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2008年6月の35件の記事

2008.06.30

採用試験

 人件費削減で揉めている大阪府では、今年の採用試験申請数が前年と比べて大幅に減ったようだ。待遇を悪くすると云うのを宣伝しているようなもので、職員になろうとという思いに水をさすのは必死である。いい人材を集めようと思うとやはり待遇は重要である。

 この週末にはうちの役場の二次試験があったようだ。同じ日か一日ずれて、上級官庁の一次試験。あたしが役場を受けた15年ほど前は一次試験が9月にあった。その頃と云うと上級官庁の試験はすっかり終わってて、受けようというのは箸にも棒にもかからないようなあたしのような本当にスカばかりだった。

 それがいつの間にか、上級官庁よりも先に試験を終えるようになり、それに伴い、確かに優秀な人材も入ってきているような気がする。たぶん首長同士の了承のもとにこういう日程にしているのだろうとは思うのだが、明かに青田狩りをしようと云う人事の姿勢には驚かされるものがある。

 下っ端の役場なんて所詮、法に基づいたことしか出来ないものなのだが、それでも優秀な人材があるのとないのとでは全体的に差がでてくるものである。急がば回れ。大阪府は人材ということを忘れてしまっているが、それでも大丈夫か?

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2008.06.29

指が痛い

 落花生が店舗から見事になくなってしまって、辛い日々を送っていたのだが、ネットで大量の落花生を販売しているサイトを見つけた。国産の落花生なんて手が届かなくて、中国産で十分である。ここでの説明によると、どうやら輸入が中止されていたようだ。

 届いたのが12.5kgの落花生。そのものは真空パックされていたが、大きな段ボールにまるまる詰め込まれて送られてきた。一瞬、なんたる大きさ!と思ったが、その昔、5kgの落花生を10日もかからずに食べてしまったことがある。という事は、この量でもひと月はかからないと云うことらしい。

 もちろんひとりでは食べずに家族も食べる訳だが、おそらく半分以上はあたしひとりで食することになると思われる。こういう大量を一気に食うと、アレルギーが出たり、有害物質が混入していた場合は、見事に結果が出てしまうことだろうと思う。好きなものを食するのも命がけである。

 週末に届いたのだが、この二日間で1kgは食したはずである。落花生の殻がコンビニの袋一杯になってしまっている。おかけで殻を割る指先が痛い痛い。思わぬところに影響が出てくるものである。

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2008.06.28

加門七海『蠱』(96)

 まとめ買いしたのだから仕方ない。一応、読み進めてはいるのだが、やはりお世辞にもいいとは言い難い。

蠱

加門 七海 (著)
文庫: 236ページ
出版社: 集英社 (1999/09)
ISBN-10: 4087470997
ISBN-13: 978-4087470994
商品の寸法: 15x10.6x0.6cm

 96年の単行本発行を99年に文庫本化したものだが、各短編の初出はどこだったのか調べてみてもどうも判明しない。これが中学生以下向けの雑誌に掲載されるために書かれたものなら、まぁ、理解は出来るのだが、そうではない商業誌や書き下ろしならあまりにも酷すぎるとしか云いようがない出来なのだ。

 先の『203号室』でも呆れたのだが、本書も酷い。

 オカルト関係の知識は凄いと判るのだが、ストーリーとして人間の行動を描くのなら、それなりに人間描写も必要かと思われるのだが、一本調子のステレオタイプでしか人間を描くことが出来ないようで、物語として読み進めるのはかなり辛い。短編集で一編読んだだけで十分にうんざりさせられるものだからかなりのものである。

 ステレオタイプと云うと楳図かずおの作品もそういった傾向が強いが、物語の展開の激しさと描かれる内容の多様性がそれにはるかに勝っている。これまで読んだ加門の小説は馬鹿な薄っぺらいマンガを文字化しているような印象があって、本当に暇潰しでもない限り、読み進めるのはかなり辛い。

 残念ながら小説家としての才能はないのではないかと思う。しかし、オカルト方面に対する知識は捨てがたくもあり、そういったアイディアをきちんとした小説と云う形にしてくれる合方を見つけて、原案者として活躍をお願いしたいものだが、そうもいかんだろうなぁ。

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参上落書き(BlogPet)

O-Maruの「参上落書き」のまねしてかいてみるね

世界遺産に外ならず、名乗っているが立つ。

*このエントリは、ブログペットの「フタキンSkywalker」が書きました。

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2008.06.27

6年ぶり

 6年ぶりに友人に逢う。というか、実家にて引き合わされた。

 友人は小学1年の時からの付き合いなのだが、高校1年にふとしたことで仲違いして、大学卒業するまで、音信不通、道端でたまたま出会ったことから再び付き合いが始まった。お互いが結婚するまではかなり密に遊んでいたのだが、家庭を持つとちょっと離れてしまうようになっていた。ちなみにその友人と云うのは結構うちの家に出入りしていたこともあって、結婚の時はうちの両親が仲人を勤めていた。

