フジテレビ開局50周年記念ドラマ特別企画 黒部の太陽
昨日今日と2夜ちゃんと見たのだが、まぁ、期待はしていなかったが、思っていた通りの出来になっていた。
まずトンネル掘削工事の親方を香取慎吾が演じられると思っていることが不思議でならない。多少元気はあるかもしれないが、ああいう坊っちゃんにやらせることが妥当と判断した制作サイドの良識を疑う。10億という制作費をドブに捨てるのはどうしたものか。「クライマーズ・ハイ」のようなNHKドラマを見ていると民放ドラマのいかにも商業主義的なところが鼻について仕方ない。開局50周年記念などというものを冠して、劣悪なものを作るのはどこの局かよく覚えておくとしよう。
このダムは高校の修学旅行で行ったことがある。近場にもダムがあるのだが、それとは比べようのない大きなものだった。こんなものを山を切り拓いて道を作るところから始める人間には恐いもの知らずと云うことで本当に恐れ入る。
ということで、戦前の黒部第三発電所に係るトンネル掘削を題材にした、こちらを発注。
高熱隧道 吉村 昭 (著) |
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