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2008.10.07

訃報 緒形拳

 思わぬ人が亡くなったという感じ。71歳だったということだから、本当ならまだ何本も映画に出演してもおかしくはなかった。

 カンヌで賞を取った『楢山節考』(83)を当時見ても特に凄いとは思わなかったし、五社の映画の印象からかしみったれた女たらしというあまりいい印象は持っていなかった。それがころっと変ったのがTVドラマ『ポケベルが鳴らなくて』(93)を見てからだ。29歳年下の裕木奈江と不倫をすると云う役柄なのだが、実に可愛い感じがして、それまでの印象が完全に拭われてしまったのである。

 それ以来、特に好んで見ていた訳ではなかったが、素直になんの偏見もなく、良い役者として見続けていた。

 こういった手堅い、よく知っている役者が亡くなるのを見るとやはり時代は移っているのだと実感しない訳にはいかない。

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映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。
同じことを感じていました。
ちょうど、8月初旬ぐらいのとき
帽子屋さんという、
広島(呉)の帽子職人を演じてみえるのを観ました。
お嫁さんにするという約束を、
果たせずにいた女性(田中裕子さん)と、
30年後に再会するのというものなのですが、
何ともいえずよかったのです。
とても残念です‥

投稿: hauru | 2008.10.08 00:01

こんにちは。

「帽子」なんですが、あの日は裏番組のドキュメンタリを見てしまったのですが、期待はずれの出来で選択を誤ってしまったと思ったものです。NHKなのでいずれ再放送をしてくれると期待しているのですが。

そう云えば「八甲田山」(77)で生き残りを演じるのですが、あれもなかなか微妙な演技を見せてくれていましたね。

投稿: O-Maru | 2008.10.08 07:17

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