 実家の近所に住んでいたり、プロバイダのサポセンに勤務していると云うことから、ネット絡みの相談とかで実家は随分と友人を呼びつけていて、付き合いを続けていたようだ。今日は友人は家族3人揃っての訪問で、あたしが最後に会った時は彼の子供がまだ3歳くらいだったのが、すでに小学3年生になっていた。早いものである。

 久しぶりに会った友人からは全く変っていないと云われる。むしろ、若くなったんではないか、ということらしい。まぁ、仕事も以前と比べるとかなり気の楽なところになっているので、仕事上の気苦労は特にはない。どちらかと云えば、家庭の方が問題である。うちの夫婦と友人夫婦は映画関係の活動をしていた頃の仲間うちで、お互いをよく知っている。うちの一家も来るものばかりと思っていたらしいのだが、いつものごとく、勝手にやれ、という感じで来ていたのはあたしだけだった。

 久しぶりに夕食を囲みながら、数時間を過ごす。結婚するまでは出ずっぱりだったのが、いきなり出不精になって、引きこもりがちになってしまった。我ながら不思議な話である。また、一緒に遊ぼうと云う話になったが、何時のことになるやら。

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2008.06.26

参上落書き

 世界遺産に日本人学生による落書きがあったということで話題になっているが、こういった参上落書きをしようとする精神構造が今ひとつ理解できない。

 他人の所有する物の毀損に対して抵抗感が全くないことと自己顕示欲がそういった落書きに結びつくのだろうが、その馬鹿さ加減には想像を絶する。馬鹿な落書きと云うと立命館大学放浪同好会による軍艦島での落書きもその無神経さに腹が立つ。

 自己顕示欲でこういった方法で我が名を曝すことは、名乗って馬鹿さ加減を示すことに外ならず、随分皮肉なことだと思う。

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2008.06.25

召喚

 役場で仕事をしていると3つ前にいた部署から電話連絡があり、システムのことで聴きたいことがあるので構わなければすぐに来てくれ、という。その部署からは異動してすでに8年が経つ。

 当時の部署というのは制度が始まったばかりのところで、ホストコンピュータでメインのシステムを構築するものの、制度が完成するに従っていろいろな事務処理が派生追加した。そういうのはホストでのシステムには組み込み切れず、ホストのデータを利用してAccessによる業務システムを構築しなければならなかった。それを一手にやっていたのがあたしだった。

 その部署に行ってみせられたのは、あたしの見知らぬシステムであった。聴くところによるとあたしが異動した後に法改正とかがあり、ホストのシステムを変更するついでに、Accessによるサブシステムもソフトハウスに委託して作って貰っていたようだ。あたしの与り知らぬシステムで、イレギュラな事務処理になったにもかかわらず、データの登録は必要であり、しかし、システム側が「処理できないデータ」というメッセージを吐いてどうにもならないということらしい。そこで詳しいあたしにヘルプが来たのである。

 試しにそのシステムの中身をみると、別のシステムとしてあたしが作ったものをそのまま流用、改造し、別の事務処理に用いているらしい。コードはほとんどあたしの作ったものに手を加えただけの、原形がそのまま残ったようなものだった。他人の書いたコードというのはなかなか解析し難く、むしろ一から作った方が早いと云うことが多いのだが、そのソフトハウスのプログラマは見事なほどに最小限の改造を加えただけで、流用を行っていた。別の当時作ったそのものもいくつかはまだ使われているようで、8年と云う長きに渡って日々使われているのは非常に嬉しい。

 とりあえずどのように対応すればいいのかは検討がついたので指示をしておく。データが通るように一時的にコードを変更し、そのデータの登録が終ったらすぐにコードをもとに戻すという方法。いちばん手っ取り早いのは直接データを修正することなのだが、さすがにあたしの作ったシステムではないのでどこまで影響するか判らないのでその方法はやめにした。

 それにしても8年前に作ったプログラムなのにシステムの内容がそこそこすぐに把握できたのは、我ながら感心する。作っている途中は時たましばらく前に自分の書いたコードが読めない(理解できない)ことがままあったものだけど。

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2008.06.24

加門七海『203号室』(04)

 加門七海のノンフィクションはかなり面白い。もともと霊感のある人がいわゆるオカルト方面の研究もしていたりするから、とにかくリアリティがあって興味が引かれる。そんな彼女のフィクションを初めて読んだ。

203号室
203号室

加門 七海 (著)
文庫: 224ページ
出版社: 光文社 (2004/9/10)
ISBN-10: 4334737587
ISBN-13: 978-4334737580
商品の寸法: 15x10.6x1.2cm

(表紙を拡大)

 文庫本のための書き下ろし長編小説なのだが、書き下ろしというのがちょっと信じられない。プロットに安定感がないのだ。連載ものならとりとめのない話になってしまうこともやむを得ないだろうが、書き下ろしでそういう状況に陥るのは問題である。しかし後半はやや頑張りをみせ、引き込むところも無きにしも非ずなのだが、結局、は?というような終り方をしてしまう。この人はどうやらストーリーテラーではないようだ。

