気分になってしまうのだが、このドラマに関してはそういう経験はない。

 真剣に見てもいいのだが、ながらでもいい。TVで馴染んでいるからほとんど吹替えで見るのだが、声優が優れているのでラジオドラマのようにずーっとそのまま流していたりする。ということで、週末、1シーズンをそのまま通しで見て(聴いて)しまったりすることもままある。

 あと3年でDVDも完結する。

ER 緊急救命室 XII セット1
ER 緊急救命室 XII セット1

出演: ゴラン・ヴィシュニック, モーラ・ティアニー, ローラ・イネス, メキー・ファイファー, パーミンダ・ナーグラ
ディスク枚数: 3
販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ
DVD発売日: 2009/05/13
時間: 533 分

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ER 緊急救命室 XII セット2
ER 緊急救命室 XII セット2

出演: ゴラン・ヴィシュニック, モーラ・ティアニー, ローラ・イネス, メキー・ファイファー, パーミンダ・ナーグラ
ディスク枚数: 3
販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ
DVD発売日: 2009/05/13
時間: 446 分

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2009.05.15

読めない本

 先日入手した『日本沈没 第二部』なのだが、これが一向に読み進めない。ここ数日、毎晩眠る前にページを開いているのだが、全く乗れないのである。

 『日本沈没』は今、久しぶりに職場の休憩時間に読み返しているのだが、文庫本ではあるが日に70ページほどは読み進められているが、この第二部についてはどうもうまくいかない。

 この第二部は原案は小松左京であるものの、実際の執筆は谷甲州という人が行っているらしい。こう云うのもなんなのだが、この谷と云う人の文章が恐ろしく拙いのである。拙いというのは語弊があるから、あたしの趣味ではないというか。小松の文章はやや勿体ぶったところがあるのだが、単に状態を表現しているにもかかわらず、その背景になるようなものも匂わすと云う艶のあるものだった。SF小説にはやや似つかわしくないところがある。そういった意味で『くだんの母』は紛れもない名作となった。しかし、谷の文には奥行きもないし、さらに困ったことにリズムにも欠いている。非常に読み辛くて仕方ないのである。この人の小説家と云う生業が成り立っているのはおそらくストーリーテラーとして長けているのだろう。

 ということで、そんなに長編ではないものの、読み終えるのにしばらく時間がかかりそうだ。

日本沈没 第二部
日本沈没 第二部

小松 左京 (著), 谷 甲州 (著)
単行本: 466ページ
出版社: 小学館 (2006/7/7)
ISBN-10: 4093876002
ISBN-13: 978-4093876001
商品の寸法: 18.6 x 13 x 3.4 cm

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2009.05.14

世論調査

 お昼も過ぎて3時頃のことである。役場で電話を取ると「○○新聞の世論調査です」という。かなり早口の話し方の荒い女性の声である。年齢は30過ぎか。続け様に、住所の市町村名を問い、更に町域名を教えろと云う。自治体内の町名名簿を見ながら話をしているのだろう、誤った読み方で「○○町とかそちらにはあると思うんですが、それを教えて下さい」と説明する。明らかに他の地方から書けているような感じである。世論調査センターのようなものがあって、一斉に全国に電話をかけているのだろう。

 役場の所在地を云うべきか自分の自宅について云うべきか迷ったので、ここは役場なんですが、と告げると「無作為に電話をかけて調査させて頂いているのですが、ご自宅でないのなら結構です」と電話を切られてしまった。

 世論調査なんて生まれてこの方、初めてで、最後まで体験できなくて残念だった。

 しかし、無作為に抽出した電話番号といっても、それで初めから自治体を特定しておくと云うのはかなり難しいのではないかと思う。完全に局番で自治体を切り分けしているのだろうか。あたしの自宅の局番だと少なくとも半径4kmには分布しているようなのだけど。死ぬまでにも一回くらい、世論調査とやらに出会って、最後まで答えたいものだ。

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2009.05.13

暑くなってきた

 自宅の部屋がついに気温28度になってしまった。これからさらに暑くなる。やはり多少肌寒いものの、15度くらいが無難でよろしいなぁ。

 変な虫が飛び始めたのも鬱。

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2009.05.12

ブッテーロ Rhodia No.10 カバー

 連休前に注文していたRhodia ロディアが75周年を記念してリリースしたミニメモ帳 Rhodia No.10 nanopadのブッテーロを使った革カバーがようやく届いた。

