積ん読素材
子供がコミックを買いたいのでブックオフに連れて行けと云う。車での道すがら、お金をいくら持っているのか訊くとお金は持っていないと云う。欲しいものがあれば、あたしに買ってもらうと云う魂胆らしい。
ブックオフに行くと105円コーナーでついつい買い込んでしまうので、あまり立ち寄らないことにしているが、今回も10数分ざっと眺めて適当に何冊か買ってしまう。すべて105円である。
シンドラーズ・リスト ―1200人のユダヤ人を救ったドイツ人 トマス・キニーリー (著), 幾野 宏 |
スピルバークの映画を注文してしまったので、原作も読んでおこうかと云う感じだ。スピルバークのこの映画は過去に何回かTVで見たのだが、真剣に見たことはなく、1000円強で廉価盤があるということで注文しているところだ。
アンネの日記<増補新訂版> アンネ フランク(著),深町 真理子(翻訳) |
アンネの日記は中学時代に読んだことがあるが、これは縮小版ではない完全版をさらに数ページ分増補した新訂版である。アンネの日記がここまで広まったことには政治的な裏があるようだが、それでも事実には違いなく、出来事を認識して置く必要がある。
東京アンダーワールド ロバート ホワイティング(著),松井 みどり(翻訳) |
戦後の混乱からの闇の部分が明らかにされているようで気になった。ごく普通の人間には判らない社会はやはり存在する。知らない方がいいのかもしれないが、これもまた実社会を成り立たせている要素であり、興味あるところである。
自殺死体の叫び 上野 正彦 (著) |
保険金殺人 死体の声を聞け 上野 正彦 (著) |
死体は生きている 上野 正彦 (著) |
法医学教室ものでお馴染の上野正彦による著書。監察医の経験は様々な人間模様の蓄積そのものでもある。下手な推理ものより面白いが、実際になくなった人を扱っているのでそうもは愉しめない。「死体は生きている」は以前に同じブックオフでこれまた同じく105円で買ったハードカバーが書棚にあった。
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