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2008年12月の36件の記事

2008.12.31

実家に寄る

 自宅の居心地が悪いにもかかわらず、車で15分くらいの実家にも行かない。小学1年から付き合いのある、うちの両親が仲人もした友人一家も呼ぶので顔を出せと云う。彼には@niftyのサービスセンターに勤めているということもあって、@niftyのインターネットサービスを使っている実家のパソコンをインターネットだけではなく全般の子守もお願いしている。

 カミさんと下の子はやはり留守番。上の子はお年玉狙いで張り切って付いてきた。友人一家は夫婦ともにあたしの作っていた映画サークルのメンバーでよく知っている。この5、6年顔を合せていなかったが、今年からは実家で引き合わされる。彼とは小学の高学年は実家の里に行っていたり、高校1年の時大喧嘩して大学を卒業するまで、といったようにまとまった何年間か空白の期間があるが、あと数年で40年来の付き合いになる。

 小学3年生の息子を連れて、1kmほど離れた自宅から3人で自転車に乗ってやってくる彼ら一家の姿が微笑ましい。

 あたしは既にPCに対する興味は薄れて、壊れない道具であって欲しいと望むだけなのだが、友人はそうでもないらしく、新しい知識を身に着けようとしていた。あたしか気にするのはもう事務所で使うオフィスソフトをいかにすればもっと楽に便利に扱えるかという程度になっていて、精々、データベースソフトの新製品と旧製品の互換性が心配で仕方ないと云うくらいだ。それとあたしが定年後に平成が終わってくれということか。

 子供たちは友人が持ってきたポータブルゲーム機にはまって、静かだった。なんだかなぁ、である。

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2008.12.30

積ん読素材

 子供がコミックを買いたいのでブックオフに連れて行けと云う。車での道すがら、お金をいくら持っているのか訊くとお金は持っていないと云う。欲しいものがあれば、あたしに買ってもらうと云う魂胆らしい。

 ブックオフに行くと105円コーナーでついつい買い込んでしまうので、あまり立ち寄らないことにしているが、今回も10数分ざっと眺めて適当に何冊か買ってしまう。すべて105円である。

シンドラーズ・リスト―1200人のユダヤ人を救ったドイツ人
シンドラーズ・リスト
―1200人のユダヤ人を救ったドイツ人

トマス・キニーリー (著), 幾野 宏
文庫: 611ページ
出版社: 新潮社 (1989/01)
ISBN-10: 4102277013
ISBN-13: 978-4102277010

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 スピルバークの映画を注文してしまったので、原作も読んでおこうかと云う感じだ。スピルバークのこの映画は過去に何回かTVで見たのだが、真剣に見たことはなく、1000円強で廉価盤があるということで注文しているところだ。

アンネの日記<増補新訂版>
アンネの日記<増補新訂版>

アンネ フランク(著),深町 真理子(翻訳)
文庫: 597ページ
出版社: 文藝春秋; 増補新訂版 (2003/04)
ISBN-10: 4167651335
ISBN-13: 978-4167651336
商品の寸法: 15.2 x 10.8 x 2.6 cm

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 アンネの日記は中学時代に読んだことがあるが、これは縮小版ではない完全版をさらに数ページ分増補した新訂版である。アンネの日記がここまで広まったことには政治的な裏があるようだが、それでも事実には違いなく、出来事を認識して置く必要がある。

東京アンダーワールド
東京アンダーワールド

ロバート ホワイティング(著),松井 みどり(翻訳)
文庫: 508ページ
出版社: 角川書店 (2002/04)
ISBN-10: 404247103X
ISBN-13: 978-4042471035
商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 2.2 cm

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 戦後の混乱からの闇の部分が明らかにされているようで気になった。ごく普通の人間には判らない社会はやはり存在する。知らない方がいいのかもしれないが、これもまた実社会を成り立たせている要素であり、興味あるところである。

自殺死体の叫び
自殺死体の叫び

上野 正彦 (著)
文庫: 202ページ
出版社: 角川書店 (2003/08)
ISBN-10: 4043400063
ISBN-13: 978-4043400065
商品の寸法: 14.4 x 10.6 x 1.2 cm

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保険金殺人 死体の声を聞け
保険金殺人 死体の声を聞け

上野 正彦 (著)
文庫: 194ページ
出版社: 角川書店 (2004/08)
ISBN-10: 4043400071
ISBN-13: 978-4043400072
発売日: 2004/08
商品の寸法: 15 x 10.6 x 1 cm

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死体は生きている
死体は生きている

上野 正彦 (著)
文庫: 249ページ
出版社: 角川書店 (1996/11)
ISBN-10: 4043400012
ISBN-13: 978-4043400010
発売日: 1996/11
商品の寸法: 15.2 x 10.8 x 1.2 cm

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 法医学教室ものでお馴染の上野正彦による著書。監察医の経験は様々な人間模様の蓄積そのものでもある。下手な推理ものより面白いが、実際になくなった人を扱っているのでそうもは愉しめない。「死体は生きている」は以前に同じブックオフでこれまた同じく105円で買ったハードカバーが書棚にあった。

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2008.12.29

日東紅茶 ロイヤルミルクティー3点セットを試す

 しばらく前になるのだが、職場に覚えのない荷物が届いたので驚いた。中を見るとモラタメ.netでオフィス限定で応募した「日東紅茶 ロイヤルミルクティー3点セット」だった。忘れた頃に届くのでびっくりする。

 職場での飲物はお茶かコーヒーなので、他のものも用意して欲しいという人が多い。これらは月々徴収される課内費で購入しているので、コーヒーがダメという人は幾分損をしている。まぁ、それは近々何かを買っておくと云うことで、とりあえずこの当選した紅茶を置いておいた。

 あたしも試してみたのだが、驚くほどに無茶苦茶甘い。いつもブラックのレギュラーコーヒーを飲んでいるので、こういったごく普通の砂糖の入った飲料を飲むと、その甘さに驚かされる。しかし、寒い日など、この甘さが優しく感じる。

 「ロイヤルミルクチャイ」「ロイヤルミルクティー」「ロイヤルミルクティーカロリーハーフ」の3種類ある中で一番味しく感じたのは「ロイヤルミルクチャイ」だった。今までに飲んだことのないような紅茶で、コクがあり、旨かった。