 その人の体験談が面白ければ、作り話も面白い、ということにはならなさそうだ。

 それにしても登場する人物に芯といった様なものがないのが気になる。ごく数人しか登場人物がいないのだが、いずれもリアリティのある人間として描かれていない。怪奇現象の恐ろしさより、ある意味、ここまで人物を描こうとしない作家の姿勢に疑問が生じて、怖くなる。

 どこかで誰かが書いていたのだけども、あたしも改行ばかりの文章にちょっとクラクラしてしまった。ひとつやふたつの文章を並べただけですぐに改行してしまうという息づかいの短い文章は、かなり疲れる。これは生理的な問題か。

 肉体的に傷つけられる描写も多く、あたしはかなり凹みました。ジャック・ケッチャムを思い起こしてしまう妙に痛々しい描写が続く。怖いと云うよりむしろ痛い小説かもしれない。

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2008.06.23

サッポロ一番 夏限定塩らーめん レモンとバジルの爽快仕上げ

 モラタメ.netでサンヨー食品株式会社の「サッポロ一番 夏限定塩らーめん レモンとバジルの爽快仕上げ」を試してみた。

 久々のどえらいホームラン商品である。期待にワクワクしながら、ひとすすりしたところで固まってしまった。暖かいレモン味のスープは爽やかどころか、正直云って、気持ち悪い。ラーメンと呼ばれるものはあたしの好物に他ならないのだが、レモンとバジルの爽快仕上げに関しては最後まで食することは、間違いなく義務に外ならなかった。

 まぁ、これが良いという人もいるのかもしれないが、あたしに云わせれば、製品化の最終判断をした責任者の顔がみたい、といったところ。

 残り9袋あるのだけども、スープは純正を全く用いず、カレーのルーを入れてカレーラーメンにして食しております。これは問題なく旨い。

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2008.06.22

リストラ

 すでに死語になっていたように思っていた「リストラ」という言葉を何かの新聞記事で見かけた。

 事業縮小、ダウンサイジングに伴う社員首切りをいまだにリストラと称しているのには驚かされる。

 本来のリストラは組織再構築であり、解雇とは何の関係もない。それをリストラと云う耳にやさしい言葉に置き換えた日本の風潮には呆れ返ったものである。

 思い起こせばあの頃から終身雇用ということに対する認識が薄れてきたのかもしれないという気がする。終身雇用、年功序列という日本的な雇用形態は弊害もあったが、利点も多かったのではないかと思う。

 明かにムラ的な発想であるが、ムラがことごとく悪いのかというとそう云う訳でもない。個を殺すことは多いかもしれないが、全体を生き永らえさせる方便としては非常に勝れている。

 方法はいくらでもあるが、何を見ているかによって結果が大きく異なってくる。

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2008.06.21

1km12円

 さすがに今では車に乗る時は常に費用を意識するようになってしまった。うちの車の場合、1kmあたり12円のガソリンがかかる。先週末は車に乗らなかったのだけど、今週はさすがに我慢できず、転がしてしまった。近郊を40kmほど走ったので、500円ほどかかった計算。段々人間がせこくなる。

 昼過ぎは薄日が射していたのだけど、車に乗り込む頃にはどんよりとした感じになる。バイクではないので天気は気にしなくていい。晴れた日も気持ちいいのだが、そうではない大雨の中を走るのも気持ちがよい。いちばん詰まらないのはただの曇天。

 海まで車を転がし、海岸端に車を停め、先週録音した松尾堂をTivoli Audio PAL チボリ・オーディオ パルで聴く。充電式のスピーカーは本当にあり難い。聴き終える頃になると雨が降り始める。やがて土砂降りになる。ワイパーの速度を最大にしても前が見え難い。しかし、なんだか気持ちがいい。

 九州では記録的な豪雨になっている地区もあるようで、気の毒だ。一時間の降水量が50mmを超えると災害に直結する。うちの町も数年前に1時間ほどの集中豪雨だったが、その50mmを超え、半地下の住宅が浸水すると云う被害があった。さらに事もあろうに雨水ポンプ施設が水没し、修理費用に多額がかかったということもあった。

 幸いにも家に帰り着く頃にはちょっとした雨に変っており、傘なしで駐車場からアパートに戻るもの特に濡れると云うことにはならなくなっていた。明日、快晴とかというのであれば、最高なのだが、しばらく雨が続くようだ。

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2008.06.20

正義はすべてに勝るか?

