車をぶつける
車を使おうと思ったら、車がなかった。カミさんが使っているらしい。仕事に出ている間に使うのはまぁ、いいとしても、この状態で休日に頻繁に使われるのはいい気がしない。
昼過ぎにカミさんなにやら部屋に戻ってきて、ごめん、などと云う。そうして、どうした事か、土下座なんてしてみせる。どうしたのかと問いただすと、車をぶつけたらしい。塀にぶつけたということで、単なる自損らしいのだが、この1年で車対車、塀との接触、と3度目の事故である。最初のものは相手もいることから、保険を使わざるを得なかったが、ドアの大きな凹みは格好が悪いものの車としての機能には関係ないので、修理せずにそのまま放置していたのだが、今回は保険を使って修理させて欲しいと云う。
車を買って14年、あたしは駐車に失敗してフロントのフォッグランプを割っただけで、これは支障がないと云うことで放置し、それとオカマを掘られたくらいである。カミさんときたら、6、7回は保険を使っている筈である。一向に割引率が下がらず、辛くてしかたがない。カミさんは運転しないから保険の対象から外してくれというのだが、そんな事は出来ない。免許証を返してしまうのならそれでもいいのかもしれないが、必要があって車に乗って大きな事故でも起こされると、今の状態ではすべてあたしが弁償を負担しないといけない。億の賠償を要求されでもすれば、人生終りである。
それにしても、車なんて必要ない、オンボロ車だから廃車にして、それからは車なしの生活をする、と云ったのはカミさんだった。10年間乗ったオンボロ車は下取りに出して、今の車を買ったのだが、当初、どうしてそんな必要のないものを買うのだと詰られたものである。それが、日々、車に乗って、何度も事故を起こしている。
事故はやはり鬱病が原因なのではないかと思っている。鬱病になるまではほとんど事故を起こしていない。かなり注意力散漫な状態で運転しているまではないかと思う。以前の事故の時、家族の事故を怒るのはおかしいと散々云われたので、何も云わず、保険を使いたいのなら使えば、と答える。もう何を云っても勝手なことしかしないので、何も云わないことにしている。
それにしても来月には保険の更新。いくら保険料の請求が来るのやら。
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