 20人程の部署であるが、なくなるのに一週間かからなかった。完全な珈琲党であるが、たまの甘いミルクティーも悪くはない。

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2008.12.28

ナショナル ジオグラフィック オリジナルポスター

 モラタメ.netでナショナル ジオグラフィック協会の120周年企画のオリジナルポスターに応募すると見事にあたり、A2判(420mm×594mm)のフレーム入りポスターが送られてきた。さっそく色気のない自室に飾った。

 

 図柄は4種類あって、「アマゾンのジャガー」「南極のエンペラーペンギン」「アフリカゾウ」といった動物ものの中に「パキスタンのハンザ川」というのがあり、あたしはそれを選択した。以前に放映されていた「野生の王国」はよく見ていたものだが、いつの間にか動物には関心がなくなってしまっていた。それで選んだのが、酷い環境で河を渡ろうとする人の姿だった。

 こういった光景は我々には信じられないようなものだが、依然とこのような環境の中で生きている人達がいるのだと認識する。文明の違いと云うことになるのだろうが、それでもその場所場所で人間は生きているのである。あたしは人間の力強さを感じ、この写真に惹かれた。

 余裕があればナショナルジオグラフィック誌も読んでみたいと思う。

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2008.12.27

軍艦島DVD3本

 重なる時は重なるもので、一気に3本の軍艦島関係のDVDが届く。2本はオープロジェクトが作った軍艦島DVD新旧2本をセットにした『廃墟賛歌 軍艦島 ダブルアンセム・パック』である。

廃墟賛歌 軍艦島 ダブルアンセム・パック(2枚組)
廃墟賛歌
軍艦島 ダブルアンセム・パック(2枚組)

出演: オープロジェクト
ディスク枚数: 2
販売元: NIKKATSU CORPORATION(NK)(D)
DVD発売日: 2008/12/12
時間: 90 分

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 今回新しくリリースされたのは、『廃墟賛歌 軍艦島オデッセイ~廿世紀未来島を歩く~』であり、同時にリリースされた書籍『軍艦島 全景』(08)を補完するものとされている。キャプチャーが二つ用意されており、ひとつは『軍艦島 全景』との見比べがし易いように、島の地図を見ながらシーンを選択できるようになっている。

 写真は既に嫌と云うほどに観てきたりしてはいるのだが、動画で見るのとはまた違った印象になる。写真で見ると島はかなり広いと云う印象があるが、動画で見ると込み入った構造がよく判るためか、狭いと云う印象が強くなる。また、閉山前の映像と現在の映像をオーバーラップさせるというのが幾つかあり、時の変化を見せつけられる。試みとしては非常に良い。

 副音声では「軍艦島を世界遺産にする会」坂本道徳、軍艦島研究者の小島隆行を迎えて、在りし頃の端島の話が語られる。ひとの生活の場であったことが明らかになり、廃墟としてこの島を見ること自体がおかしなことであると認識される。

廃墟賛歌 軍艦島オデッセイ~廿世紀未来島を歩く~
廃墟賛歌
軍艦島オデッセイ~廿世紀未来島を歩く~

出演: オープロジェクト
ディスク枚数: 1
販売元: NIKKATSU CORPORATION(NK)(D)
DVD発売日: 2008/12/12
時間: 45 分

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 『廃墟賛歌 軍艦島 Forest of Ruins』はまだ見終っていないが、途中まで見て辛くなった。やはり廃墟には関心がないんだな。廃墟がいいと云うひとは本当に理解できない。

廃墟賛歌 軍艦島 Forest of Ruins
廃墟賛歌
軍艦島 Forest of Ruins

出演: オープロジェクト
ディスク枚数: 1
販売元: 日活
DVD発売日: 2004/09/10
時間: 45 分

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 オークションでレンタル落ちを落札する。落札価格161円、送料300円という久々に本体より送料の方が高つくオークションであった。作品の感想はこちらの記事のとおり。イデオロギーだけで作品を作ると何も見得なくなると云ういい例である。ちなみに暫くして同じ出品者から同様にレンタル落ちが出品されているが、こちらは現在900円を超えている。オークションは本当に運というか、日頃の行いである。

軍艦島1975-模型の国-
軍艦島1975-模型の国-

監督: 演出:今村秀夫
ディスク枚数: 1
販売元: エースデュースエンタテインメント
DVD発売日: 2007/05/25
時間: 25 分

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2008.12.26

ビクトル・エリセ DVD-BOX

 ビクトル・エリセと云うとアンドレイ・タルコフスキーに次いで好きな映画監督である。彼の代表作となる『ミツバチのささやき』(73)のDVDが8年ぶりにリリースされた。先月の予定が1月延長となっての発売である。00年に東北新社から出ていた前版は画像が暗く、酷評を受けていたが、それでも絶版になっていたという事から定価の5倍近くの値段で取り引きされていた。

ミツバチのささやき / エル・スール ボーナス・ディスク付き スペシャルボックス
ミツバチのささやき / エル・スール
ボーナス・ディスク付き スペシャルボックス

監督: ビクトル・エリセ
出演: アナ・トレント, イザベル・テリェリア, オメロ・アントヌッティ, ソンソレス・アラングレン
言語 スペイン語
字幕: 日本語
ディスク枚数: 3
販売元: 東北新社
DVD発売日: 2000/06/30
時間: 239 分
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 03年にはイギリス版がリリースされ、こちらはイギリスAmazonから購入した。日本版より明るく収録されており、ディテールの潰れも少ない。しかし、あまりに明るすぎると云う印象である。さらにPALなので再生速度が早くなる。一般的には好評を得ていたようだが、残念ながらあたしは好ましいとは思えなかった。イギリスAmazonではまだ廃盤になっておらず、新品が発売されているので、円高を利用してこちらから直接購入するといいかもしれない。