 正義はすべてに勝る、なんて云うのが通用すると、これは世も末である。不正を立証するために働いた盗みは罪ではない、なんていうのが認められると、世の中、盗みばかりになるのではないか。

 正義なんて完全な正義はなくって、それぞれの思惑があって、それはそれなりに認めざるをえないところがあるのもだ。正義ほど胡散臭いものはない。

 運動の目的に正義を掲げるところはことごとく信用しない方がいい。思い上がりのみで根本的に思慮に欠けているからだ。

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死刑噂したかったみたい(BlogPet)

きょうは、死刑噂したかったみたい。
でも、きょうは出獄ー!
それでO-Maruで確認するはずだったみたい。
だけど、O-Maruで拡大したよ♪

*このエントリは、ブログペットの「フタキンSkywalker」が書きました。

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2008.06.19

室温30度

 ついに自宅の部屋の気温が30度を超えるようになってしまった。今朝は早朝でも29度という温度だった。もう夏本番と云う感じだ。

 昨日から下の子が嘔吐下痢症にかかってて、昨日はひたすら吐いていたのが、今日は下痢でトイレに入りまくりだ。下痢というのをほとんど経験がなかったようで、ぐぢゃぐちゃの便に驚いている。そして仕切りに尻が痛いと喚いている。

 暑いと何故だか飲みたくなるのが冷やし飴。別に関西人と云う訳ではないのだが、冷やした飴湯が飲みたくなる。飴湯にはしょうがが欠かせない。しょうがの入ってない溶かし飴なんて飲み物ではない。この時のために切らしていた摺りおろししょうがを数日前に用意していたのだ。

 ぎょうせん飴を解かして大量にしょうがを入れて作った冷やし飴は氷でいくら冷やそうとも、ねっとりして、そんなに清涼感はなかった。最近、ジンジャーエールはしょうが(ジンジャー)で味つけされた炭酸飲料水だと知る。なるほど。

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2008.06.18

昭和の顔

 実相寺昭雄の『帝都物語』を見てて、もう昭和以前の話は映画には出来ないんだろうなと思った。

 この作品は88年のもので、昭和の最後に作られたものである。配役の工夫もあるだろうが、完璧とは云わないまでも高橋幸治や平幹二朗はオトナの男を演じるのに成功している。主役級の石田純一がもうヘナヘナの平成男になっているので、全体的な雰囲気としてはやや軟調になっているものの、昭和の香りが漂っている。

 作品の舞台は明治末期から昭和初期の話なので、かろうじて昭和の香りが漂っていると云うレベルでは困るんだけど、役者がいないので仕方ない。

 しかし、エキストラの中にはいかにも当時の庶民といった雰囲気を持つ人もいて、これには驚かされる。これはたまたまなのか、目につくエキストラにそう云う人を選んで配置したのかわからないが、過去のドキュメンタリフィルムからそのまま抜け出たような人がいて、吃驚する。

 それにしても国民が戦争にさらされた昭和が終って20年。時代の、人間の、雰囲気は変るものである。

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2008.06.17

粛々と

 最近、政治家がよく使う言葉。本来、そういう訳でもないんだろうけど、他人を小馬鹿にしたような妙にえげつなく聞こえて、たまらない。そろそろ別の言葉を使って欲しいものだと思う。

 それにしても死刑執行の判をつける人は凄いと思う。いくら国家の秩序のためだといっても、判をつくことのできる神経は想像を超えている。やはり、死刑は反対かな。

 どうやら終身刑というものは日本には存在しないらしい。無期になっても20年もかからず仮出獄できるらしい。実質的に死刑でなければ、20年も辛抱すればいいということになる。

 あたしに云わせると本当の終身刑であれば、希望のない無限の生殺しであり、死刑以上に酷い刑なのではないかと思う。まぁ、問題なのは衣食住を保証しなければならず、これに莫大な費用がかかると云うことか。これは国民の無用な負担を強いることになる。しかし、何もない独房に数十年命尽きるまで居なければならないとなると本当に地獄に違いない。

 最高刑は人権の向うにあるのか、こっちにあるのか。刑を抑止力にするのか、更生がやはり前提なのか。いろいろと考えるべきことはあると思う。

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2008.06.16

ピエル・パオロ・パゾリーニ 「ソドムの市」(75)

 凄いと云う噂を聞いて久しく、ようやくDVDを入手する。パゾリーニの作品のタイトルはいくつも以前から知っていたのだが、作品自体を観るのは初めてである。

パゾリーニ・コレクション ソドムの市(オリジナル全長版)
パゾリーニ・コレクション
ソドムの市(オリジナル全長版)

監督: ピエル・パオロ・パゾリーニ
出演: パオロ・ボナチェリ
言語 イタリア語
字幕: 日本語
時間: 117 分

 パゾリーニの作品のほとんどは寓話であるということをそこここで見かけるが、確かにこれが寓話でなければ、とんでもない。

 マルキ・ド・サドの『ソドム百二十日』が原作なのだが、舞台は第二次世界大戦末期の北イタリアの町、ソロに変更されている。時の権力者4名が条例を作り、健全な少年少女18人を監禁し、異常なる快楽を貪る。まぁ、それが極めつけの変態で、ラストも異常なまま終焉を迎える。エロ・グロ・ナンセンスはあたしの得意とするところなのだが、それでも何の後ろめたさを感じず、快楽に溺れる様にはちょいと気分が悪くなってしまった。