 左はすでに2年近く使っているButtero Rhodia メモカバー#11で、今回のNo10はその半分のサイズである。11は無染色のヌメ革で肌色だったものが、茶色く色づいている。今回のカバーは思い切って赤にしてみた。たまにはこういう冒険もいい。新品のブッテーロは固いので、汚れ防止のためにもラナパーを思い切り擦り込んでみた。革は柔らかく、艶やかになった。色も少なからず深みが出て、見事な赤い色となった。

 No11の半分のサイズのメモ帳なのだが、厚みは同じだ。Noは職場の机のうえに常時置いており、走り書きに使っているのだが、会議ではなくちょっと席を外す時には持ち歩かず、しまったと思う事が多い。半分の大きさなら何時もポケットに入れていられると思ったのだが、やや厚みがあって、カード入れ&ペン差しとして使っているMSG.ポケットポケットが入っているとかなり窮屈で、スボンのポケットに入れておくしかない。あたし個人の都合だが、ちょっと残念なところでもある。

 カバーの中程に何か汚れのように見えるものがあるが、あたしの名前を刻印したものだ。実名を晒すわけにはいかないので中消ししているが、こうやってちゃんと自分の名前が入っているとやはり嬉しいものだ。職場の中だとどこかに置き忘れても必ず返ってくる。500円程度の名入れ費用は安いものである。

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沈没(BlogPet)

きのうは沈没するはずだったみたい。

*このエントリは、ブログペットの「フタキンSkywalker」が書きました。

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2009.05.11

本日入荷の積ん読素材

 あたしにとって幻だったTVドラマ版『日本沈没』の鑑賞を記念して、旬は過ぎたものの、中古で入手。

日本沈没 第二部
日本沈没 第二部

小松 左京 (著), 谷 甲州 (著)
単行本: 466ページ
出版社: 小学館 (2006/7/7)
ISBN-10: 4093876002
ISBN-13: 978-4093876001
商品の寸法: 18.6 x 13 x 3.4 cm

(表紙を拡大)

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2009.05.10

車検

 車を買ったのが5月下旬で、そろそろ車検を受けなければならないと思い、ディーラーに連絡すると車検は来年とのことだった。初回は3年目だったのね。ということで、2年点検を受ける。

 1時間ほど点検で待たされ、整備を終えた整備士の話では「非常に綺麗に乗って頂いて、異常はひとつもありません」とのことだった。まだ走行距離も1万2千km強だし、そんなに荒い運転はしていないので異常があってはたまらない。

 走行装置については問題はないのだが、カミさんが側面をぶっつけてドアなどひどく傷んでいる。ドアの付け根に至っては取り付け金具が完全に剥きだしになっている状態だ。これについて問題はあるかどうか尋ねると、走行には影響なく、また洗車しても水漏れはなかったので、特には問題はないけども、修理は急がれた方がいいかもしれないということだった。左側面全部がやられているので、修理は馬鹿にならないだろう。

 まぁ、車なんて消耗品だと思っているし、12年くらい持てばそれでいい。でも、あたしが運転がヘタと思われるのはちょっと癪である。

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2009.05.09

ナルシソ・イバニェス・セッラドール『ザ・チャイルド Who Can Kill a Child?』(76)

 本格的な映画館通いが始まったのは中学の3年くらいからだったが、それでも小学生に上がった頃からTV放映の映画は極力欠かさずに見ていたものだ。TVで一度見たきりでも心の奥に残って消えないものがある。製作年からして中学になってからTVでみたのだが、ナルシソ・イバニェス・セッラドールの『ザ・チャイルド』は忘れられないものの一本になっていた。

 白い建物ばかりの静かな地中海の島をバカンスで訪れた夫妻が悪夢のような出来事に巻き込まれる。物語は非常に単純なのだが、その淡々とした様は異常な程であり、それが30年近く経っても感覚的に残っていた。いわゆる恐怖映画の中にカテゴライズされるような作品なのだが、その類のものと一線を画しているのである。恐怖は暗闇からやってくることが多いのだが、この作品では恐怖は白昼の目映い太陽の下でもたらされるのだ。

 タイトルの通り子供にまつわる物語なのだが、TV放映では完全にカットされていたのだが、全編112分のうち冒頭の7分間がアウシュビッツやベトナム戦争で虐げられ殺される子供たちのドキュメント映像で驚かされた。監督がこれほどテーマ性を持たせてこの映画を作ろうとしていたとは想像もしていなかった。

ザ・チャイルド <30周年特別版>
ザ・チャイルド
<30周年特別版>

監督: ナルシソ・イバニエス・セラドール
出演: ルイス・フィアンダー, プルネラ・ランサム
ディスク枚数: 1
販売元: 株式会社スティングレイ
DVD発売日: 2008/03/20
時間: 112 分