The Spirit Of The Beehive
The Spirit Of The Beehive

Actors: Fernando Fernán Gómez, Teresa Gimpera, Ana Torrent, Isabel Tellería, Ketty de la Cámara
Directors: Víctor Erice
Format: PAL
Language Spanish
Subtitles: English
Number of discs: 1
Studio: Optimum Home Entertainment
DVD Release Date: 27 Oct 2003
Run Time: 93 minutes
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 そして、今回、紀伊國屋書店によって新版が出たのだが、20年程前、映画館で観た印象に非常に近く、好感の持てる出来となっている。過去にリリースされた版についてはこちらのサイトで紹介されているが、最近特に人気のあるクライテリオン版については、個人的には全く別の映画を見ているようで、明るい、詳細が潰れていないというだけで評価されているのが理解できない。11月にフランス版というのが出ており、これはエリセの監修したHDリマスターを用いたと云うことなのだが、この画像の具合が紀伊國屋書店版と非常によく似ている。時期的にも共同で作業を行ったのではないかと思えるのだが、馬鹿のような、見えればいいと云う訳ではなく、雰囲気、情緒をしっかり残したものとなっており、おそらく決定版といってもいいのではないかと思う。

ビクトル・エリセ DVD-BOX
ビクトル・エリセ DVD-BOX

出演: アナ・トレント
監督: ビクトル・エリセ
ディスク枚数: 4
販売元: 紀伊國屋書店
DVD発売日: 2008/12/26
時間: 294 分

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2008.12.25

ワッフルを作る

 ワッフルが食べたくなったので、ベーカリーや材料を注文したのだが、一式が届いた。牛乳が切れていたので、トッピングするバニラアイスとともにコンビニに買いに行く。

 ホットケーキやら簡単な揚げドーナツは作ったことはあるが、イースト菌を使うようなクッキングは始めてである。とにかくミックスをイースト菌やら卵、牛乳、バターと混ぜ合わせて生地をつくる。かなりの重労働。半キロほどのミックスで作ろうとしたのだが、練り上げるのに20分くらいかかる。さらに30分ほど醗酵させて、ワッフルを焼いた。

 材料を注文したサイトにあるレシピに従って作ってみたのだが、バターが多すぎるし、あられ糖もたっぷりで恐ろしく甘すぎる代物が出来てしまった。焼き上がったワッフルにアイスをのせて、チョコシロップをかけようと思っていたのだが、ワッフル本体だけで十分以上に甘く、甘さを加えるようなトッピングは論外である。子供はそれでも喜んで幾つも食っていたが、あたしはひとつ食っただけで甘さで吐き気がし、それ以上食べる気にはならなかった。おそらくレシピのバターやあられ糖を半分以下にすれば、かなり味しいものが出来る筈である。

 あたしの思っていたワッフルとはまたちょっと違った感じだった。この方法で作ったものは、イースト菌とバターを使っているせいか、かなりパンに近い感じである。生地の煉り方もあってか、クロワッサンのような感じになってしまっている。あたしがレストランで食っていたヤツはホットケーキミックスを用いたものかもしれないと云う気がしてきた。まぁ、このミックスを使ったものも分量さえ注意すればもっと味しいものになるはずなので、次回は調整を試みてみようと思う。

 ミックスを煉り始めて生地を完成するまで小一時間はかかるが、生地は冷凍保存することが出来るようなので、多めに作っておいて日々使うと云うのも良いかもしれない。簡単な朝ご飯としても2かたまり食べれば十分で、焼き上がるのにも10分もかからない。

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誕生(BlogPet)

きょうは、税収使用したかったみたい。
でも、きょうは特定ー!
それでO-Maruで報道するはずだったみたい。
だけど、O-Maruで誕生したよ♪

*このエントリは、ブログペットの「フタキンSkywalker」が書きました。

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2008.12.24

書籍補修ツール

 本は新品、中古は問わずに購入している。どちらかと云えば、新品が流通していても中古で安く手に入るようなら、そちらを購入する。当然、中には絶版になっていて、中古でしか手に入らないものもある。ここ最近の購入割合は、新品、中古で半々くらいになっているのでないかと思う。

 中古となるとどうしても修理が必要となることもある訳で、まず必要になるのは破れを補修するテープである。セロテープを修復に用いると時間が経つと硬化して糊が剥離してしまう。酷いことに黒い染みまでページに残すことになる。フィルムプラストP[2cm×50m](filmoplast p)は書籍修復専用のテープということで中性紙と弱アルカリ性糊が用いられ、テープの硬化、変色がないらしい。テープはかなり薄く、メンディングテープより薄くなっている。

 状態が悪くなり、酷い場合にはページが割れるだけでなく、ページの割れが裂けて、更に表紙が本体から外れてしまったりすることもある。昭和24年発行のジョン・ハーシーの『ヒロシマ』の初版本もそんな状態に陥ってしまったもののひとつである。お手軽に直すのなら木工用ボンドを用いると云う手もあるが、ボンドのつけ加減が悪く、決まって張り合わせた部分が波打ってしまう。乾きが悪いのも問題である。

 これも補修用糊ブックグルーを使うと申し分なかった。木工用ボンド以上に粘りのない液状のボンドで、使用には絶対に刷毛が必要である。届いてすぐに使いたかったので、子供の習字の筆を借りて使ってみた。粘りけが少ないので、塗り易いものの、垂れるのに注意しないといけなかった。水溶性なので使用後の筆は水で洗うことができる。乾いた後は、全く違和感のない付き具合である。

 まぁ、こうやって本と付き合うのは優雅なことである。PCで読む文章と本で読む文章はやはり異なるべきであると思う。

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2008.12.23

寒い時は...

 とっとと寝るに限る。

 底冷えがして、足が痛い。起きているのが本当に苦痛になる。

 いやはや、休日の午後9時過ぎという勿体ない時間だが、あたしゃ、布団に潜るよ。動物の気持ちがよく判る。

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2008.12.22

北米版ダーティハリー届く

 先日、アメリカAmazonで注文したダーティハリーのDVD-BOXが届く。運賃の一番安い、最も時間のかかる方法で注文し、サイトでは18日以上かかります、なんてアナウンスされたので年明けの到着かと思っていたのだが、10日もかからなかった。

Dirty Harry Ultimate Collector's Edition
Dirty Harry Ultimate Collector's Edition

形式: Box set, Classical, Collector's Edition, Widescreen, Import
画面サイズ: 2.35:1
販売元: Warner Home Video
DVD発売日: 2008/06/03
時間: 520 分

 パッケージはすべて英語なのだがビジュアル的なものが多く、日本語版ならどこまで日本語表示されているのか検討がつかない。まぁ、パッケージ等についてはオマケなのであたしにとってはど~でも良い。