 異常なまま終ってしまうので、全体的に何かを意図しようとしていると考えないと、そのあたりのスカトロAVもどきの馬鹿映画になってしまう。しかし、構成があまりにも簡単なので、じっくり考えないと何も見えて来なさそうなんだよねぇ、この映画。

 素人役者を使ってリアリティを出したと云うことなのだが、とりわけやぶにらみがちの大統領役ってはまり役過ぎて、途中で気分が悪くなってしまった。あの素人の起用だけでも、この作品の完成度が格段に上がっている。それだけでも奇跡のような映画だと云ってもよいかもしれない。

 しかしまだ完全に未消化の状態。イマジネーションで読み取るのはしばらく時間がかかりそう。

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2008.06.15

ヤマキ株式会社「やわらか鰹厚削り」

 モラタメ.netでヤマキ株式会社の「やわらか鰹厚削り」を試してみた。

 あたしが幸せを感じる食べ物のひとつは、ご飯に大量の花かつおを盛り、熱い白湯をかけたお茶漬けである。花かつおはだしのもとになるものだから、味は申し分なくいい。さらに水分を吸ってふやけたかつおがなんとも云えぬ触感となる。他愛ない食い物だが、これを食べられる日本人であって本当に良かったと思っている。

 ということで、鰹は好きなもののひとつで、この「やわらか鰹厚削り」も絶品であった。

 ただし、先のようなお茶漬けにして食べるのには厚削り過ぎて向かない。水分を全く吸わないし、ご飯に馴染んでくれないのである。

 従ってあたしはひたすら単品としてこの削り節を食った。包装にマヨネーズをつけて、とあって、これを試してみたが悪くはない。水分をやや含んだ厚削りを齧るのはかなり旨い。高知の土産に鰹の薫製の塊があるのだが、それを包丁で削いで食べるような感じである。正直、だしに使うのは勿体ない。

 この10袋は毎日のあたしのおやつになってしまったのだが、仮に価格が100円程度になるのなら、本当に日常的なおやつにしてしまうかも知れない。そんな商品である。

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2008.06.14

岩手・宮城内陸地震

 昼前に起きてTVをつけると土砂崩れの様子が流れていた。豪雨とかで災害があったのかしらんと見ていると、どうやら地震のようだった。

 命名された地震名の通り内陸部の地震なので罹災者からの情報が途絶えがちになっているのが心配である。

 荒砥沢ダムでの地滑りはこれまでに見たことのない規模で、空撮映像に驚いた。地震の大きさ以外にも地盤の関係もあるだろうが、1km以上に渡るだろう地滑りは地形を完全に変えてしまっている。その中を道路が走っていたのだが、完全になくなってしまっている。ここを通過していた車を探し出すのは実質的に不可能であろう。また、今後、陥没し切った後にどのように道路をかけ直すことが出来るのか想像もつかない。

 寝耳に水の様に災害が起こる。うちの地域も大規模な地震災害が起こると云われて久しい。近所には中央構造線による活断層もあるし、いったん災害が起こるとただでは済まない。役場勤めをしているといつも不安である。

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2008.06.13

222,222番目のお客様は...

 15,000番目、20,000番目、25,000番目、30,000番目、33,333番目、34,567番目、40,000番目、44,444番目、50,000番目、55,555番目、60,000番目、66,666番目、70,000番目、77,777番目、80,000番目、88,888番目、90,000番目、99,999番目、100,000番目、101,010番目、111,111番目、123,456番目、130,000番目、131,313番目、133,331番目、140,000番目、150,000番目、160,000番目、170,000番目、180,000番目、190,000番目、200,000番目、210,000番目、220,000番目に訪問された方にプレゼントをしようと思っていたのですが、いずれもダメだったようです。35度目のトライで、今回は222,222のキリ番です。

 読書グッズP-hookのプレゼントを希望される方はこの記事の "1万5千" を "222,222" に読み替えて、気に留めておいてください。

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拡大しなかった(BlogPet)

きょうフタキンSkywalkerは利用するはずだったの。
だけど、きのうO-Maruと、拡大しなかった。
だけど、アルバイトが紹介したいです。

*このエントリは、ブログペットの「フタキンSkywalker」が書きました。

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2008.06.12

コーヒーサイフォン

 オークションを見ているとハリオの新古品が送料込みで定価の半額くらいで手に入りそうなので、落札してしまう。器具の水洗いとかを考えると毎日は使わないかもしれないが、週末くらいはサイフォンを使ってゆったりとコーヒーを飲みたい。

Hario コーヒーサイフォン テクニカ 5人用 TCA-5
Hario コーヒーサイフォン テクニカ 5人用 TCA-5

ハリオ
サイズ: 幅16.0×奥行き11.0×高さ36.0cm
容量: 5人用
素材: 本体/耐熱ガラス・ポリプロピレン・ステンレス鋼

 実家にはすでにサイフォンがあり、よく使っていたので特に珍しいものではない。これまでは子供が小さかったりとかで、この手のガラス製品を置いておくのは危険だったが、今では特に心配する必要もなくなったので、入手に踏み切った。

