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2009年2月の32件の記事

2009.02.28

『押井守監督作品 スカイ・クロラ 総設定資料』(08)

 押井守の『スカイ・クロラ』を見るとその設定資料集も欲しくなった。

押井守監督作品 スカイ・クロラ 総設定資料
押井守監督作品
スカイ・クロラ総設定資料

アニメーションノート編集部 (編集)
単行本: 237ページ
出版社: 誠文堂新光社
ISBN-10: 4416808631
ISBN-13: 978-4416808634
発売日: 2008/08
商品の寸法: 24x18.4x0.8cm

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 映画は非常に細部まで作り込まれているので、この書籍のページでは物足りない感じもなきにしもあらずである。あたしももう40半ばで、今さらこんなものに興味を持つというのはやや恥ずかしくもあるが、特にDVDの特典であるオーディオ・コメンタリーで作画、美術監督らの話を聴いているとこういったところも気になるものである。しかし、完全なネタバレというか、監督の意図まで第三者によってこと細かく語られるというのはいかがなものかという気もしないではない。あたしらが8mm(フィルム)で映画を撮っていた頃は、監督等製作者が意図を語るのは野暮なことであるということだった筈だが時代は変ったのか。完成後は作品は勝手に歩いていく、ということを常に意識していたものだ。

 眺めているしかないのだが、それでも一回映画を見ていれば、十分に楽しむことができる、が、ちょっとお高いのが玉にきずかな。

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2009.02.27

本日入手の積ん読素材
<エル・スール><クライマーズ・ハイ><われなお生きてあり>

 暇だからといって、読書が進むことはあまりない。むしろ、忙がしい時の方が読んでいるのではないか。

エル・スール
エル・スール

アデライダ ガルシア=モラレス(著), 野谷文昭(翻訳),熊倉靖子(翻訳)
単行本: 131ページ
出版社: インスクリプト
ISBN-10: 4900997218
ISBN-13: 978-4900997219
発売日: 2009/02
商品の寸法: 19.2x13.2x1.4cm

 ビクトル・エリセの『エル・スール』(83)の原作となる小説で、当時のエリセ夫人、アデライダ・ガルシア=モラレスによるものである。映画『エル・スール』のタイトルは「南へ」という意味だ。少女の大好きだった父親が家族のもとを去って南へ行き、自殺する。その父親との心の触れ合いを描いたのが、この作品なのだが、続編というのか、費用があれば、南での父親の生活を追うと云う更なる物語が加わる筈だったのだが、完全に省かれる結果となっている。そのあたりの物語が描かれているのかいないのか、愉しみにしている。

クライマーズ・ハイ
クライマーズ・ハイ

横山 秀夫 (著)
単行本: 421ページ
出版社: 文藝春秋
ISBN-10: 4163220909
ISBN-13: 978-4163220901
発売日: 2003/8/21
商品の寸法: 19x14x3cm

 あたしが見たのはNHKでドラマ化されたもの。昨年か、映画化されたものはまだ見ていない。御巣鷹山日航機墜落事故に纏わる地元新聞記者の行動を描く。TVドラマは新聞社のどろどろとした内部実情も露見し、随分と楽しめた。

われなお生きてあり
われなお生きてあり

福田 須磨子 (著)
文庫: 447ページ
出版社: 筑摩書房
ISBN-10: 4480021485
ISBN-13: 978-4480021489
発売日: 1987/07

 広島については結構情報があり、大田洋子のような作家もその経験を小説にしているのだが、長崎はあまり見聞きしない。最近、この作品が素晴らしいと知った。

 本当に積ん読素材は尽きない。

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押井守『スカイ・クロラ』(08)(BlogPet)

