景気
スタンドの側を通りかかってびっくりした。レギュラーが100円を切っていたからだ。先週末、100円台半ばで、ずいぶん安いと思ったのだが、さらに5円以上値下がりしている。原油原価の下落や円高も影響しているのだろうが、スタンド間の競争も激しくなっているとも聞く。近所のスタンドがまた一件閉店したようだ。消耗戦を避ける方法はないものか。
TVニュースを見ているとひたすら景気の悪化が報道される。某自動車会社の契約雇用がなくなった、というタイトルを見て、全員正規雇用にするのかと思ったら、数千人のすべての契約雇用者を解雇したということだった。平均賃金を落すより、首にした方が雇用主としてはメリットが多いのか。保険、扶養手当等の最低限の福利厚生費も馬鹿にならないんだろうな。契約雇用は調整道具でしかなく、本来認めるべきものではないと思うのだが、規制緩和とは本当に怖い。
あたしが勤めているような役場では景気の具合はそんなに直接的には見えてこないが、間違いなく影響が及ぶ。役場の財源の多くは税金であり、景気が悪くなると税収が見事に減るのである。時間差で影響が出てくる。地方の役場では税収を上げようと頑張る術もなく、支出を押えることに始終するばかりである。終いには給料のカットである。反対に景気が良くても極端に収入が上がることもない。とにかく民間には現状を乗り切って欲しいと思う。
円高も見事に80円台後半に突入してしまった。今回の円高に関して日銀が干渉しないのが不思議だ。5年前はあんなに100円を守り抜こうとしていたのに。80円台前半が見えて来そうで怖い。
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