(ジャケットを拡大)

 どうもTV放映は一回あっただけのようで、幻の映画となっていたようだ。01年にDVD化されていたのだが、すでに廃盤になっており、入手できずにいた。今回のリリースでは劇画ロードショウと云われる公開当時、月刊チャンピオンに掲載された映画を漫画化したものが45pまるまる掲載されるなど、資料もかなり充実している。タイトルにピンと来た人は絶対お買い逃しのないように。

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2009.05.08

たぶん、人生最悪の日

 今日の出来事はショックだった。別に誰かが死んだと云う訳ではないのだが、それでも気分的には絶望のどん底に突き落とされたような気分になった。これを打開する自信は正直云ってない。

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2009.05.07

本日入荷の積ん読素材

 なんてったって、リンチだもんね。ちらりと見た『イレイザーヘッド』のDVDのメニュー画面はとにかく悪趣味で、なんでここまでするのかと思わざるを得ない。まぁ、リンチものだから仕方がないか。

デイヴィッド・リンチ・ワールド DVD-BOX
デイヴィッド・リンチ・ワールド DVD-BOX

監督: デイヴィッド・リンチ
ディスク枚数: 4
販売元: アルバトロス
DVD発売日: 2009/05/02
時間: 416 分

(ケースを表示)

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2009.05.06

カビキラー

 欝のカミさんは掃除も出来なく、バスはカビだらけになっていた。鬱で出来ないと判っていて、あたしも随分と放置していたものである。カミさんがいなくなってしばらく後、洗剤でカビ退治をして大分綺麗になっていたのだが、途中で洗剤がなくなり、カビを幾らか残したままになっていた。

 それでカビキラーを買ってくる。浴室の床とか椅子にカビがまだ執念く残っていたので、吹き掛けてみる。30分ばかり置いて、覗いてみるとカビが完全に消えていた。あの黒い執念いかたまりはどこに消えたのだろうか。椅子の青いスポンジの座り場所は真っ黒くなってたのだが、完全に元の青に戻っていた。

 薬の効果は素晴らしく驚くものがあるが、それに増してその薬の酷さにも不安にならざるを得ない。便利かもしれないが、これは利きすぎだ。こんなことをしているから豚インフルエンザとかがはやるのだ。

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2009.05.05

こどもの日

 昼過ぎに誰かが勝手に入ってきて、居間で何かしている。出ていっているカミさんがやってきて、自分に必要な荷物を探しているのだろう。しばらくすると部屋に駆け込んできて「兄ちゃん、遅くなった」という黄色い声。書斎を出て、居間に行くと、長男がパソコンを触っているのを次男が覗き込んでいた。どうしたんやと尋ねると「インターネットを調べに来た」という返事だった。

 長男と会うのはカミさんと家を出てから初めてで、もう2ヶ月ちょっとになっていた。連休を完全にひとりで過さないといけないのかと思っていたのだが、カミさんの差し金かなんなのか判らないが、子供が訪れてくれるのは非常に嬉しい。

 上の子は自転車で来ていたが、下の子は自転車に乗れず、駆けて来たらしい。300mくらい先にある小学校の近くに住んでいるらしいから、そんなに離れたところから駆けて来た訳でもないが、何か飲物がないかという。冷蔵庫に牛乳を見つけ、珍しがる電子レンジで温めて飲む。一口飲んで「この牛乳しょっぱい」というので、試しに軽く含んでみると腐っていた。あたしは牛乳を飲むと腹を下すので、ワッフルを作るためにしか牛乳を使わないのだが、ちょっと時間が経っていたようだ。すぐにうがいをさせる。

 ジュースが欲しいと云うので小銭を持たせて、買いにやる。その間にホップコーンを作ったり、アーモンドをよそおったり。何か帰省した孫を迎えるじいさんのような気分である。没取していたゲーム機を出してやる。PSPを待ってましたとばかり始める長男。

 マクドナルドをだしにしてふたりを海に連れ出す。特にかわったこともない、以前のような雰囲気のままで嬉しい。今となっては家族と一緒にいられることがいかに大切か思い知る。上の子が幼稚園に入るくらいまで残業続きで、「お父さん、今度はいつ来るの?」と云われたものである。

 散々引っ張って、日の暮れる頃になってふたりを帰す。ひと月に一度は子供と触れあいたいものである。

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2009.05.04

干しいちじく

 しばらく前からワッフルを作るようになって、その中にクルミとかを入れてたりしていたので、ドライフルーツというものが身近になっていた。こういう素材は1kgでまとめ買いするのだが、クルミやアーモンドは普通に買っていたのだが、いちじくというのに目が行ってしまった。

