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2008年5月の36件の記事

2008.05.31

夏の作務衣

 いい加減暑くなった。しかし暑いからといって下着姿のまま居ると肌寒かったりして、体調を崩してしまうことも少なくない。暑いからこそかえって冷やさないように注意しないといけない。

 ということで、夏の室内着として作務衣を買ってみた。あたしが購入したものは綿100%の3千円もしないもの。作務衣と云うとなんか柔道着的な厚手のものという印象があったのだが、夏用と云うことで薄いものもあるようだ。冬物には綿入りというようなかなり厚いものもあるが、夏物は一枚物で随分と涼しい。

 室内着としてはパジャマも悪くはないのだろが、やはり寝間着と云う印象があり、休日いちにちこの姿で居ると本当にゴロゴロしているという感じがあってよろしくない。そういう意味では作業着的な作務衣の方が心地よい。

 甚平とどちらにしようかと悩んだのだが、作務衣を選択してしてよかったと思う。秋口になったら厚手の作務衣を入手するとしよう。しかしこちらは決して安くなさそうで、少しばかり選択に苦しむかもしれない。

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2008.05.30

夏風邪

 先週末から子供ふたりとも風邪をひいて体調を崩した。

 上の子は嘔吐下痢症で月曜火曜と休んだものの、水曜からはガッコに行っているのだが、下のは咳きがひどく、やがて蕁麻疹やら嘔吐下痢が始って、可哀相なことにいまだにちっとも治っていない。

 季節の変わり目、体調には注意が必要。

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2008.05.29

扇風機

 昨晩、ついに扇風機の電源を入れた。タイマーをセットして寝ると扇風機が切れた途端、目が覚めた。もしかすると書斎にいる時は扇風機の電源を落とせないシーズンに突入したのか。ちなみにあたしはとにかくクーラーが苦手で、車でもクーラーは入れずに、窓を全開にして走らせるのが好きだ。

 役場ではしばらく前にクールビズ実施の通達があった。うちの役場では議会が先にこれを取り入れ、数年遅れて昨年やっと役場での実施となった。冷房温度はもっと以前から高くなっていたが、身なりは正しておけという人事の方針だったのだろうか。

 クールビズを実施するにあたって、職員10人当たりに一台の割合で扇風機の配布となった。紙の多い役場で扇風機は似合わないのだが、少しでもこれで暑さを凌いでくれということらしい。扇風機の風でも長時間に渡って直接あたると辛くなる。今の席では幸いにも風が直接あたるように扇風機を設置して貰えないらしい。あたしとしてはあり難いことである。

 今日は昨日が雨だったということもあり、昼過ぎから気温が上がるに連れて、湿気もひどくなり気分が悪くなるくらいだった。これからの4、5ヶ月は過し難いシーズンとなる。

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格差はあって当然(BlogPet)

O-Maruの「格差はあって当然」のまねしてかいてみるね

なんて、一体何か。

*このエントリは、ブログペットの「フタキンSkywalker」が書きました。

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2008.05.28

格差はあって当然

 なんて、しばらく前の元首相が今だに云っているらしい。何なんだろうね。大義名分でも「格差は悪」と云うのが国のお偉いさんっていうもんじゃないだろうか。格差、つまり貧富の差が起こるのを認めて、一体何か良いことがあるんだろうか。

 虚業をビジネスチャンスだと云いのけ、日本の未来を握っているというような云い方もしていたなと思い出した。原油の先物取引で一部の者が巨額の富を得ているだろうが、大半の者はそのとばっちりを受け、混乱し、損害を被っている。こういうのも彼の人には然るべきものなんだろうな。

 あの人の復活を望む人も居るようだけど、尻ぬぐいをさせるために引きずり出すというのはいいかもしれない。まぁ、直感の鋭い人のようだから、今さらノコノコと出てくることはないだろうけどね。

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2008.05.27

『帝都物語』オリジナル・サウンドトラック/
石井眞木・交響的組曲『帝都物語』(87)

 先日、実相寺昭雄監督の『帝都物語』のDVDを入手したのだが、映画本編に飽き足らず今回は廃盤サントラ盤をヤフオクで入手する。

交響的組曲『帝都物語』
『帝都物語』オリジナル・サウンドトラック/
石井眞木・交響的組曲『帝都物語』

石井眞木・作曲
大友直人・指揮
新日本フィルハーモニー交響楽団・演奏

(ジャケットを拡大)

 映像自体は本気なのか遊びなのかよく判らないB級テイストの実に強い作品なのだが、音楽もそれに負けぬベタさがある。作曲をした石井眞木というひとはすでに故人なのだが、現代音楽界でそこそこの評価を受けていたひとらしい。よく聴いていると音楽的に構成のしっかりしたところも多いのだが、劇的な部分になると「いかにも」といったベタさが顕著になり、いきおい安っぽくなってしまうのである。まぁ、確に実相寺の映像にあった音楽をつけるというのはなかなか難しい。

 それにしても初っぱなのシーンからワーグナーの彼の有名な『ラインの黄金』をモチーフにして組み込んでしまうという大胆さはいかがなものだろうかとも思う。うまく熟してはいるのだが、あまりにも大胆ステキ過ぎる。エンディングもヨハン・シュトラウスのかの有名なワルツ・「こうもり」序曲をふんだんに用いて、楽曲を形作っている。まぁ、このエンディングというのはこの映像作品がつまらないと云うひとも最後には「すばらしい」と云わせてしまう、神田明神の祭りでの紙吹雪シーンなのだが、音楽も綱渡りのようなことをやって見事にオリジナルさを引き立てている。

