粛々と
最近、政治家がよく使う言葉。本来、そういう訳でもないんだろうけど、他人を小馬鹿にしたような妙にえげつなく聞こえて、たまらない。そろそろ別の言葉を使って欲しいものだと思う。
それにしても死刑執行の判をつける人は凄いと思う。いくら国家の秩序のためだといっても、判をつくことのできる神経は想像を超えている。やはり、死刑は反対かな。
どうやら終身刑というものは日本には存在しないらしい。無期になっても20年もかからず仮出獄できるらしい。実質的に死刑でなければ、20年も辛抱すればいいということになる。
あたしに云わせると本当の終身刑であれば、希望のない無限の生殺しであり、死刑以上に酷い刑なのではないかと思う。まぁ、問題なのは衣食住を保証しなければならず、これに莫大な費用がかかると云うことか。これは国民の無用な負担を強いることになる。しかし、何もない独房に数十年命尽きるまで居なければならないとなると本当に地獄に違いない。
最高刑は人権の向うにあるのか、こっちにあるのか。刑を抑止力にするのか、更生がやはり前提なのか。いろいろと考えるべきことはあると思う。
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