 5人用ということでガタイはまま大きい。しかし、あたしがいつもコーヒーを飲むのに使っているキャリーマグは300ml以上入り、1人用120mlということなので最低でも3人用が必要である。他の誰かにも一緒に作ろうとなるとそれ以上の大きさ、5人用が必要となるのである。

 コーヒーを淹れるのにいちばん味しく淹れることができるのはドリップだという。確かに完全手動で操作するので微妙な調整が可能である。ペーパーフィルタを使えば、後始末はドリッパーを洗うだけだし、いちばん手頃にいちばん味しいコーヒーを淹れることができる合理的な方法かも知れない。しかし、サイフォンのフラスコの中でお湯が沸騰しているのを眺めるのもなかなか乙なんだよねぇ。

 優雅なひと時は楽をしては味わえないというひとつの例が、このコーヒーサイフォンでコーヒーを淹れることである。

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2008.06.11

ままごと国会

 与党もあれだけど、野党も救い様がない。何を下らないことをして遊んでるんだ。小沢のもったいぶった顔をみると吐き気がしてくる。

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2008.06.10

江崎グリコ「ビーフカレーLEE 辛さ×30倍」

 モラタメ.netで江崎グリコの「ビーフカレーLEE 辛さ×30倍」を試してみた。

 まずこの商品が夏季限定であることが残念で仕方ない。

 そんなに期待していなかったのだが、唐辛子“ジョロキア”をブレンドした『辛さ増強ソース』(15倍相当)をかけて食べてみたところ、カレーショップのココイチの9倍弱の辛さにはなった。あたしにとっては苦しいほどの辛さにもならないのだが、これ以上辛くすると絶対、胃腸や肛門を悪くするので、程よいところと云えよう。汗も全くかかないし、水も飲まずに完食可能である。

 しかしココイチで同等のものを食すると最低でも600円は下らないので、レトルトで定価300円弱というのは決して安くはないのだが、コストパフォーマンスは悪くない。

 おそらくレトルトとしては多分最辛のカレーになるのではないか。ビーフカレーと云うようにビーフも塊で確認できるし、10個くらいは買い置きして、この夏の週末を楽しみたい気分になった。

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2008.06.09

異常な事件か否か

 昨日の秋葉原の通り魔事件が「異常な事件か否か」と問われると、残念ながら異常とは云えなくなってきている。今回の事件はネオ麦茶のバスジャックや宅間守の池田市の小学校での事件の延長でしかないような気がする。

 過去の事件を集めたサイト無限回廊を見ていると昔から異常な人間がいたのだと判る。異様さを感じるのはネットを通じて犯行予告がされる等の狂気がそのままリアルに広まるということか。犯行が個人のものではなくなっていると云うことが唯一の異質な点なのかもしれない。ただし、これは犯行の質そのものが変っているというのではなく、もっと別の何かの問題だと思う。

 それにしても通り魔というのはどうしようもない。残念ながら、もう運としか云いようがない。

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2008.06.08

坂口トモユキ『HOME』(07)

 またまたAERAをみての一冊。

 何のことはない、ごく普通の住宅街を撮った写真集なのだが、撮影は夜間の長時間露光によるものである。

HOME
HOME

坂口 トモユキ (著)
ハードカバー: 84ページ
出版社: 蒼穹舎 (2007/10/10)
ISBN-10: 4904120000
ISBN-13: 978-4904120002
商品の寸法: 31x22.6x1.2cm
(表紙を拡大)

 夜間でも長時間露光すると昼間のような明るさで写すことが可能である。ただし、空は日中と比べると明るくなく、セットでの撮影のようにボンヤリとしている。また、長時間露光ということで空気的なものが欠如する。光源が太陽光でなく、街灯や月光であるため、光のあたり具合に違和感がある。

 ごく普通な光景でいずれもホンモノなのに作り物的な心地の悪い違和感がある。残念ながらあまり発展性のない手法ではあるが、一度は見てみておいても悪くはないと思う。

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2008.06.07

色がでない

 このブログで読んだ本を紹介したり、私本管理Plusという蔵書管理ソフトを使うにあたって、表紙をスキャナーで取り込むのだが、どうしても完全な色合いにならない。

 全体の雰囲気はフォトショップで調整し、まぁまぁのところまでもって行っているつもりなのだが、ただただ赤だけが真っ赤から朱色かかってしまい、それを補正できないでいる。カラー曲線の補正をすれば調整できるのかもしれないが、さすがにそこまでいじり倒す気合はない。

 以前はシャープネスのような解像度に目が行っていたものだが、最近はどちらかと云うと全体的なイメージとして色合いが気になり始めた。こだわると本当に切りがない。

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2008.06.06

古本まとめ買い

 夏らしい書籍をまとめて入手。最後の方はかなり悪趣味か。ブックオフのネットサービスからの購入だが、10冊で1500円ちょっと。古本とは云え、安すぎる。

203号室
203号室

加門 七海 (著)
文庫: 224ページ
出版社: 光文社 (2004/9/10)
ISBN-10: 4334737587
ISBN-13: 978-4334737580
商品の寸法: 15x10.6x1.2cm