 本編のDVDをかけてみて驚いた。メニューが初めから日本語表示されていて、いわゆる北米版で見ていると云う感覚がない。もちろん字幕、吹替え、コメンタリーの日本語字幕も用意されていて、おそらく外観のパッケージに違いがあったとしてもソフトは共通であろうと思われる。

 ということで、これから5本全作をじっくりと愉しみます。

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2008.12.21

ワッフルが食べたい

 時たまワッフルが無性に食べたくなる。子供の頃、親に連れられ今はもうない街のとあるスーパーに出かけると、決まってレストランで食べていたのがワッフルだった。外側を固く焼き上げたベルギーワッフルなのだが、トッピングされたアイスやらが徐々に中に染み込んで、そのあたりだけが柔らかくなる。固い部分柔らかい部分の差が何とも絶妙だった。窓際の席を陣取って、大きく取られた窓から下を歩くひとを眺めながらのワッフルは最高だった。

 ワッフルメーカーというのがあるのを知った。これがあれば自宅でもあのワッフルが食べられるらしい。

Vitantonio ワッフル&ホットサンドベーカー VSW-400
Vitantonio ワッフル&ホットサンドベーカー VSW-400

サイズ: 幅24.5cm×奥行25.5cm×高さ11.3cm
重量: 2.6kg(ワッフル焼き型含む)
消費電力: 900W
材質: 本体 / フェノール樹脂耐熱塗装仕上げ、クロームメッキ鋼板 焼き型 / フッ素樹脂加工アルミダイキャスト

 いろいろ調べていると、さらにベルギーワッフルミックスも必要だと判る。小麦粉をホットケーキの要領で適当に卵や砂糖、ベーキングパウダーを混ぜればいいというものでもなさそうだ。ついでなので、インスタントドライイースト金、無塩バター、あられ糖もともに注文しておく。ワッフルミックス2kg分に関して注文していると4000円近くの額になってしまった。パンやらケーキを趣味にしているとかなりの支出になりそうだ。

 粉捏ねや醗酵については完全に手作業ですることにした。道具とかも売っているが、ひと揃えしていると数万かかりそうだ。これはボールとしゃもじで済ませてしまおう。おそらくすべてが到着するのは今週末になりそう。この年末年始休みは完全なワッフル作りを目指す。

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2008.12.20

 昨日のことだが、仕事から帰るとカミさんが、すまん、という。何があったのか聞くと、また車をぶっつけたらしい。今度は相手がなくて、左折に失敗して横を擦ってしまったらしい。まぁ、相手がいなければ、特にどうと云うことはなく、走行に支障がなければ見栄えが悪くてどうでもいい。あたしにとっては車なんて使用期限10数年程度の大きいだけの質の悪い消耗品であり、ステイタスとも何とも思っていない。

 実際に車を見てみると、ドア一枚分が見事に20cmくらいに渡って凹んでいた。幅が広く、車を擦っているというのが判ってて、そのまま車を動かしている。ちょっと理解できない。バックで瞬時にぶつけるというのは、あっても判るのだが、それをそのまま続けるというのは判らない。

 まぁ、格好は悪いが走行機能に影響が出そうもないし、放置して置いてもいいかな、と思う。ただ、あたしが運転をしてて、あたしがヘボって傷つけたと思われるのが癪。かといって、カミさんがやったものです、なんて表記もできないし。

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2008.12.19

息子の誕生日

 本日は下の子の誕生日である。壁も走る車のオモチャが欲しいとか云っていたが、誕生日に買ってあげると云っていたものを年内に既に幾つも買ってやっていたので、プレゼントは却下。ただ、ケーキが欲しいと云うので近所のケーキ屋に行く。

 誕生日に切り分けられたケーキを買うのはやはり淋しい。ケーキを食べるということが目的ではなく、皆でひとつのケーキを分け合って祝うというのがよいので、いわゆるデコレーションケーキを買うことにする。息子の希望はイチゴショートケーキ。あたしもイチゴショートケーキはケーキの中の王道であり、ひとつを選べと云われれば、これを選ぶ。イチゴと生クリームの組み合わせは素晴らしい。

 15分くらい待ってもらえれば作ります、ということだったので、お願いする。まぁ、デコレーションケーキのつくり置きなんて小さな店では危険だろうけど、そんな短時間で作ると云うのも感心である。さらに出来たものはかなりのイチゴが入っており、常にこれだけのものを確保して置くというのも大変ではないかと思ったりもする。そういうこともあってか、直径18cmで3150円。サイズからすると切り分けたものよりかやや高めに感じるのだが、勘違いか。

 ロウソクも頼んだのだが、てっきり9歳だと思っていたら、まだ8歳だった。小学2年生なので、あたしとか上の子のように4月の遅生まれなら進級して間もなくに8歳になるのだが、早生まれなのでまだ8歳に到達していなかったのだ。あたしの5分の1も生きていないんだと不思議に感じる。

 家に持ち帰り、ケーキをさっそく切るのだが、上の子は一口食べてダメだと云う。ケーキはチョコレートケーキ以外は嫌だと云う。チョコレートケーキなんて、あたしに云わせると半端者に他ならない。クリームはストレートな生クリームが一番旨いし、スポンジにしても変な味が交ざっていない方がクリームを引き立たせる。更にイチゴの酸味は絶妙にクリームらの甘さを際立たせる。そのあたりのことが判らないとは、ケーキを食う資格はない。下の子はいたくケーキが旨かったようで、口の周りにクリームを塗りたくりながら、ひたすらケーキを頬張っていた。

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2008.12.18

景気

 スタンドの側を通りかかってびっくりした。レギュラーが100円を切っていたからだ。先週末、100円台半ばで、ずいぶん安いと思ったのだが、さらに5円以上値下がりしている。原油原価の下落や円高も影響しているのだろうが、スタンド間の競争も激しくなっているとも聞く。近所のスタンドがまた一件閉店したようだ。消耗戦を避ける方法はないものか。

