夏なんです
家にいると死にそうなくらいに暑く、頭がクラクラしてきたので外に出ることにする。
3時過ぎと云う日の傾き始めている時刻だったのだが、もの凄い天気である。山の辺りに積乱雲がいくらか出ている以外は雲一つないぴーかんである。日差しが強く、照り返しがただ事ではない。アスファルトが本当に白く輝き、屋根瓦が鋭く光を放っていた。風景が白く霞んでいる。
車に乗り込むとむっとした暑さで、一気に汗が噴き出る。急いですべての窓を全開にして、すこしは涼しい外気を取り入れようと試みる。あたしはクーラーが嫌いなので、夏は窓を開けるのだが、今日は涼しくなることが期待できそうもない。最初、握るのにハンカチを要したハンドルはさらに30分くらい熱を持ったままだった。驚いたのは、それから1時間半ほど走って、車から下りようとして抜いたキーがかなり暑かったことだ。
真っ白な中を走り続けて思い出したのが、細野晴臣の歌う『夏なんです』だった。蝉の声の全く聞こえない、まだ夏の入り口なのだが、暑さの中で時の止ってしまったような様はまさしく『夏なんです』だった。
風街ろまん はっぴいえんど (アーティスト) |
今日の当地での最高気温は35.5度あったらしく、この3時前後がピークだったようだ。明日も暑いようだが、休日の一日、どのように過そうか。ちなみに部屋は気温35度を超えていた。
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