うわさの神仏〈其ノ2〉あやし紀行
うわさの神仏〈其ノ2〉あやし紀行

加門 七海 (著)
文庫: 256ページ
出版社: 集英社 (2002/08)
ISBN-10: 408747481X
ISBN-13: 978-4087474817
商品の寸法: 15.2x10.6x1.2cm

オワスレモノ
オワスレモノ

加門 七海 (著)
文庫: 294ページ
出版社: 光文社 (2006/3/14)
ISBN-10: 4334740340
ISBN-13: 978-4334740344
商品の寸法: 15x10.6x2cm

くぐつ小町―平安朝妖異譚
くぐつ小町―平安朝妖異譚

加門 七海 (著)
文庫: 177ページ
出版社: 河出書房新社 (1999/12)
ISBN-10: 4309406025
ISBN-13: 978-4309406022
商品の寸法: 15x10.4x0.8cm

平将門魔方陣
平将門魔方陣

加門 七海 (著)
文庫: 211ページ
出版社: 河出書房新社 (1996/11)
ISBN-10: 4309473075
ISBN-13: 978-4309473079
商品の寸法: 14.8x10.6x1 cm

蠱

加門 七海 (著)
文庫: 236ページ
出版社: 集英社 (1999/09)
ISBN-10: 4087470997
ISBN-13: 978-4087470994
商品の寸法: 15x10.6x0.6cm

墓地を見おろす家
墓地を見おろす家

小池 真理子 (著)
文庫: 330ページ
出版社: 角川書店; 改訂版版 (1993/12)
ISBN-10: 4041494117
ISBN-13: 978-4041494110
商品の寸法: 14.8x10.6x1.6cm

オンリー・チャイルド
オンリー・チャイルド

ジャック・ケッチャム(著),有沢善樹(翻訳)
文庫: 398ページ
出版社: 扶桑社 (1997/06)
ISBN-10: 4594022715
ISBN-13: 978-4594022716
商品の寸法: 15.2x10.6x2cm

その時、殺しの手が動く―引き寄せた災、必然の9事件
その時、殺しの手が動く
―引き寄せた災、必然の9事件

「新潮45」編集部 (著)
文庫: 317ページ
出版社: 新潮社 (2003/05)
ISBN-10: 4101239150
ISBN-13: 978-4101239156
商品の寸法: 15x10.6x1.4cm

殺戮者は二度わらう―放たれし業、跳梁跋扈の9事件
殺戮者は二度わらう
―放たれし業、跳梁跋扈の9事件

「新潮45」編集部 (編集)
文庫: 329ページ
出版社: 新潮社 (2004/05)
ISBN-10: 4101239169
ISBN-13: 978-4101239163
商品の寸法: 15x10.6x1.4cm

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2008.06.05

特権意識

 中央官庁の役人の帰宅時利用のタクシーでの金品授受の実態が明らかになったけども、同じ役人でも木っ端と中央とは随分違うもんだねぇと驚いた。平のあたしはこれまでタクシー券なんて使ったことないし、部長級にのみ配布されているが、数年に1、2回使う程度だ。

 中央でこれほど無造作に職員に対してタクシー券がばら撒かれているということは、予算配分も多めにとられており、なおかつ、予算消化のために不必要にタクシーが使われている可能性も高い。見積もり積算根拠のあいまいな予算は多額になるほど不必要に執行されると思った方がよい。タクシー利用料は水ものである。

 それにしてもこうも素直に金品授受の事実を多くの職員が吐いたのも不思議な話である。ほとんどの役場では倫理規定が設けられており、これらの行為はほとんど抵触することになる筈である。その結果、懲戒処分を受ける可能性は非常に高い。それを正直に報告するというのは、後ろめたさがあったのか、隠し通せず、いつかはばれ、何倍かになって返ってくるのが嫌だったから? まぁ、10年くらい前までは検査で訪れると決まって地元の観光地の案内を要請してくる感じだったので、どこまで意識が変ったのかは疑問である。

 あたしらは住民、上級官庁と上から下から監視され、叩かれまくっているので、そんなに悪さをする余地はない。ある意味恵まれた環境である。

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「年金天引は悪」か(BlogPet)

O-Maruの「「年金天引は悪」か」のまねしてかいてみるね

年金天引でその制度で問題は極めて合理的な問題視する手合は保険料あっても見えてはいない方が正しいの方が正しいのをやめては実は何も踏み倒しができることはないとすれば、政治家ならないと云っては、徴収を訴えるのだがまずいとすれば、間違っての方が判らない方がまずいと云ってのだが正しいの方ができることが判らない方が正しいの方が良いことのを初めてやったの立ち上げに外ならないと云う方法を訴えるのは極めて合理的な問題視するだけならない?
年金天引と天引きというこの方法にっていない方が、徴収をやめて未払いでその制度のは実は何も見えていない♪

*このエントリは、ブログペットの「フタキンSkywalker」が書きました。

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2008.06.04

「年金天引は悪」か

 年金天引で徴収を行うというのを初めてやったのは介護保険である。当時、あたしは役場でその制度の立ち上げに携っていたのだが、徴収漏れを最小限にするというこの方法には、確かに驚いたものである。しかし、保険料あっての制度であるし、平等という意味でも踏み倒しが少しでもない方が良いことは確かである。

 年金天引と云う方法は極めて合理的であり、間違ってはいない。天引きをやめろと云う主張の本意が判らない。天引きをやめて未払いで踏み倒すことができることの方が正しいのだろうか?