 TVニュースを見ているとひたすら景気の悪化が報道される。某自動車会社の契約雇用がなくなった、というタイトルを見て、全員正規雇用にするのかと思ったら、数千人のすべての契約雇用者を解雇したということだった。平均賃金を落すより、首にした方が雇用主としてはメリットが多いのか。保険、扶養手当等の最低限の福利厚生費も馬鹿にならないんだろうな。契約雇用は調整道具でしかなく、本来認めるべきものではないと思うのだが、規制緩和とは本当に怖い。

 あたしが勤めているような役場では景気の具合はそんなに直接的には見えてこないが、間違いなく影響が及ぶ。役場の財源の多くは税金であり、景気が悪くなると税収が見事に減るのである。時間差で影響が出てくる。地方の役場では税収を上げようと頑張る術もなく、支出を押えることに始終するばかりである。終いには給料のカットである。反対に景気が良くても極端に収入が上がることもない。とにかく民間には現状を乗り切って欲しいと思う。

 円高も見事に80円台後半に突入してしまった。今回の円高に関して日銀が干渉しないのが不思議だ。5年前はあんなに100円を守り抜こうとしていたのに。80円台前半が見えて来そうで怖い。

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2008.12.17

軍艦島を世界遺産にする会『軍艦島 住み方の記憶』(08)

 引き続き、軍艦島関連の書籍。軍艦島を世界遺産にする会という特定非営利活動法人による自費出版書籍『軍艦島 住み方の記憶』(08)である。軍艦島が世界遺産に相応しいかどうかはさて置き、廃墟賛歌でない、人間の営みが存在した文化の対象として捉えられるのは非常に好ましいことである。

 書籍は現在の様子と閉山する前の人々が生活していた頃の映像対比で主に構成され、軍艦島を世界遺産にする会代表の坂本道徳さんらの当時の思い出も綴られている。人々が行き交っている写真を見ると、この端島は建物が鬩ぎ合っているものの、決して特殊なところではないというのが窺える。コミュニティーの強いところでもあったようで、そういったライフスタイルの研究がなされてもいいのではないかと思う。

 書籍は軍艦島を世界遺産にする会のサイトのみでの発売。自費出版ということもあるが、80ページで2500円はちょっと高いかも。

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換算(BlogPet)

きのうは換算するはずだったみたい。

*このエントリは、ブログペットの「フタキンSkywalker」が書きました。

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2008.12.16

久々の出血

 残業とはいかないまでも、先月から気分的にひと段落つくこともなくずーっと忙しく、いい加減疲れていた。本日はついに休暇を取得。昼過ぎまで寝て、隣町のやや大きめの100均ショップに行く。昼過ぎなのに駐車場が満杯なので驚く。

 気分的にはすっきりしたものの、やはり体は怠い。腹も下っているようで、トイレに入ると出血していた。10年くらい前に内視鏡検査を受け、あたしは内痔核があるのが確認できたが、完全に治っていないらしく、今も半年に一度くらい出血があったりする。今回もそれが原因での出血だと思うのだが、体が怠いのが気になる。

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2008.12.15

やっぱりこっちも注文-軍艦島DVD

 昨日はオープロジェクトの『軍艦島 全景』について記事を書いたのだけど、この書籍と同時にDVDが発売されていて、建築物紹介の見出しに、対応するDVDのキャプチャー番号が記されている。書籍とDVDが補完し合うといったスタイルで出版がなされているようだ。

廃墟賛歌 軍艦島オデッセイ~廿世紀未来島を歩く~
廃墟賛歌 軍艦島オデッセイ
~廿世紀未来島を歩く~

出演: オープロジェクト
形式: Color, DTS Stereo
画面サイズ: 1.66:1
ディスク枚数: 1
販売元: NIKKATSU CORPORATION(NK)(D)
DVD発売日: 2008/12/12
時間: 45 分

 廃墟賛歌などと云う馬鹿げたタイトルがあって、当初、このDVDについては見送ろうと云うつもりであったが、当時の住民の話なども収録されているようで、ちょっと趣きを異にしているようだ。最近の廃墟ブームはあたしにとっては理解の外にあり、軍艦島の関心にしても文化のひと形態としてあったりする。

 何だかんだ云いながら、既にリリース済の『廃墟賛歌 軍艦島 Forest of Ruins』とをセットにして、多少割安な『廃墟賛歌 軍艦島 ダブルアンセム・パック』が併せてリリースされるのを発注してしまった。なんだかなぁ。

廃墟賛歌 軍艦島 ダブルアンセム・パック(2枚組)
廃墟賛歌 軍艦島
ダブルアンセム・パック(2枚組)

出演: オープロジェクト
形式: Color, DTS Stereo, Limited Edition, Mono
画面サイズ: 1.37:1
ディスク枚数: 2
販売元: NIKKATSU CORPORATION(NK)(D)
DVD発売日: 2008/12/12
時間: 90 分

廃墟賛歌 軍艦島 Forest of Ruins
廃墟賛歌 軍艦島 Forest of Ruins

出演: オープロジェクト
形式: Color
画面サイズ: 1.37:1
ディスク枚数: 1
販売元: 日活
DVD発売日: 2004/09/10
時間: 45 分

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2008.12.14

オープロジェクト『軍艦島 全景』(08)

 久しぶりの軍艦島関係の新刊である。軍艦島関連サイトでは有名なオープロジェクトによるサイト軍艦島オデッセイが書籍化されたものである。

 このブログの〔軍艦島・同潤会アパート〕カテゴリーを見ても、これまで様々な軍艦島・端島関連の書籍が出ているのが判るが、個々の建築物を整理して紹介したのは初めてではないだろうか。もちろん、『軍艦島実測調査資料集』が一番なのだが、まぁ、これも見やすいかと云えば見やすいとは云えない。

軍艦島 全景
軍艦島 全景

オープロジェクト (著)
単行本: 160ページ
出版社: 三才ブックス
ISBN-10: 4861991811
発売日: 2008/12/10
商品の寸法: 22.8x18.4x1.8cm

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 建設年順に島内地図を示して建築物を紹介されると非常に様子が判りやすい。ただ残念なのは紙面が限られているので、紹介文も写真も量が物足りないこと。この島のことを初めて知ったような人にはこれでもいいかもしれないが、ひととおりの資料を見ているとやはり悔しくなる。著作権の問題やらで、他の資料から引っ張ってくるのは難しいだろうとは思うのだが、この5、6倍の量に出来るのなら随分と価値のあるものが出来そうである。

