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2009.04.26

坂本龍一 『out of noise』(09)

 180g重量盤アナログレコードを持っていながら、CDも買ってしまう。この180g重量盤アナログレコードは静電気がひどく、とにかくチリを集めてしまってプチノイズが酷いのである。レコードとして聴くのなら、雰囲気もあってそんなに気にはならないのだが、携帯プレーヤーに取り込むとなるとさすがに辛い。それでCDを買ってしまった。

out of noise
out of noise

坂本龍一 (アーティスト, 演奏)
CD (2009/3/4)
オリジナル盤発売日: 2009/3/4
ディスク枚数: 1
レーベル: commmons
収録時間: 64 分

 坂本龍一はYMOで知って、それから30年くらいになるのだが、細野晴臣が手放しで天才と呼んでしまえる一方、この人はなかなか素直にいいとは云えないのである。なにか社会運動的なところにも参加しているし、音楽についても純粋さが今ひとつ感じられないのだ。観念と感覚は必ずしも統合されないのである。だから、坂本の作品には危うさがある。

 今回のものは聞き流すのにいいアルバム。音楽は必ずしも真剣に聴くものではないと思っている。あたしはまず聞き流すのに難しい音楽は好きにならない。これは真剣に聴くと聴き難いかもしれないけども、聞き流すと非常に良いのである。

 レコードは盤ごと、面ごとに構成がされていて、4面分、それなりに統一感があったのだが、それを通して聴いてどんな印象になるのか。楽しみである。

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音楽」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。
坂本に関しては、たくましいと言うか、良い意味と悪い意味のあざとさを兼ね備えていると言うか、まあ、純粋音楽家だったら今頃はライブハウスでチマチマ、ピアノを弾いているか、ピアノ教室をやっていると思います。タレントにも通じるような、大胆さ、ハッタリ、自己演出、顕示欲、遠慮の無さが彼の持ち味であります。
昔のレコード盤は品質が良くて、ホコリが付きにくかったのですが、原油の高騰以来、質が落ちてしまいました。

投稿: 山崎大紀 | 2009.06.08 15:11

こんにちは。

 坂本の大胆さ、ハッタリ、自己演出、顕示欲、遠慮の無さというのは確かにありますねぇ。これを実感できるのは村上龍らとの対談本「EV.Café」(85)ですね。これを読んだ時、そんなレベルにないのに無理して、いわゆる知識人と会話をしている坂本の姿が正直云って痛々しかったです
 レコードの質が落ちているのですか。確かに昔のものはそんなに静電気を起こしません。酷いのはピクチャーレコードくらいで、これは今回の180g重量盤アナログレコードと同じくらい酷いものでした。

投稿: O-Maru | 2009.06.09 23:04

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