最新型のコピー複合機
職場のコピー複合機の5年のリースが切れたとかで、新しい機械が入って来た。
やや小振りになった機械だが、コピー、プリンター、スキャナー機能は当然備わっている。感心したのは前の機種ではステープラーしかなかったものが、2穴パンチ機能が付いたこと。あらかじめファイリングすることが判っているコピーも多く、パンチする手間も省け、これは非常に嬉しい機能である。さらにトナー切れや故障に関しても、機械がそれを察知してPHSで保守会社に連絡が入るという。これには本当に驚いた。
10年くらい前だとソーターも物理的で、10箇所の吐き出し口に一枚ずつ排出してソートを行っていたものだ。10部以上の資料を作る時は何回も同じ操作をする必要があった。コピーデータを内蔵メモリに保存できるようになってからは、ソートの処理も簡単になったものだ。
それにしてもコピー機が一般的になって30年くらいか。母親がタイピストで印刷の版下作りをしていたのだが、そんな仕事をしていてもコピー機が入ったのは25年前だった。簡単なものだったが、自宅にコピー機があると本当に重宝した。
そこかしこの店舗でコピーサービスが始まったのはそれから暫くしてから。学生時代、サークル(映研)の機関誌を作るのに1回生の頃はガリ版に原稿を書いて、学生部に備えている輪転機で印刷をしたものだ。2回生の時、初めてコピーサービスを用いて機関誌を作った。費用はかかったが普通の紙に原稿が書けて、インクで手も汚れないのは革命を起こしたような気分だった。
技術は進歩するが、仕事が楽になったような気はちっともしない。これはいったいどういうことなんだろうねぇ。
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