呆れ返る責任遂行方法
自民党という組織が完全に硬直しているというのがいよいよ明らかになってしまった。ここまで酷いとは思ってもいなかった。
内閣総辞職を数日前にして、事故米・汚染米問題の責任をとって農林水産省大臣を辞任するという太田という男の神経ははるかに理解を超えている。またその辞任を承諾した福田首相もどうかしている。少なくともすでに何年も前から続けられているこの不祥事に関して、この一ヶ月ちょっとの間しかトップになっていない太田に責任を求めようという気はさらさらないし、むしろ、トップの責任として完全な理解のできる後始末を付けて欲しいというのが国民の素直な気持ちであるのだが、それも全く読み取れないようで、任期満了間際に投げ出してしまった。責任をとるという所ではなく、完全にそれを放棄、しかも、数日待ては自動的にゲームオーバーになっていたものを、わざわざ声だかだかにやるものだから、自ら「自分は馬鹿だ」と吹聴しているのに等しい。
こんな馬鹿なのが何期も代議士をやっているということ、そして大臣になってしまっているということは、自民党も完全に終わっている証拠だと云えよう。首相の辞任発表にも驚いたが、こちらはさらに驚きの内容だった。まぁ、これが大臣辞任ではなく、代議士辞任であれば、それなりに見直したかもしれないけども。
| 固定リンク
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 20歳ですか? それとも18歳ですか? いいえ...(2014.05.09)
- 景気は回復するのか(2014.05.08)
- 非正規労働者38.2%(2013.07.12)
- 注目に値しない新党発足(2012.09.12)
- 小沢新党(2012.07.04)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
O-Maruが辞任したの?
投稿: BlogPetのフタキンSkywalker | 2008.09.21 13:17