皮を剥く
干し柿が食べたくなったので、自分で作ることにした。
完成した干し柿はひとつで安くて100円くらいするようだ。こうなるとあまりにも貴重品過ぎて、有り難がりながら食べないといけないので、たぶん食っても食った気がしないだろう。おやつ代りに仕方なしに何個か食するというのがあたしにとって干し柿の理想である。
ということで1kg10個280円という干し柿用渋柿をヤフオクで落札する。注文は10kg100個で、送料込みでも4000円弱という感じである。それが一昨日収穫できたということで本日、信州から到着する。
かなり小振りな柿である。大きいものを少数か、小さいものを多数かというと、なんだか後者の方が嬉しいかもしれない。ということで、とにもかくにも皮を剥き始める。上の子やカミさんは全く興味を示さないが、小2の下の子は関心を示し、いくつかをピアーで剥いてくれた。結局、ほとんどをひとりで剥き、剥き切るのに休憩なしで4時間ばかり掛かりってしまった。単純ながらもかなり酷い作業で皮剥き機があるというのも理解できる。1万5千円程なのだが、100個くらいなら手作業で行うべきだろう。剥きに剥いた皮はスーパーのピニール袋一杯になって、2kgはあった。実は正味8割ということらしい。
紐に柿を縛り付けてベランダに吊るすという作業は中1の上の子にまかせる。オークションの出品者が柿の枝をT字に残してくれているので紐を2重に巻き付ける程度で吊るすことができる。ひとつの紐の左右のごとに5つずつ縛り付けて物干しにかけるようにした。
下の子に11月に入って一週間もすれば食べられるよと告げると非常に愉しみにしているようだった。吊るしたばかりの柿はまだ白いがそのうちに赤黒くなる。懐かしい光景が久しぶりに見られる。
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