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2008.09.04

ウィリアム・A・ウェルマン『戦場 BATTLEGROUND』(49)

 宝島社から『宝島シネマパラダイス』というシリーズが出ているのを知る。著作保護期間を過ぎパブリックドメインとなったもののリリースで、原則2作品2枚組(『風と共に去りぬ』は上下巻扱い)を500円で販売している。これまでもそういった作品が500円でリリースされることはあったが、2枚組ということでさらに半額となるのは嬉しい。画質や翻訳に問題があっても、まず見れれば良いというのであれば、利用しない手はない。

 今回購入したのは、『戦場』(49)と『総攻撃』(50)という共に戦争映画をセットにしたものである。そんなに知名度の高い作品ではなく、今回の発売で両作品とも初めて知った。

戦場/総攻撃 <br />
[宝島シネマパラダイス・2枚組]
戦場/総攻撃
[宝島シネマパラダイス・2枚組]

出版社: 宝島社
ISBN-10: 4796664815
ISBN-13: 978-4796664813
発売日: 2008/8/21
商品の寸法: 19x13.6x1.4cm

(ジャケットを拡大)

 『戦場』は第22回アカデミー賞でオリジナル脚本賞・撮影賞を受賞し、6部門のノミネートを受けていたようだ。公開時にはそこそこの評判を受けていたのではないかと予測される。

 この作品は第二次世界大戦、ドイツ軍が最後の大反撃に出た「バルジの戦い」におけるアメリカ陸軍第101空挺師団のバストーニュでの戦闘を描いたものである。12月の極寒の森の中での戦いで、ドイツ軍に包囲された米軍は物資の補給も絶たれてしまい、苦戦を強いられる。しかし、霧の晴れ間に物資の空輸を受けることが出来、敵からの攻防を見事になし遂げる。

 実際の戦闘から5年も経たないうちに製作された作品で、おそらく実際に戦闘に加わった者のアドバイスもあったのではないかと思う。かなり素直に戦闘そのものが描かれ、変な見せ場は作られていない。

 この映画では空挺師団I中隊がメインで描かれているが、同じく空挺師団E中隊の大戦を通しての戦いを描いた『バンド・オブ・ブラザース』でも、このバストーニュの戦いは第6話『衛生兵 Bastogne』と第7話『雪原の死闘 The Breaking Point』で描かれている。ともに風景にほとんど違いはなく、非常に良く似たテイストで表現されている。双方ともリアルな再現を心がけたことが伺われる。

バンド・オブ・ブラザース コンプリート・ボックス
バンド・オブ・ブラザース
コンプリート・ボックス

出演: ダミアン・ルイス, デヴィッド・シュワイマー, ロン・リヴィングストン, ドニー・ウォールバーグ, スコット・グライムズ
ディスク枚数: 5
DVD発売日: 2007/03/09
時間: 625 分

 すでに作製から60年近くが経っているのだが、画質はそれほど酷くはない。字幕のOFFの機能はなし。当時、すでに戦争映画のスタイルが完成していたようで、全く古さを感じないで鑑賞することが可能である。

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