 天引きがまずいとすれば、根本的な問題は保険料が高過ぎると云うことに外ならない。高過ぎる保険料と天引きという方法を同次元で問題視する手合は実は何も見えていないと云ってもいいだろう。廃止を訴えるのもいいが、政治家なら「代案を」である。反対するだけなら存在価値はない。

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220,000番目のお客様は...

 15,000番目、20,000番目、25,000番目、30,000番目、33,333番目、34,567番目、40,000番目、44,444番目、50,000番目、55,555番目、60,000番目、66,666番目、70,000番目、77,777番目、80,000番目、88,888番目、90,000番目、99,999番目、100,000番目、101,010番目、111,111番目、123,456番目、130,000番目、131,313番目、133,331番目、140,000番目、150,000番目、160,000番目、170,000番目、180,000番目、190,000番目、200,000番目、210,000番目に訪問された方にプレゼントをしようと思っていたのですが、いずれもダメだったようです。34度目のトライで、今回は220,000のキリ番です。

 読書グッズP-hookのプレゼントを希望される方はこの記事の "1万5千" を "220,000" に読み替えて、気に留めておいてください。

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2008.06.03

声が出ない

 風邪が本格的になってきてしまって、声がまったく出ない。熱もあるようで座っているのも辛いのだが、あたしと係長とアルバイトの3人だけという弱小係で、係長は家の所用で前から休暇を取るといっていたこの状態で、休むことはほぼ不可能である。雨の中を死にそうになりながら、出勤した。

 自分の係にはほとんど来客もなく、長時間喋らないといけないということはないのだが、外部から課にかかってくる電話の大半は自分のところにまず入り、それを他の係に取り次ぐことになるのだが、声がでないと本当につらい。電話の相手に対してもそうなのだが、他所の係に取り次ぐ際に大きな声を出さないといけない。本当にやれやれである。

 午前中雨だったが、昼から雨が上がる。定時で残業もなく帰ろうとすると妙に空がどんよりとし、外に出てみると霧雨のような小さな雨が風に乗って吹きつけてくる。合羽を着てもよかったのだが、なんだかしゃくなので、カッターシャツのままでバイクにまたがる。非常に寒い。ずぶ濡れにはならなかったものの、シャツはじっとりしてしまった。途中、バイクの給油をしたのだが、4リッター弱で700円ほど。もう少しするとお札が必要になるかも知れないと思った。

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2008.06.02

サンヨー食品「サッポロ一番 カップスター」

 モラタメ.netでサンヨー食品の「サッポロ一番 カップスターセット」を試してみた。

 4種類のうち、あたしが食べることのできたのは「しょうゆ」「しお」「カレー南ばん」の3種類。「しょうゆ」についてはひたすら味が濃い。麺とスープをあわせて雰囲気的にはベビースターラーメンにお湯をかけたような感じだ。チキンラーメンも同系列にあり、オーソドクスといえばオーソドクスなのだが、薄い味の好きなあたしにとっては、この程度でも完食するのが正直言って苦痛だった。

 「しお」はごく普通で特に問題はない。目立たないが安ければこればかりを選択しても問題はない。「カレー南ばん」はカレー麺なのだか、麺が太く、一瞬、うどんかと思ったくらい。カレーが多く、ちょっと持たれてしまうかもしれない。まだいくらかの調整が必要なのではないかという感じだ。

 サッポロ一番のカップスターを食べて思ったことは、各社工夫に工夫を重ねているということ。サンヨー食品には今後の進歩に期待したい。

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2008.06.01

布施明の歌

 最近、CMに布施明の名曲「君は薔薇より美しい」が使われているのを耳にして、やはり布施の歌は良いなと思う。

 30年位前は布施の姿はよくTVで見かけたものだが、あたしが久しぶりに見かけたのは、あたしの嫌いな三谷幸喜の「ラヂオの時間」でだった。布施はこの作品で出演もしていたが、テーマ曲も唄っており、非常に懐かしい歌声を聴いたものだ。

 布施の伸びのある艶やかな歌声は間違いなく今日の歌手とは異なり、歌唱力のある証しである。よく判らない歌が流行るのなら、布施がもっと表舞台に出て来ても良いものなのにと思う。

 とはいうのもも47年生まれの布施はもう60才過ぎてんだねぇ。年が経つのは早いもんである。

 子供の風邪を感染されて、喉が痛い。なんてこった、だ。

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