O-Maruの「押井守『スカイ・クロラ』(08)」のまねしてかいてみるね

押井守出演:1販売元:19.8cm戦闘シーンは非常に不思議な感覚には3D)と『GHOSTINTHESHELL攻殻機動隊』(著)と『イノセンス』(95)DVD発売日:2001/25時間:1販売元:19.4x14x14x2theMovie』(VAP)(Dな感覚に成功しつつも、恋愛映画をいくものだが具体的に不思議な感じだが多くなってからで表現され、完璧にも、戦闘シーンは3Dで割ったが、今回、ラストに描かれ、雲の上のないようだ。
スカイ・クロラ森博嗣(95)DVD発売日:2009/02/25時間:1販売元:19.8cm戦闘シーンはさらにその作品のか♪
小説のだがこの映画を見張った!!
今回のないような類にも、公開があるの情報も疎くなっている。
『イノセンス』(93)DVD発売日:VAP)(Dな感覚に入るだろうか不快感か。
どちらとも目を試みたとも取り寄せていくものは非常にはさらにその上を対象にしていくものでみるつもりで割ったような感覚で、戦闘機の寸法:菊地凛子,INC(VAP,栗山千明画面サイズ:菊地凛子,加瀬亮,加瀬亮,栗山千明画面サイズ:VAP,谷原章介,INC(04)DVD発売日:2001/06商品のCGに不思議なものは映画を対象に成功しつつも、ラストにも目を知ったの情報も目を対象にしつつも取り寄せている。
どちらと『機動隊』(95)の原作が多くなって、それが具体的に不思議な類のシーンは2theMovie』(04)DVDのもので表現さのだろうか。
近いうち、妙に成功してからで、原作も、それが終わっているのは2Dなものは3Dでみるつもりで、DVDのシーンは3D)DVDのだ♪
地上は相変らず同じテーマで、あまり味わうことがこの映画の存在を足してからで引っ張ってしまったが多くなってしまったと『イノセンス』(93)行本:304ページ出版社:1ディスク枚数:304ページ出版社:122分それにしても押井守出演:4120031586ISBN-10:菊地凛子,INC(93)とも取り寄せていくもので、妙にリアルに不思議なの原作も疎くなって2theMovie』(95)をいくものだ!
どちらと云うの寸法:VAP,INC(04)行本:菊地凛子,栗山千明画面サイズ:4120031586ISBN-10:978-10:122分それにしても押井が具体的にも疎くなっているの話で表現される。
しかし、今回、どのくらいの脚色・翻訳がなされ、あまり味わうことをいく?

*このエントリは、ブログペットの「フタキンSkywalker」が書きました。

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2009.02.26

押井守『スカイ・クロラ』(08)

 押井がこの映画を作ったと云うのを知ったのは、公開が終わってからである。最近は映画の情報も疎くなって、DVDのリリースによってその作品の存在を知ることが多くなってしまった。

スカイ・クロラ
スカイ・クロラ

監督:押井 守
出演: 菊地凛子, 加瀬 亮, 谷原章介, 栗山千明
画面サイズ: 1.78:1
ディスク枚数: 1
販売元: VAP,INC(VAP)(D)
DVD発売日: 2009/02/25
時間: 122 分

 それにしても押井の作品は相変らず同じテーマで引っ張っていくものである。今回の作品は『機動警察パトレイバー2 the Movie』(93)と『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』(95)を足して2で割ったような感じだ。小説の原作があるのだが、どのくらいの脚色・翻訳がなされているのだろうか。近いうち、原作も取り寄せて読んでみるつもりである。

スカイ・クロラ
スカイ・クロラ

森 博嗣 (著)
行本: 304ページ
出版社: 中央公論新社
ISBN-10: 4120031586
ISBN-13: 978-4120031588
発売日: 2001/06
商品の寸法: 19.4x14x2.8cm

 戦闘機のパイロットの話で、戦闘シーンがある。地上は2Dなのだが、雲の上のシーンは3Dで表現され、妙にリアルに表現される。『イノセンス』(04)のCGにも目を見張ったが、今回のものはさらにその上をいく。

 押井は今回、恋愛映画を作ることを試みたようだが、完璧に成功している。しかし、ラストには非常に不思議な感覚に捕らわれる。爽やかさのか不快感か。どちらとも取れるような感覚で、あまり味わうことのないような類のものだ。

 押井の作品としては非常に判りやすい類に入るだろうか。抽象的なものを対象にしつつも、それが具体的に描かれている。

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2009.02.25

包丁がない

 ひとり暮しになって、昨日は買い置きのチャルメラで済ませたのだけど、今日は冷蔵庫の残骸でおでんでも作ろうかと思った。じゃがいも、こんにゃく、卵があればおでんらしくなる。ブロッコリーもあるようだから、これは軽く茹でてマカロニを添えてもいい。

 そんな感じでこんにゃくを切ろうと思って流しの抽出しを見ても、包丁がない。さらに鍋も袋ラーメンを一人分作るのには申し分ないミルクパンとフライパンしかなかった。完全にしてやられた。

 まぁ、家にはカミさんがいるので大したことはしないけども、やろうと思えば何でも作ることができると思っている。カミさんは何も出来ないと思っていたらしい。やらないから出来ないという訳ではない。調理を本業にしている人間が必ずしも家で料理をしているとは限らないと思う。むしろ、家では作りたいと思わないのではないか。

 ということで、呆然となってしまった。

 週末は包丁と鍋を買いに行こう。それまではチャルメラで我慢して過さなければならない。

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2009.02.24

一人暮らしになった

 去年の夏から余所にアパートを借りつつも、家に居座っていたカミさんが、今日の深夜に子供を連れて出ていった。何とも突然な行動で、洗濯していない汚れもとのかも多く残したまま、出ていった。

 遅かれ早かれこういうことは一度はあるだろうと思っていたので、特に驚くことはなかったのだが、その場しのぎのやり方で出ていったのには参った。また掃除をしに来るらしい。というか、荷物はほとんどおいたまま人ですけど。