 筒函のある装丁で、本文もこざっぱりとしたレイアウトとなっており、非常に好感の持てる書籍である。

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2008.12.13

円高を利用する

 円高も進んでいるようであたしの外貨MMFはとんでもない含み損を抱えてしまっているようだが、まぁ、15年くらい使っていない資金で、もともとないようなものなのでもう大して気にはならない。

ダーティハリー アルティメット・コレクターズ・エディション
ダーティハリー
アルティメット・コレクターズ・エディション

出演: クリント・イーストウッド
監督: ドン・シーゲル
ディスク枚数: 7
販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ
DVD発売日: 2008/07/09
時間: 530 分

 以前から欲しいなと思っていたDVD-BOXなのだが、定価が19,800円もし、例え25%オフだとしても15,000円近くする。ダーティー・ハリーシリーズは5作すべてがすべて好きな訳ではなく、1作3,000円はさすがに高価であり、断念せざるを得ない。

 聞いた話ではアメリカで発売されている同DVD-BOXにも日本語字幕、日本語吹替えが収録されており、さらに北米版であるにもかかわらずリージョンフリーであるという。ということは価格の安い方を選べば、単純に得であると云うことになる。

Dirty Harry Ultimate Collector's Edition
Dirty Harry Ultimate Collector's Edition

形式: Box set, Classical, Collector's Edition, Widescreen, Import
画面サイズ: 2.35:1
販売元: Warner Home Video
DVD発売日: 2008/06/03
時間: 520 分

 日本Amazonでの価格は7,360円。同じAmazonでも半分の値になるようだ。箱等のパッケージが英語であろうと作品を観る分には、間違いなく北米版がお薦め。

 あたしは国外とのやりとりと云うことで、リスクが高くなるのだけども、本家のamazon.comで発注した。定価74.98ドルが25%オフで55.99ドル。日本円で時価5,250円での請求。以前はドルでの請求で円に換算するといくらになるのか判らず、厄介だったが、初めから円で請求されるので有り難い。送料は半月程の輸送時間はかかるものの一番安いものを選択し、748円。最終的には総額6,000円に2円満たない額だった。9,000円の差は決して小さくない。

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2008.12.12

忘年会

 職場の忘年会があった。仕事で疲れ切ってて、そのまま帰りたいのに出なければならない。月々課内費として天引で徴収されているものから支出されるので現金としての支出はないのだが、出なければ損である。

 あたしは一滴も酒を飲まないにもかかわらず、雰囲気に酔ってしまって眠たくなる。どちらかと云えば、ひとり考え込んでいる方が楽しく、議論でもしないのなら、下らないドンチャンは何が楽しいのか判らず、ついて行けない。ということで、趣味の集まりの飲み会でなければ、たいてい馬鹿馬鹿しくて付き合い切れないというのが正直なところである。

 というところで、とりわけ一次会の半分を不味い食い物をつつきながら、うとうとしながら時間を潰すのは結構な苦痛であった。何時ものことだけどね。今の職場は係員が2人しかいなくて、特に飲み会をしないのが幸い。

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2008.12.11

今時、ファミコン

 子供がファミコンソフトの「グラディウス」をしたいのでオークションで落札してくれという。今時、ファミコン本体がある訳でもなく、これも落札して欲しいという。ファミコンはカミさんが嫁入り道具の一つとして持ってきたのだが、あたしは基本的にゲームをしない人間なので、結局、義理の妹のところに行ってしまったようである。

 中古のファミコンを手に入れてもいいのだが、いずれも20数年前の代物で、支障が全くないとは思えない。更に確かファミコンはアンテナ端子経由で情報を出力するはずで、TVでもあまり触りたくない、触るのが面倒な位置にあるものである。ということで、オリジナルのファミコンではなく、互換機を入手することにした。

 手に入れたのはえふしーこんぱぁちぶるという互換機で、AV端子を使って出力できる。価格的にも1000円台半ばでリーズナブルである。これでファミコンソフトが動くのなら申し分ない。

 ソフトを落札する前にゲーム機本体が届いたものだから、子供とともにハードオフにソフトを買いに行くことになってしまった。ジャンク扱いの割には300円と高い。はっきり言ってぼったくりであるが、作動確認やソフトがないのでは詰まらないので「ゼビウス」を買ってみる。あたしが高校時代にアーケードゲームとして流行ったものである。ゲームセンに友人と連れ立って遊びには行くものの、ゲームをするのは嫌い(下手なので3分で100円使ってしまう)なので、いつも横から見ていたものだ。

 家に戻ってさっそくソフトを立ち上げてみたのだが、まったく問題なく動き、子供は「ゼビウス」を難しがっていた。オリジナルと比べて互換機はスカスカで張りぼての様な感じだ。今の技術を用いるとそんなにパーツを用いる必要はないのだろう。高度化している割にはゲーム機が小型化している結果がこれなのだろう。

 あたしはそれでもゲームには関心が余りないので、懐かしの「ゼビウス」をしている子供の様子を眺めているだけである。

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2008.12.10

ブライアン・デ・パルマ『キャリー』(76)

 子供を連れてハードオフに行き、見かけてしまったので買ってしまった。ハードオフの中古DVDは全体的に高値設定されているので好きではないが、「キャリー」については標準的な値がついていた。以前から欲しいと思っていたのだが、何かにつけて買いそびれていたのだ。

 あたしらの年代では「キャリー」は本当にごくメジャーなホラー映画で、後の『貞子』に匹敵するような、恐怖の対象の代名詞でもあった。

キャリー
キャリー

監督: ブライアン・デ・パルマ
出演: シシー・スペイセク, パイパー・ローリー, ナンシー・アレン, ジョン・トラボルタ
画面サイズ: 1.78:1
ディスク枚数: 1
販売元: 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント
DVD発売日: 2001/11/02
時間: 98 分

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 きちんと見るのは10数年ぶりかという気がする。当時、27歳だったシシー・スペイセクが生理が始まったばかりの高校生を演じるのだが、胸が多少大きすぎるかといった外は、間違いなくソバカスだらけの貧弱な女の子であった。脇は『ロボコップ』で認識したナンシー・アレンや既に悪顔のジョン・トラボルタが固めている。皆、既に高齢なのだが、特に主役のスペイセクが見事なので、そんなに違和感を感じない。

