DQNの川流れ
今日は各地で集中豪雨があり、神戸の都賀川では数人が流され亡くなってしまったようだ。川の様子を捕えた定点カメラでは、数分で一気に急流になる様子が記録されていた。
こういった水難をみると「DQN(ドキュン)の川流れ」と知られている「玄倉川水難事故」をどうしても思い出してしまう。1999年8月に発生した水難事故なのだが、川の中州にキャンプをしている一行に対し、降雨があって危険なので待避するよう、上流のダム職員、地元住民、警察官が何度も勧告したものの、数人以外はそれを無視し、翌日、子供4人を含む13人が水死したというものだった。散々注意されたにもかかわらず、小馬鹿にするような対応をして無視し、その揚げ句、救助を受ける時には「早く助けろ、それがお前らの仕事だろ」等の暴言を吐いていることから、悲劇であるにもかかわらず、「DQNの川流れ」と揶揄された。
その後にも同じような遭難があったが、こちらは無事に全員助けられたものの、報道陣を前に「勝手に助けた」と主張していた。未成年グループだった。
こういった水難はどのようなことが原因なのかと思いをめぐらせると、ついついこれらの事故も思い出してしまう。うちの子供も河川敷の公園によく遊びに行っているので、とにかく川には下りるなといつも云っている。触らぬ神に祟りはない。
それにしても、このドキュンという表現はなんとも云えぬ。語源は「目撃!ドキュン」というTV番組なのだが、ひたすらヤンキーばかりの出てくる実に理解不可能で不愉快な番組で、8年間も続いたのはいまだに不思議である。
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