 それにしてもあたしも疲れ切った。理屈が完全に無視されるのはどうしようもない。参っているなら本当に入院加療して欲しいのだが、それもいやならしい。あたしの実家が子供の面倒を見てもいいというのを完全に突っぱねた。今日もガッコを休んだらしく、センセが子供のいない家に「様子はどうですか」なんてやって来た。どうすればいいんだろうね。

 今となっては、ひとりだけの時間を生きるのにやはり寂しさを感じる。

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2009.02.23

滝田洋二郎『コミック雑誌なんかいらない!』(85)

 ポルノ出身の滝田洋二郎の一般映画第一作目は自ら"ガイキチ映画"とクレジットしたような非常にインパクトのある映画で、一気に注目させるのには十分だった。それから何本か彼の作品を見たのだが、いずれももひとつと云う感じだった。一本目があまりにも鮮烈過ぎた。

コミック雑誌なんかいらない デラックス版
コミック雑誌なんかいらない デラックス版

出演:内田裕也, 麻生祐未, 桑名正博, 安岡力也
監督:滝田洋二郎
ディスク枚数: 1
販売元: パイオニアLDC
DVD発売日: 2001/12/21
時間: 120 分

 時代の反映の仕方や虚構と現実が微妙に入り乱れている様が、本当に絶妙で、当時を生きていた人間は不思議な感覚に陥るに違いない。DVDは既に廃盤となっており、中古で入手しようと思ってもちょっと高価だ。ここ数年ずーっとタイミングを見計らっているのだが、いまだに手に入れられずにいる。

 それにしても彼が世界の人になるとは思っていなかった。かなり意外である。

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2009.02.22

雨の休日

 昨日は黄砂で霞みがかかっていたものの、よい天気だった。朝から車を出して、朝マックを買って、港へ行く。こういったところでは安心して双眼鏡が覗ける。

 双眼鏡からの風景と云うのは異次元で、ただただ眺めているだけで楽しいものなのだ。これは実際に眺めてみないと判らないだろう。傍目が気にならず、景色が開けていると何時間も過ごせるに違いない。8倍という、なんか低そうに感じる倍率でもホールドが悪ければ手ぶれして見られたもんではなくなる。しかも、彼方の見えないものでもしっかり確認できて、驚かされるものである。内海は船も多く、それなりの変化がある。

 昨日のうちに出かけておいてよかった。今日は昼過ぎから結構な雨で、車でもそんなに出かけようと云う気にはならない。週末の一日くらいは外の空気を吸っておきたいものである。

 そう云えばもう陽も大分と強くなって、サングラスが必要になっていて、昨日は11月半ばから久しぶりに使った。日はまだまだ短いが、明らかに強くなっている。今月末くらいからは間違いなく通勤時にもサングラスが要りそうである。

 先週はずーっと体調を崩していて風呂に入れなかったのだが、ようやく10日ぶりに入ることが出来た。こんなに間を開けたのは久しぶりである。長髪ならとんでもないことになっていたろうが、短髪にしていたからやり過ごすことが出来た。

 なんか週末もだらだらと過すだけで、やろうと思ったことが幾らも、全くに近いほど出来ていない。無駄に歳をとっているようで憂鬱になる。

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2009.02.21

ロバート ホワイティング『東京アンダーワールド』(00)

 昨年末にブックオフの105円コーナーで買ったロバート ホワイティングの『東京アンダーワールド』をようやく読み終える。休憩時間に読む職場の置き本にしていた。

東京アンダーワールド
東京アンダーワールド

ロバート ホワイティング(著),松井 みどり(翻訳)
文庫: 508ページ
出版社: 角川書店 (2002/04)
ISBN-10: 404247103X
ISBN-13: 978-4042471035
商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 2.2 cm

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 日本の敗戦から1990年半ばまでの50年間の東京、主に六本木をメインとした裏社会の様子が描かれる。柱として描かれるのは、1992年に亡くなった日本で始めて本格的なピザ屋ニコラスピザを開いた元進駐軍兵士ニック・ザペッティである。彼は「東京のマフィア・ボス」と呼ばれていたらしいのだが、決して悪辣な人物ではなく、ワルだけどお馬鹿で結局ワルになり切れないところがある。殺しを良しとしないところもいい。初めは勝者として日本で過すのだが、段々と日本のワルに食い潰されていく。日本に帰化するのだが、負け犬的に人生を終える。

 それにしても50年の歴史と云うと長い。ヤクザが敗戦後の廃墟でどのように力をつけ、政治や経済にも影響を及ぼしていったのか。表からは見えないことがあまりにも多い。TVスターであったプロレスラー・力道山は裏の顔は博打の胴元で政治家からも金をふんだくっていたようだし、自民党自体ヤクザによって旗揚げさせてもらっている。今でも裏の黒い部分が見え隠れするけども、深い闇があるのは確かだろう。

 そういったことが実にリアルに描かれており、これが面白くない訳がない。映画化権をマーチン・スコセッシが買っており、映像化すると云うことなのだが、これはどうなのだろうか。全体を描くにはスケールが大きすぎ、かといってどの辺りをメインにすればいいのかもあたし的には判断しかねる。半生記の映画化となるとかなりの工夫が必要である。

 件の地、六本木というと25年ほど前、高校の修学旅行のバスで通りかかって、井上順が歩いているのを見かけたくらいの印象しかない。

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2009.02.20

これこそ真性ガイキチ

 たまたま見かけた動画。5分ほどの動画ですが、絶対正気ではありません。途中で気分が悪くなるかも。

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きのうは泥酔したの(BlogPet)

きのうは泥酔したの?

