事故米
カビや残留農薬のため食用には向かないとして工業用に限定された「事故米」が食用として販売されていたという状況が明らかになったが、これは恐ろしく悪質である。農水省は違反をしたとして違約金を請求するつもりらしいが、そんなに軽い話なのだろうか。
食した者の身体に良からぬ影響を与えるというのが明らかなことであるにもかかわらず、それを流通させるというのは詐欺と云うようなレベルではなく、傷害罪等の刑事事件にも匹敵するような話である。さらに不特定多数に被害を及ぼすことであり、テロ的だとも云える。
すでに会社を自ら解体させる方向に経営者は動いているようだが、それで逃がすべき話ではない。「食の安全」ということも云われるが、これはその域を超えており、人間の良識という面では悪質の極みと云えよう。
農水省や国がこの事件に対してどう対処するのか見ものである。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
この記事へのコメントは終了しました。
コメント