 子供のころはいちじくは柔らかさがどうにも気持ち悪く、食べ難いもののひとつだったのだが、やがて種の食感やら酸味が旨く感じるようになり、シーズンに数回は食べないと気が済まなくなった。そのいちじくに干しいちじくというものがあるのを知り、興味を持ったのだが、なかなか注文をする機会はなかった。しかし、クルミやらを注文するようになり、ついでに注文をかけてみた。

 トルコとイランからの干しいちじくがメジャーなようだが、トルコのものは大きめで柔らかく、イランのものは小さく固い。あたしの好みはトルコ産のもので、この種の食感が非常に気持ちいいのだ。生のものに似ていて、あんまり干し物という感じはない。

 一日2つくらいにしておこうと思うのだが、どうしても4、5個食べてしまう。いやぁ、知るべきでないものを知ってしまったようだ。

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殺生(BlogPet)

きのうは殺生するつもりだった?
それでO-Maruで厨房は逆戻り♪

*このエントリは、ブログペットの「フタキンSkywalker」が書きました。

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2009.05.03

伝説のTVドラマ

 映画好きのあたしにとって『日本沈没』(73)は何かにつけて重要な位置にある映画の一本である。もちろん、小松左京の原作もベストセラーになったが、単なる消費されるだけのものではないと思っている。

 原作も映画(73年オリジナルに限る)も『日本沈没』は好きなのだが、映画公開の翌年に半年に渡って放映されたTVドラマシリーズは今だに見たことがなかった。当時、あたしの住んでいた地方は民放が2局しかなく、この番組を見ることが出来なかったのである。日曜夜8時からの放送と云うことで、7時半から『宇宙戦艦ヤマト』を見て、引き続き『日本沈没』という非常に贅沢な思いをした人が羨ましくて仕方ない。小中学生なら夢のような日曜のゴールデンタイムだったろう。

日本沈没 TELEVISION SERIES プレミアム・ハザードBOX
日本沈没 TELEVISION SERIES
プレミアム・ハザードBOX

出演: 小林桂樹, 村野武範, 由美かおる, 黒沢年男, 細川俊之
ディスク枚数: 9
販売元: アミューズソフトエンタテインメント
DVD発売日: 2006/07/07
時間: 1226 分

 伝説のTVドラマ『日本沈没』が中古ではあるものの、1万円程度で入手できるようなので、さっそく購入する。連休後半はひとり寂しく、『日本沈没』三昧だ。

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2009.05.02

訃報 忌野清志郎

 忌野清志郎の訃報には驚いた。癌克服宣言があって、それから転移があったのは知っていたが、それでも突然という気がする。

 特にファンだったわけではないが、大学の映研の先輩が彼の『スローバラード』が好きで、その曲名を冠した映画を撮り、もちろん曲を途中に流していた。『スローバラード』や『トランジスタ・ラジオ』は好きである。ちなみに映研のBOXに棚に放置されていた『BEAT POPS』(LP)を黙って持ち帰ったのはあたしである。

 下唇のしたの髭が気持ち悪かったのだが、すでにあれもありかしらんと思っていた今、忌野清志郎がこの世からいなくなったのはやはり寂しくて仕方がない。

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2009.05.01

サンディ・ホチキス『結局、自分のことしか考えない人たち』(09)

 職場とかの声の大きな人には本当に辟易してしまうのだが、何かの参考になればと思い、サンディ・ホチキス著『結局、自分のことしか考えない人たち』を購入する。

 まだざっと目を通しただけなのだが、この本は実は読まないうが良かったかもしれない。声の大きな人を変えるということは先ず不可能であると云うことが根本的な前提になるらしいのだ。殺生な、である。

結局、自分のことしか考えない人たち
結局、自分のことしか考えない人たち

サンディ ホチキス(著),江口 泰子(翻訳)
単行本(ソフトカバー): 256ページ
出版社: 草思社 (2009/4/22)
言語 日本語
ISBN-10: 4794217080
ISBN-13: 978-4794217080
商品の寸法: 18.8x13.4x2cm

(表紙を拡大)

 とりあえずできる範囲での対応方法と、自分の子供が声の大きな自己愛の人にしないための注意が示される。

 こと細かく自己愛の人について分析は行われているので、自分のそういった面も知らされることになり、少なからずショックを受ける。が、役場の同い年の暴れん坊と関連のない部署に配属されるよう、退職するまでの祈りの10数年が待っていることが憂鬱である。

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