*このエントリは、ブログペットの「フタキンSkywalker」が書きました。

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2009.02.19

インフルエンザ

 どうやら上の子はインフルエンザにかかってしまったらしい。期末試験の最終日なのに欠席。

 あたしも週明けから調子が悪く、一昨日は一日、昨日は締め切りの仕事や出席しなければならない説明会があったりで、ひと段落ついた夕方近く2時間ばかり早く帰らせて貰った。今日は来週半ばまでに済ませてしまわないといけない仕事が手付かずで、やっつけ仕事で片づけてしまわなければならない。関節痛がひどく、さらに移動しようとすると足より上半身が先に進もうとするような塩梅である。

 上司はあたしの前任者で仕事の勝手も判ってるだろうに、手伝おうと云う気はないらしい。荒い息で辛うじて椅子に座り仕事をしているというような状態なのに、来週末締め切りの調査ものについていろいろ云っている。アルバイトは一日遊びで休みで、その上司も夕方から時間休をとって、休めるような雰囲気では全くない。

 しかし、あたしはインフルエンザかどうかは判らないのだが、もしインフルエンザだったならどうなんだろうか。やはり無理をしてでも出勤して仕事をするべきか、周りのひとに感染らないように休むべきなのか。職場に休校というものがあるわけでなく、難しい判断になる。ちなみにあたしのすぐ後ろには所属長がおり、いろいろな事情は知っている筈で、何も云わないというのはきっと何の問題もないということなのだろう。

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2009.02.18

コイズミ

 息子に選挙区を渡すんだろ。この人がすることは非常に危険で意図的なので、もう隠居して何も云って欲しくない。復活なんぞ、論外である。

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2009.02.17

茶番は実力か悲劇か

 記者会見で醜態を曝した中川財務相は首相の留任意向から一転二転し、結局、辞任することになった。ここ数年の連中のやっているということは、こういうことばかりで、本当に地に足がついていない。国民は完全に置いてけ堀されているような気分である。

 今回の出来事に関して、これは運が悪かったと云う悲劇なのだろうか、それとも起こるべくして起こったことなのだろうか。

 こんなことが続くのは尋常ではない。

 とにかく現在の代議士のスタイルは良くない。選挙に数千万という費用が必要なら、立候補できる人間は限られる。日本の民主主義ももう民主主義と呼べないものになっているのかもしれない。

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2009.02.16

へべれけ

 中川財務相が泥酔様相で国際会議の記者会見で対応したことでいろいろ責められているが、あれを「酔っぱらっているんだよ」ということで見せられても特に違和感は感じないものだった。まぁ、常識的に考えても酔っぱらってああいう場に出るということはあり得ない。おそらく薬とかの影響だろう。しかし、飲酒運転は当然、体調の悪い時も車は運転するなと云われる訳で、周りの人間も体調不良による欠席をさせられなかったものか。ただでさえどうしようもない状態なのに、トドメを刺そうかと云う感じで麻生政権に下らないケチがまた付いた。

 あたしも風邪気味でかなりの体調不良。腹下しが激しい。今日のうちに片づけて置かないと拙い仕事があったので、無理をして出勤した。こういう日に限っていろいろ仕事が入って来て、幸か不幸かという感じだ。休んでいると絶対に「どうすればいい?」といった電話が入ってきた筈だ。

 明日は休むかもしれないとひと言伝えて、定時で職場を出たのだが、以前の上司にエレベーターで出くわした。久しぶりという言葉と共に「何の悩みもないようなすっきりした顔をしているねぇ」などと云うとんでもないことを云われる。家庭は崩壊寸前だし、いろいろ困ってんですけど。熱があって、頭がぼーっとしていたのだけど、本当にぼーっとした顔をしていたのかもしれない。

 ここ数日と打って変って冷え込みつつある様子。今日も早くから床に就こう。

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2009.02.15

鬼海弘雄『Asakusa Portraits』(08)とそれ以前

 昨年海外で出版された鬼海弘雄の浅草寺境内シリーズの最新写真集はドイツでの印刷だったようだ。この鬼海のライフワークでもある浅草寺境内の肖像写真は87年の『王たちの肖像-浅草寺境内』から始まり、次の4冊が続く。残念ながら処女作品集である『王たちの肖像』はまだ入手できていない。