 しかし、全体を通しての軽さはどうしても見えてしまう。どこか安っぽい。デ・パルマは後に『アンタッチャブル』やら撮って評価を得ていたりするのだが、決して深みには踏み込むことのできない大した監督ではないとあたしは思っている。

 それにしても『キャリー』=シシー・スペイセクというのがあり、彼女の実は堂に入った演技には驚嘆させられてしまうのである。

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キン(BlogPet)

きょうフタキンSkywalkerがO-Maruで持ち運びしたの?
それでO-Maruは変色しなかったよ。

*このエントリは、ブログペットの「フタキンSkywalker」が書きました。

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2008.12.09

耳につくCM

 おそらくCMというのはまずは人の目について、注目されないと意味がないのだろう。それは理解できるのだが、いくつかは不快感を感じるものがあって、頻繁に流されると参る。

 最近多く流されているSHARPの携帯CM。製品の名称が様々な形で呼称されるのだが、いずれも癖があって、聞き辛い。非常に不快に感じてしまう。よく云えばインパクトがあるということで、成功なんだろうが、インパクトを越して不愉快に感じているとは製作者も思っていないに違いない。数本あるシリーズすべてが間違いなく同じような印象をもたらすので、これは見事である。

 他にもマツダの「ZOOM」というヤツが苦手である。もう10年くらい続けているから、メーカーのポリシー的なものかもしれない。しかし、あの「ズムズムズム」というフレーズは当初から生理的に受け入れることができず、マツダと云うメーカーの印象はかなり悪い。同じフレーズを長期に渡って使うということは、実は危険なことをしている可能性がある。

 外人に喋らせたり、歌舞伎の調子を用いたものも個人的には不快で仕方ない。

 CMはもしかすると映像より音が重要なのかもしれない。

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2008.12.08

末期な国

 首相の支持率も2割を切りそうで、国政も直面している諸々の問題にまともに対応していないように思える状態なのだが、それでも暴動が起きず、平安な国と云うのは凄いと思う。これは国のあり方がどうのこうのということではなく、すでに日本人の国民性によるものではないかというのが明らかだ。

 どん詰まりで行き着くところまで行ってしまいそうな気配なのだが、果たしてこの人の良い日本人はどのような行動をとるのだろうか。スーパートリックスターが現れれば、戦中のような狂信的な統一行動をとりそうな気もするが、幸いにもそうでもなく、核となるような人物が現れないままでいるとどのような様相を見せるのだろうか。

 能無しと見做されたトップは虚しい。

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2008.12.07

寝過ぎ

 昨夜はクソ寒いし、TVもまったく詰まらないしで、9時には床に就いた。起きたのが8時だったが、背中やら腰が恐ろしく痛い。横になるのは背に負担を与えないはずなのだが、決まって長時間寝るとこういったことになるというのはどうしてだろうか。

 寒い割には天気が良い。こういう日はどうすればいいものか、ちょっと真剣に考え込んでしまう。天気が良いからと外に出るとどうしようもなく寒い。寒いからといって部屋に籠っていると、窓の外の明るさが恨めしい。結局、車を転がして朝マックをドライブスルーし、昼前まで外で過す。12時過ぎからは松尾堂やらそこまで言って委員会があったりするので、一応、押えて置く必要がある。

 最近思うのは土曜の半ドンを復活させないかとということ。あれがなんとはなく週末を活発化させていたような気がする。昼から解放されるのは嬉しく、どこかに立ち寄ろうかという気になる。労働時間が増えると云うのなら、月~金曜日で毎日30分ずつ労働時間を減らせばいい。経済効果は上がると思うのだが、どうだろう。

 今年も残すところあと3週間。明日からはクソ忙がしい日々が待っている。

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2008.12.06

初雪

 最低気温でいうともっと低い日があったが、昼も5度くらいまでしか上がらず、ちょっと陰ったかと思うと小雪が舞った。もちろん積雪には至らないのだが、今年の初雪である。

 こんな寒い日に車を転がすとやたらと暖房を上げてしまって、却って暑さでむっとしたようにしてしまう。おかげでちょっとした山道を走ってて、そのカーブの多さに運転していながらも途中で車酔いして気分が悪くなってしまった。運転してて車酔いで吐きそうになったのは初めてである。

 先日買ったライカの双眼鏡は日常的にカバンに突っ込んでいるのだが、双眼鏡と云うのは意外と使いにくい。双眼鏡の覗いて見える部分は瞳経として示され、それが2.5mm程度なのだが、その経を離れると何も見えない。メガネをかけたままで覗くと、直接覗くのとは異なってなかなか位置が定まらない。それで片方の目しか見えなかったり、かなり難しい。要するに慣れなんだろうけど、自然と使いこなせるようになるにはしばらくかかりそうだ。

 部屋にいると恐ろしく寒いのでとっとと寝ることにする。部屋の掃除が出来ていないので、電気ストーブも置けないでいるのだ。

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2008.12.05

我れは稀人か

 先日、細江英公の完全復刻版の『薔薇刑』を購入したのだが、どんなに検索しても同じように購入したと云う人が見当たらない。ブログをやっている人は今時、少なくないと思うのだが、それでも見かけないとは。あらためて自分が常人でないことを思い知る。

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270,000番目のお客様は...

