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2008.10.06

マーティン・キャンベル『007 カジノ・ロワイヤル』(06)

 最近というか、結婚して以来、劇場でほとんど映画を見なくなってしまった。何故か家庭を持ってから出不精になってしまったのだ。だからこの15年あまりの映画については詳しくない。

 007も劇場で観たのは12作目81年の『ユア・アイズ・オンリー』から15作目87年の『リビング・デイライツ』まで。それ以前のものは年末年始の深夜映画でしこたま見たのだけど、『消されたライセンス』以降はまともに見ていない。

 とりあえず日本公開の最新作である21作目マーティン・キャンベル監督の『007 カジノ・ロワイヤル』を見た。

007 カジノ・ロワイヤル
007 カジノ・ロワイヤル

監督: マーティン・キャンベル
出演: ダニエル・クレイグ,エヴァ・グリーン,マッツ・ミケルセン,カテリーナ・ムリーノ
画面サイズ: 2.35:1
ディスク枚数: 2
販売元: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
DVD発売日: 2007/05/23
時間: 145 分

(ジャケットを拡大)

 ボンドを演じる役者が変るのは致し方ないにしても、これはボンド映画ではないなぁ、というのが第一印象。いや、アクション、スパイ映画としては申し分なく、十分に楽しめるのだが、007とは云いたくない。00という殺しの番号をもらって間もない頃のボンドの活躍という設定らしいのだが、ボンド映画の良さが完全に抜け落ちてて肩透かしなのである。

 007と云えば、まず、女たらしである。女たらしとくれば鼻につくものだが、小粋な紳士であり、そういう余裕があれば故のことと納得せざるを得ない。アクションもあるが、もちろん勝つことが当たり前で暴力的なえぐさはない。いわば、オトナの物語なのである。

 ダニエル・クレイグの小僧なボンドは鼻から真剣勝負。いつでも必死で余裕が全くない。力んだアクションに感心はするが、ボンドのイメージではない。

 この変化はどうも製作者側の意図らしいが、クレイグを成長させてオトナにするのか、このままガキのまま走らせるのか。ちょっと見ものである。それにしてもクレイグって、いかにもプーチン似の悪顔なんだけどねぇ。

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