や・ちまた―王たちの回廊
や・ちまた―王たちの回廊

鬼海 弘雄 (著)

単行本(ソフトカバー): 225ページ
出版社: みすず書房
ISBN-10: 4622044099
ISBN-13: 978-4622044093
発売日: 1996/01

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 収録された写真は182枚。鬼海本人とその他の10名のエッセイが挿入される。後の写真集に含まれない写真も多い。紙は厚手の普通紙で印刷は良くない。この肖像写真シリーズは全体の雰囲気も非常に重要だが、ディテールが見事なので勿体ないとしか云いようがない。同時期に撮られた写真が後にも使われているが、後の写真集の方が濃い。



PERSONA

鬼海 弘雄 (著)
大型本: 180ページ
出版社: 草思社
ISBN-10: 4794212402
ISBN-13: 978-4794212405
発売日: 2003/9/19
サイズ(cm): 33

 大判の写真集でプリント原寸で印刷を行っているという。フィルム特有の細かい粒子のヌメリとした感触がそのまま再現されている。コントラストのないグラデーション重視の絵はやや眠たくも感じるが、それがかえって生々しく人を記録している。赤い壁の加減が本当に微妙で、よいステージを見つけたものだと思う。掲載は166枚。

 久しぶりにページを開くと縁に黄ばみが出ていた。輸送用ダンボールに入れて保管しているのだが、それがダメなのかどうか。5年程度でこうも酸化が進むとは問題である。


ぺるそな

鬼海 弘雄 (著)

単行本: 236ページ
出版社: 草思社; 普及版
ISBN-10: 4794214502
ISBN-13: 978-4794214508
発売日: 2005/10
商品の寸法: 20.6x15.2x2.2cm

 『PERSONA』の廉価普及版として出版されたもの。『や・ちまた』と違ってちゃんとしたアート紙を使っているものの印刷は『PERSONA』を見ていると辛いものがある。潰れや印刷の網が気になって仕方ない。収録写真は191枚。

Hiroh Kikai: Asakusa Portraits
Hiroh Kikai: Asakusa Portraits

Hiroh Kikai (著), Christopher Phillips (序論)
ハードカバー: 220ページ
出版社: Steidl
言語 英語, 英語, 英語
ISBN-10: 3865216013
ISBN-13: 978-3865216014
発売日: 2008/9/30
商品の寸法: 27.6x23x2.8cm

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 『PERSONA』よりひとまわり小さい写真集である。しかし、印刷は『PERSONA』には及ばないものの、かなり丁寧に行われている。この肖像写真シリーズの本当の価値を知るのには、このくらいの印刷レベルは必要である。220枚ほどの写真が掲載され、1割くらいは見たことがないようなもののような気がする。『ぺるそな』と同じ03年までの写真だが、一枚だけ過去の人物の07年写真が掲載されている。『PERSONA』を手に入れることが出来ず、『ぺるそな』を代わりに入手した人にはぜひ手にしてもらいたい一冊である。



2009.3.6 追記

 『Asakusa Portraits』のページのサンブルを。
 画像をクリックすると大きな画像を表示するのだが、それでもキャプションのつけられ方は判り難いかもしれない。キャプションは"英語キャプション,撮影年"となっており、左ページは左寄せ、右ページは右寄せで、各々の写真の下に添えられている。左が普通のページで、右は例外的な組写真となった女装もする「製本工をしているというひと」のページである。キャプションは日本語版をそのまま英語訳したものとは限らないようだ。


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2009.02.14

ついに干し柿を食べつくす

 10月半ば11月半ばの2回に分けて計150個の干し柿を作ったのだが、本日、ひとりですべてを食べつくしてしまった。

 第二弾でつくったものは大振りの柿で干し上がるのに時間もかかったのだが、最後はしっかり実も引き締まり、全体に白く粉を吹いていた。途中、ダメになったのはひとつだけで、それも半分が具合が悪くなった程度で、悪いところを切ってしっかり食べた。地域によると湿気が高く、カビるのでなかなか上手く作れないというところもあるようだが、少なくとも現在住んでいるところに関しては、何も気にせず干すだけで良いようだ。

 近くの家に一軒だけベランダに柿を干しているところがあったが、ここは1月の半ばには全部なくなってしまっていた。

 旨いし、ひとシーズンなら十分に保存食として食べることのできる干し柿なのだが、表に干していてどのくらいの汚れが付くのか気になる。比較的街中に近く、すぐ近所に大きな道路も出来たので、そんなに環境は良いとはいえない。とは云え、まだまだ田舎なのでそんなに気にすることはないのかもしれないが、都会に住んでいる人ならやはり躊躇しかねないだろう。

 と云いつつも、間違いなく今年の暮れも柿を剥き剥きしそうである。

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2009.02.13

これは春の陽気

 朝起きるとそんなに寒くはない。気象庁のデータによると朝7時の気温が12度。朝の一番寒い時刻にこの気温は高い。そして最高気温が21度。これはすっかり春になった気分である。

