看板に偽りあり
通勤バイクに給油しようと行きつけのセルフスタンドに行ってびっくりした。先週と比べて10円も値下がりしていたのだ。リッター155円。一時期、200円になるのではという予測も無理もない状態になっていたものの、原油価格については上げ止まりが明らかになったようだ。しかし、数年前にはリッター97円とかそう云う時期もあったわけで、まだまだ高値である。
その行きつけのセルフスタンドなのだが、道路を走ってても見える大きな看板には「157円」と表示しているものの、給油機の側にある看板には大きな看板より2円安い額が示されており、実際にその額で給油できる。傍から見た目は「157円」なのだが、実際には「155円」なのである。
表示のし間違えなのか、というとそうでもない。ずーっとこの2円差のままでその時々の価格が表示されていて、たまたま間違ったという訳でもない。こういった表示の仕方がこの店の方針らしい。
大看板に安値を示しておき、実際には高く売っていたとすると、これは明らかに問題になって行政から改善を強制されるだろうが、その反対はどうなのだろう。むしろ売り手としては不利益になることが多い筈である。どういった意図でこのようなことをしているのか。
ひとつ考えられることは知っている人は知っていて、商売敵にはパッと見、偽りの額を示しているということか。確かに大看板の価格と云うのは近辺のスタンドに多い価格帯であり、そこは多少ながらも常に安値で提供している。
商売と云うものには不思議なこともあるものである。
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