採用試験
人件費削減で揉めている大阪府では、今年の採用試験申請数が前年と比べて大幅に減ったようだ。待遇を悪くすると云うのを宣伝しているようなもので、職員になろうとという思いに水をさすのは必死である。いい人材を集めようと思うとやはり待遇は重要である。
この週末にはうちの役場の二次試験があったようだ。同じ日か一日ずれて、上級官庁の一次試験。あたしが役場を受けた15年ほど前は一次試験が9月にあった。その頃と云うと上級官庁の試験はすっかり終わってて、受けようというのは箸にも棒にもかからないようなあたしのような本当にスカばかりだった。
それがいつの間にか、上級官庁よりも先に試験を終えるようになり、それに伴い、確かに優秀な人材も入ってきているような気がする。たぶん首長同士の了承のもとにこういう日程にしているのだろうとは思うのだが、明かに青田狩りをしようと云う人事の姿勢には驚かされるものがある。
下っ端の役場なんて所詮、法に基づいたことしか出来ないものなのだが、それでも優秀な人材があるのとないのとでは全体的に差がでてくるものである。急がば回れ。大阪府は人材ということを忘れてしまっているが、それでも大丈夫か?
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