 定時で仕事を引け、5時半過ぎに役場を出るとまだ陽は残っていて、しかも空気が妙に生暖かい。薄手のウィンドブレーカーにマフラーをしていたのだが、マフラーは完全に不必要な感じだった。

 それにしても風が強い。いわゆる春一番だったらしい。

 これですっかり暖かくなるのかと云うとそう云う訳でもなく、週明けには再び寒い数日が待っているようだ。花冷えの時期もまだしばらく先だし、徐々に春になるのを静かに眺めていよう。

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O-Maruもほしいかな(BlogPet)

フタキンSkywalkerはウォッシャーがほしいな。
O-Maruもほしいかな?

*このエントリは、ブログペットの「フタキンSkywalker」が書きました。

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2009.02.12

本日のお届け物

 とりあえず、ざっとした紹介のみ。

 今月、2日に米国Amazonで注文した写真集2冊のうち、既刊の鬼海弘雄の『Asakusa Portraits』のみが届く。『PERSONA(もしくはぺるそな)』の海外版である。本体・送料合計で日本円4,617円($50.59)だった。

Hiroh Kikai: Asakusa Portraits
Hiroh Kikai: Asakusa Portraits

Hiroh Kikai (著), Christopher Phillips (序論)
ハードカバー: 220ページ
出版社: Steidl (2008/9/30)
言語 英語, 英語, 英語
ISBN-10: 3865216013
ISBN-13: 978-3865216014
発売日: 2008/9/30
商品の寸法: 27.6 x 23 x 2.8 cm

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 ずーっと欲しいと思っていたDVDをレンタル落ちでヤフーオークション落札。3本合計で4790円(送料込み)。レンタル落ちでも安ければ可。

ウィンター・ウォー ~厳寒の攻防戦~
ウィンター・ウォー ~厳寒の攻防戦~

出演: タネリ・マケラ, ヴェサ・ヴィエリッコ
監督: ペッカ・パリッカ
言語 フィンランド語
ディスク枚数: 1
販売元: ポニーキャニオン
DVD発売日: 2006/12/06
時間: 123 分

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恐怖の報酬
恐怖の報酬

出演: イヴ・モンタン, シャルル・ヴァネル, ペーター・ヴァン・アイク, ヴェラ・クルーゾー
監督: アンリ・ジョルジュ・クルーゾー
言語 フランス語
ディスク枚数: 1
販売元: 東北新社
DVD発売日: 2006/10/27
時間: 148 分

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海と毒薬 デラックス版
海と毒薬 デラックス版

出演: 奥田瑛二, 渡辺謙, 田村高廣, 根岸季衣
監督: 熊井啓
ディスク枚数: 1
販売元: パイオニアLDC
DVD発売日: 2001/12/21
時間: 123 分

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2009.02.11

黄砂

 早く目覚めたので双眼鏡を携えて、外に出てみる。天気は晴れなのか曇りなのかよく判らない。更に雨もぱらついたりする。

 双眼鏡から覗いた風景はそんなに遠くないのに霞みがかかってよく見えない。霧ではなさそうな感じだ。双眼鏡で覗いても今ひとつ面白くない天候である。

 夕方のニュースで今日の霞みは黄砂によるものだと知る。今年初めての黄砂らしい。

 偏西風の乗って遙か大陸の半ばの砂漠から砂が流れてくると考えると、感慨深いものもあったりするのだが、砂は呼吸器系に障害を及ぼすものであるし、汚染された中国の大気を潜って来たものでもあり、かなりありがたくない存在である。

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2009.02.10

3月下旬の陽気

 3月下旬の陽気の一日でした、とかニュースで言っているのを耳にするのだが、昼中の気温は10数度まで上がっても、朝の気温は相変らず、3、4度ならちっとも暖かい気がしない。いつもの通りの防寒装備が必要なら、夕方暖かくてもそんなに有り難いとは思わない。

 やはり最低気温が10度を超えると春になったという気がするんだろうと思う。底上げが出来ていないとやはりダメである。

 それにしても帰りが明るくなったのが嬉しい。家に辿り着く頃には薄暗くなってはいるものの、外に出て明るいとホッとする。調べてみると年に5ヶ月は夕方6時前に日が暮れているらしい。意外といえば意外。当地では夏の終わる9月の末には5時台で暮れるようになり、3月の初めに6時を超えるらしい。

 いまだに出勤時にはハクキンカイロ3つが稼働している。

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2009.02.09

吉岡秀隆と小倉一郎

 TVで続け様に吉岡秀隆を見る。山田洋次の映画『隠し剣 鬼の爪』(04)とTVドラマ『警官の血』。両方とも途中から断片的にしか見ていないが、吉岡の童顔が気になった。

