岩手県沿岸北部の地震
今日、未明の地震は今だに気象庁のサイトでも「岩手県沿岸北部の地震」と称されていて、震度6強でありながら、固有の名称がついていないというのが珍しい。命名基準は「(1)陸域でマグニチュード(M)7.0、海域でM7.5以上で、震源の深さが100キロより浅く、最大震度5弱以上または津波2メートル以上(2)建物の全壊が100棟以上など顕著な被害(3)群発地震で被害が大きい」ということらしく、今回はいずれにも該当していないということらしい。
それにしても震度の割には表面的な被害ばかりで生活を根っから脅かすと云う被害が出ていないのが奇妙である。このレベルになると少なからず家屋が倒壊し、避難生活を余儀なくされるのを見聞きするのだが、全壊はもとより半壊の住宅もないらしい。過去に震災を受け、それなりの対策が為されていたというのもあるのだろうが、それでも不思議である。
どうやら地震の揺れが通常より短い周期のものであり、その関係で住宅の倒壊を導くことがなかったというのが学者の見解らしいが、余震も1度あったくらいであり、これまでの大型地震とは全く異なるような印象を受ける。
地震兵器云々というものを以前から耳にすることがあったが、今回の地震はまさしくそれを使ったようなイメージもなくはない。とにかく被害が小さくて良かった。
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