 15,000番目、20,000番目、25,000番目、30,000番目、33,333番目、34,567番目、40,000番目、44,444番目、50,000番目、55,555番目、60,000番目、66,666番目、70,000番目、77,777番目、80,000番目、88,888番目、90,000番目、99,999番目、100,000番目、101,010番目、111,111番目、123,456番目、130,000番目、131,313番目、133,331番目、140,000番目、150,000番目、160,000番目、170,000番目、180,000番目、190,000番目、200,000番目、210,000番目、220,000番目、222,222番目、230,000番目、234,567番目、240,000番目、250,000番目、260,000番目に訪問された方にプレゼントをしようと思っていたのですが、いずれもダメだったようです。41度目のトライで、今回は270,000のキリ番です。

 読書グッズP-hookのプレゼントを希望される方はこの記事の "1万5千" を "270,000" に読み替えて、気に留めておいてください。

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2008.12.04

ふじ屋の手拭い

 かれこれ前から欲しいと思っていた東京浅草のふじ屋の手拭いをようやく手に入れた。夏休みに帰省していた八王子に住んでいる弟に購入を頼んでいたのだが、浅草に行く用事はないようで音沙汰はなかった。職場の同僚が墨田区に出張があるというので、時間があれば、と頼んだのだが、それを聞き届けてくれたのだ。あてになるのはまさしく、遠い身内より近い他人、である。

 ひとつは「熊野染」やら「めくじら(目くじら)」と呼ばれている黒地に鯨の目が描かれたもの。「熊野染」という呼び名の由来は、捕鯨が有名なのが熊野灘であるから、という完全な洒落から来ている。『めくじらを立てちゃいけません』という江戸の粋さがいい。

 もうひとつは「京伝」と云われているもの。とにかくインパクトがある。あたしがこの手拭いを知ったのは、TVで中尾彬が東京のどこかの手拭い屋(もちろん浅草のふじ屋なのだが)を紹介してて、そこでちらりと映ったのが、このちらり覗きの手拭いだった。10年以上前ならおそらく何の情報も得られず、当然、現物を手にすることなんて出来なかったろう。しかし、ネットと云うものが存在すれば、気合いを入れれば、何とかなるものなのである。これは本当に関心を通り越して、怖いと思ったりもする。まぁ、そういうことで、ふじ屋関係で知った「熊野染」とともに手に入れることができた。

 シンプルながらも「熊野染」は絶妙なデザインで、スゴいとしか云いようがない。これを粋と云わずに何と云おう。「京伝」も、そのデザインの斬新さはともかく色使いもこれまた絶妙なのである。左が茶、右が黄土色なのだが、この色の具合が本当に素敵である。あたしは気に入ったものは仕舞い込まず、必ず使い倒すという主義なのだが、「京伝」に関しては使っているうちにこの色が変るということを考えると、なかなか洗うこと、つまり使うことができない。壁に掛けて鑑賞すると云う方法もあるが、あれはあれで、間違いなく日に焼けて変色するものである。なかなか難しい。

 「熊野染」1200円、「京伝」1800円。安いか高いか。絶対安いと思う。東京に行くことがあるのなら絶対に買いだろう。

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2008.12.03

干し柿第二弾20日目

 先月半ば第二弾の干し柿を干したのだが、これが一向に乾いてくれない。そのひと月前に干した第一弾は小ぶりの柿で、1週間もあればそこそこ乾き、旨く食えていた。その柿は100個ほど干したにもかかわらず、既に数個しか残っていない状態である。

 柿の種類も違うし、重さも倍ほど違うのだが、それでもこんなに差がでるとは思ってもいなかった。

 試しにひとつ食べてみたのだが、渋が十分に抜けて甘くなっていたものの、中途半端な柔らかさで正直云って気持ちが悪い。あたしは固めの干し柿が好みで、羊羹様なのはともかく、ドロドロになった状態は苦手である。しかも表面が真っ黒になってちょっと気持ち悪くもある。

 なんだか気持ちよく食べられるようになるには、もう半月ばかり待つ必要がありそうだ。

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一ヶ月ワンコイン(BlogPet)

O-Maruの「一ヶ月ワンコイン」のまねしてかいてみるね

本格的に500円単位で通勤したようなのでは原付で、何と実は倍のである!!
単価が賢い消費者の行きつけのではリッター119円にガソリンも価格が賢い消費者の給油を給油をした。

*このエントリは、ブログペットの「フタキンSkywalker」が書きました。

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2008.12.02

一ヶ月ワンコイン

 本格的にガソリンも価格が下がったようで、近所の行きつけのセルフではリッター119円になった。全国平均だとこの価格はやや高いようなのだが、それでもそんなに負担にはならなくなった。

 あたしは原付で通勤しているのだが、今日、月一回の給油をした。自宅から役場までそんなに距離がないので月の走行距離が100km程度しかなく、毎月一回4リットルばかりを給油をしている。その給油が久しぶりに500円玉で済むようになって、何とはなく嬉しい。

 単価が落ちてくると数円単位で安いところが気になる。200円の2円と100円の2円の差は同じようにみえるが実は倍の差である。些細な差のように感じるが、よくよく考えると実は馬鹿にならないのである。これからが賢い消費者の本領発揮である。

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2008.12.01

小野不由美『屍鬼』(98)

 10月の初めから読み始めていた小野不由美の『屍鬼』下巻をようやく読み終える。上下巻で1700ページほどあるものの、この程度で2ヶ月かかるとは、あたしの読書のスピードも落ちたものである。しばらく前なら、2週間もあれば読み終えていたろうに、とにかく読書時間が短くなったのが大きい。

屍鬼 下巻
屍鬼 下巻

小野 不由美 (著)
単行本: 726ページ
出版社: 新潮社 (1998/09)
ISBN-10: 4103970030
ISBN-13: 978-4103970033
発売日: 1998/09

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 ホラー小説としてはなかなかの出来である。残念ながら絶讃するまでには至らないが、非常に良質のエンターテイメントになっている。

 上巻は全体を通すとまるまる序章といった感じなのだが、下巻に入ってから物語は展開を始め、その半ばからは急展開で一気にラストまで突っ切るといった感じだ。上巻の執拗なほどの緻密さと比較すると、下巻はあまりに表層的過ぎるといった印象もなきにしもあらずだが、明確な事件が起こっているので致し方ないのかもしれない。

 物語はバンパイアものである。筋書き自体はスティーブン・キングの第二作目『呪われた町』を用いているとのことであるが、吸血鬼伝説自体西洋のものであり、何とはなく日本の風土には似合わない。日本の文化として死者が肉体を持ったまま生き返るという発想がないのである。そういう根本的な違和感が最後まで拭えなかった。

 しかし、単純に物語としても面白いだけでなく、簡単に云い切ってしまうと「善とは?悪とは?」を問うと云ったような問答にも踏み込まれており、読ませるものにもなっている。基本的にエンターテイメントと云うスタイルをとっていても、加門七海のような哲学が微塵もない小説はつまらないものである、ということを逆説的にあらためて認識した。

 読んで損はない小説なので、閑を持て余している人には絶対にお薦め。

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