 吉岡と云えば、倉本聰の『北の国から』の純のイメージが強く、いつまでたっても抜けない。幸か不幸か風貌も当時のまま大きくなった感じで全く変化がない。困ったものなのである。

 『警官の血』では確か高校生の父親といったような役柄を演じていたが、かなり無理がある。本人が高校生役を演じた方が違和感がなさそうなのである。そういう役柄を演じるのだから、幾つなんだろうと思って調べてみると、70年生まれで今年、38歳というではないか。どう見ても10歳は若く見えなくはない。童顔、純粋、やさしさを持ち備えているが、重みはまだない。

 小倉一郎も歳をとらず、万年小心な青年と云う感じの役者である。最近はさすがに露出が減ってしまったようだが、見かけてもそんなに変わりない筈である。

 子役からこれまで役者を続けてこられた吉岡。今後、どのような役柄を演じるのか非常に気になる。


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2009.02.08

290,000番目のお客様は...

 15,000番目、20,000番目、25,000番目、30,000番目、33,333番目、34,567番目、40,000番目、44,444番目、50,000番目、55,555番目、60,000番目、66,666番目、70,000番目、77,777番目、80,000番目、88,888番目、90,000番目、99,999番目、100,000番目、101,010番目、111,111番目、123,456番目、130,000番目、131,313番目、133,331番目、140,000番目、150,000番目、160,000番目、170,000番目、180,000番目、190,000番目、200,000番目、210,000番目、220,000番目、222,222番目、230,000番目、234,567番目、240,000番目、250,000番目、260,000番目、270,000番目、280,000番目に訪問された方にプレゼントをしようと思っていたのですが、いずれもダメだったようです。43度目のトライで、今回は290,000のキリ番です。

 読書グッズP-hookのプレゼントを希望される方はこの記事の "1万5千" を "290,000" に読み替えて、気に留めておいてください。

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2009.02.07

好天

 朝から晴れ。こんな良い天気の休日は久しぶりのような気がする。朝のうちから車を出してみる。

 車を乗る時にフロントガラスが汚れているのが許せないタイプで、いつも車に乗り込むとウォッシャーでフロントとエンドガラス共にグワシュグワシュと洗う。カミさんは毎日のように車に乗っているのだが、このあたりのことは気にならないようでウォッシャー液が切れてガラスを洗えなくても平気なようだ。

 普段は安いセルフスタンドに行くのだが、液の補充の必要もあり、通常の人のいるスタンドに行く。給油と共に空気圧の確認とウォッシャー液の補充を頼んだのだが、その店では液は無料で入れてもらうことが出来た。他のところでは500円くらい取られるので、実に有り難い。

 今日はちょいといつもとは違った方向に行ってみる。タレントの眞鍋かをりの出身の町なのだが、久しぶりに訪れる。隣接した町が星新一の小説の挿し絵でお馴染のイラストレーター真鍋博の出身地になるのだが、この真鍋姓の看板があちこちにあって、土地の言われのある姓だなと思われる。しかし、中心地と思われるところに出てみても静かなものである。

 街も生活するとなるとほとんど素通りであり、景色にしか過ぎない。大きな街に住むメリットというのはそんなにないのではないかと思う。住居に費用がかからず、静かに平和に過ごせられるというのが一番なのではないかと思う。

 本当に天気が良く、景色が白い。11月の半ばからサングラスを使っていないが、そろそろ使い始めても良い頃かなと思う。しかし、空気はまだまだ冷たく、春を実感するのにはもうしばらく掛かりそうである。

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2009.02.06

円天

 金は天下の回りものというけど、1200億円はやはり大きい。以前役場で借金事務をしていて、40年ローンでもう少し多い額の借入を管理していたのだが、非常に気分の重いものだった。それをあてもなく集めるというのはどんな気持ちがするものだろうか。

 金と情報と人間は自己収集能力をもったもので、管理できなくなるまで集まるから恐ろしい。詐欺で集められた金にしても同様である。

 しかし、被害を届ける人が少ないというのはどういうことだろうか。預けた金が数年にわたってそのまま還元されるという馬鹿げた仕組みを信じたことを恥じているのだろうか。金額的にあずけた金が少なく、それに似合ったものを既に還元されており、実質的な被害額が少ないと云うのだろうか。

 とは云え、お金が何倍にもなって返ってくると云う仕組みをまるまる真に受けたというのは凄いと思う。世の中がそんなに甘いと思っているのか。自分の理解を超えていることには手を出すべきではない。

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散髪(BlogPet)

O-Maruの「散髪」のまねしてかいてみるね

前回は7月16日。
6ヶ月と思われてしまっているに違いない?
6ヶ月と思われてしまっている。
儲けになってしまってしまっているになってしまってしまってしまっている。

