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2008.12.24

書籍補修ツール

 本は新品、中古は問わずに購入している。どちらかと云えば、新品が流通していても中古で安く手に入るようなら、そちらを購入する。当然、中には絶版になっていて、中古でしか手に入らないものもある。ここ最近の購入割合は、新品、中古で半々くらいになっているのでないかと思う。

 中古となるとどうしても修理が必要となることもある訳で、まず必要になるのは破れを補修するテープである。セロテープを修復に用いると時間が経つと硬化して糊が剥離してしまう。酷いことに黒い染みまでページに残すことになる。フィルムプラストP[2cm×50m](filmoplast p)は書籍修復専用のテープということで中性紙と弱アルカリ性糊が用いられ、テープの硬化、変色がないらしい。テープはかなり薄く、メンディングテープより薄くなっている。

 状態が悪くなり、酷い場合にはページが割れるだけでなく、ページの割れが裂けて、更に表紙が本体から外れてしまったりすることもある。昭和24年発行のジョン・ハーシーの『ヒロシマ』の初版本もそんな状態に陥ってしまったもののひとつである。お手軽に直すのなら木工用ボンドを用いると云う手もあるが、ボンドのつけ加減が悪く、決まって張り合わせた部分が波打ってしまう。乾きが悪いのも問題である。

 これも補修用糊ブックグルーを使うと申し分なかった。木工用ボンド以上に粘りのない液状のボンドで、使用には絶対に刷毛が必要である。届いてすぐに使いたかったので、子供の習字の筆を借りて使ってみた。粘りけが少ないので、塗り易いものの、垂れるのに注意しないといけなかった。水溶性なので使用後の筆は水で洗うことができる。乾いた後は、全く違和感のない付き具合である。

 まぁ、こうやって本と付き合うのは優雅なことである。PCで読む文章と本で読む文章はやはり異なるべきであると思う。

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