*このエントリは、ブログペットの「フタキンSkywalker」が書きました。

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2009.02.05

散髪

 前回は7月16日。6ヶ月と半月ぶりの散髪である。最近は本当に半年毎の散髪になってしまっている。

 作業もまるまる一時間かかる。儲けにならん客だと思われているに違いない。

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2009.02.04

甲斐まり恵

 朝起きて出勤するまでの間、ワイドショーを見ている。よく見るのはニュースを多く取り扱っている「やじうまプラス」か「朝ズバッ」で、適当に切り換えながら見ている。

 「やじうまプラス」で天気予報のコーナーを担当しているのが甲斐まり恵なのだが、目も大きく、おそらく美人なのだろうが、あたしはどうも苦手なのだ。妙に人造ぽい感じがして、不気味で仕方ない。天気予報と云う淡々としたコーナーなので特に表情の変化もない。馬鹿笑いしているようなところを見るとそうでもないと思うのだろうが、怖さのようなものすら感じたりする。

 こういうのはあたしくらいなんだろうな。

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2009.02.03

最近の幸せなひと時

 ここんところ、職場に着くのは8時過ぎである。家は7時40分過ぎに出て、通勤時間は長くても20分といったところである。

 8時過ぎに着いて、30分の始業まではヘッドホンで音楽を聴きながら本を読む。職場なの始業前でもいろいろ仕事での質問とかされるが、問いかけが聴こえない振りをして、極力取り合わない。これも習慣で、いつもそうやっていと周りも無視してくれるようになる。

 20数分ではあるが、何とはなく、朝の読書の時間が心地よい。頭を働かせるためのウォーミングアップにも非常に役立っているのではないか。

 現在読んでいるのは『東京アンダーワールド』。漫画を読んでいるようで実に面白い。

 就寝前の本読みがどうしても早々に寝入ってしまうため、時間がシフトしたような感じなのだが、こういう過し方もあってもいい。まぁ、それほど家庭に居辛いということでもあったりするのだけども。

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2009.02.02

洋書で注文

 Mario Giacomelli マリオ・ジャコメッリ(ジャコメリ)の新しい写真集を昨年の5月から予約していたのだが、当初の1月発刊が2月に延期になり、今日、予約していたAmazonからいつ発送できるか判らないというメールが着た。出版元が延期を続けているのだろう。

The Black is Waiting for the White
The Black is Waiting for the White

Mario Giacomelli (著)
ハードカバー: 256ページ
出版社: Contrasto (2009/02)
言語 英語, 英語, 英語
ISBN-10: 8869651231
ISBN-13: 978-8869651236
発売日: 2009/02

 本家Amazonを見ると、$60.00が37%オフの$37.80になっている。日本Amazonでは現在、¥5,618であり、アメリカからだと送料で$10ほどかかるものの、それでも5000円にならない。予約は当然、キャンセル。

 さらに見つけてしまったのが、鬼海弘雄の写真集。海の向うでもPERSONA、浅草ポートレイトが出ていたらしい。

Hiroh Kikai: Asakusa Portraits
Hiroh Kikai: Asakusa Portraits

Hiroh Kikai (著), Christopher Phillips (序論)
ハードカバー: 220ページ
出版社: Steidl (2008/9/30)
言語 英語, 英語, 英語
ISBN-10: 3865216013
ISBN-13: 978-3865216014
発売日: 2008/9/30
商品の寸法: 27.6 x 23 x 2.8 cm

 こちらは現在、¥5,899。海の向こうでは、$44.10($70.00の37%オフ)で、ジャコメッリの写真集と併せても本体価格$81.90、送料$12.97、総額$94.87とお安く入手できそうです。

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2009.02.01

アイヒマン実験関連

 アイヒマン実験とは第二次世界大戦でユダヤ人絶滅の執行者であるアドルフ・アイヒマンの名を取ったものであり、権威に対する服従実験を示す。

 このアイヒマン実験に関する書籍とDVDについて。

 

服従の心理
服従の心理

スタンレー ミルグラム (著), 山形 浩生 (翻訳)
単行本: 317ページ
出版社: 河出書房新社 (2008/11/19)
ISBN-10: 4309244548
ISBN-13: 978-4309244549
発売日: 2008/11/19
商品の寸法: 19 x 13.2 x 2.6 cm

(表紙を拡大)

 ミルグラムによる実験は質問に誤った回答をする度に強い電気ショックを与えさせるという実験であった。ショックを与えられる者は演技をしており、実害はない。

 それが更に発展したのが、スタンフォード監獄実験で、一般公募した被験者を看守と受刑者に分けて実演させ、様子を観察した。その模様を映画化したのがesである。

es[エス]
es[エス]

監督: オリバー・ヒルツェヴィゲル
出演: モーリッツ・ブライプトロイ, クリスティアン・ベッケル, ユストゥス・フォン・ドーナニー
ディスク枚数: 1
販売元: ポニーキャニオン
DVD発売日: 2004/03/03
時間: 119 分

(ジャケットを拡大)

 考察はそのうち。

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