 凄いサントラかどうかと云われると、あっさりとそうでもないと答えてしまいそうなのだが、映画本編もそうであるようになかなか忘れ難い作品であったりする。

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2008.05.26

大田洋子『流離の岸』(39)

 少し前にイライラする小説と云っていたのは大田洋子の『流離の岸』のことである。彼女が30なかばの時に書いた20代半ばまでの自伝的な恋愛小説である。

 幼い頃に両親が離婚し、祖母に育てられた後、没落富豪に嫁いだ母のもとに行くのだが、その家と肌が合ず、都会に出る。やがて妻子ある男にそれとは知らされず、執念く求婚され、結婚に至る。妻子の存在を知り、嫌悪を抱きつつも、男には惹かれる...といった話である。非常に利発で勝ち気な大田なのだが、それでも男に振り回される。正直言って、はた目には理解困難な状態になっている。もともとM的な素質を持っているにもかかわらず、頭の回転が良いのでMにはなり切れず、S的に暴れ回るといった感じだ。

 大田の被爆する前の話だが、これらのことから神経症になり、原爆のことを書くのに非常に苦労する。

大田洋子集 (第4巻)
大田洋子集 (第4巻)

単行本: 380ページ
出版社: 日本図書センター
ISBN-10: 4820579266
ISBN-13: 978-4820579267
発売日: 2001/11
商品の寸法: 22x15.8x2.8cm

 この大田洋子全集は大田の原爆文学をメインに置いてはいるものの、最終巻である第四巻はいずれも戦前のものである。しかし、大田文学の根底をなすものであり、これらを知っていると後の作品の理解に非常に役に立つ。このバックボーンを知ることで理解が深まるのである。最終巻にこれらの作品を配した編集者は実に考慮深い。

 大田自身の性格は残念ながら感心しかねるものがある。まぁ、側にはいて欲しくないような人物であるが、このような人物があの希な戦災にあったため、貴重な作品が残されたのだとも云える。残念なのはそれほどひとに知られていないということだ。いずれも私小説のようで苦しいが、一度は読んでおく必要はあると思う。



 大田洋子全集については<第一巻><第二巻><第三巻>を参照のこと。

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2008.05.25

子供の頃、怖かった本

 まだ小学生の時、どうしようもなく怖かった本を2冊、ヤフオクで入手する。質の全く異なる本でここで一緒にしてしまうのはどうかと思ったりもするのだが、いずれも本棚の奥の見えないところに封印していた。どちらも結婚して実家を出る時、そのまま実家に置いてきてしまった。

怪談ほか
怪談ほか

小泉八雲ほか (著), 司修(絵)
206ページ
出版社: 講談社 (1972/07/12)
ISBN-10: 406147121X
ISBN-13: 978-4061471214

(表紙を拡大)

 まずは講談社少年少女文庫のひとつである小泉八雲ほか『怪談ほか』である。この本は初めの方の刷を持っていて、オリジナルのそれは左のような表紙カバーいっぱいにイラストが描かれているものだったが、今回入手した13刷は装丁デザインに変更が加えられており、イラストが全体の一部のみとなっていた。変更があったのはカバーだけのようで、右の表紙には変更はない。

 掲載された物語は、八雲の怪談から「耳なし芳一」や「鳥取のふとん」、ディケンズの「魔のトンネル(信号手)」、ジェイコブスの「さるの手」といった古典的なものばかりで特に怖くはなかったのだが、カバーや特に表紙のイラストが怖くて仕方なかった。表紙については非常にシンプルな絵なのだが、やはり今でも何とはない不気味さを感じる。

 おそらく小学1年生か2年生の時に買ったのだが、今だに怖い話は好きである。

劫火を見た―市民の手で原爆の絵を
劫火を見た―市民の手で原爆の絵を

93ページ
出版社: 日本放送出版協会
ASIN: B000J9EX5U
発売日: 1975

(表紙を拡大)

 この本との出合いはここで記したとおりである。市井の人が自身の体験を絵で表した、実に拙いものも中にはあるのだが、体験者が描くものは実に生々しい。原爆の悲惨さは山端らの記録写真で知ることは不可能ではないが、全部ではない。おそらく本当の酷いところは避けているようにも思える。

 表紙も背景に「市民が描いた原爆の絵」が配されているが、よく見ると実に酷い光景が描かれている。遺体を空き地で荼毘に付している様子なのだろが、そこかしこに「頭だけ」といったばらばらになった遺体が散乱しているのだ。原爆写真で山端の折り重なる遺体だとか黒こげになった遺体等を見ることは出来るが、こういった肉片になった人間の姿を見ることはできない。戦場の最前線ではなく、市民の生活する場でこういった光景が繰り広げられたということを知っておく必要があるだろう。

 怖いから愉しい、怖いけど知っておかなくてはならない。怖いと云ってもいろいろあるようだ。

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2008.05.24

予算ありき

 最近、国や自治体の財政難の話をよく耳にするが、本気で支出を削減しようと思えば、かなりの額が可能ではないかと思う。

 建設関係の部署にいた頃は技師の上司からは「ここで事務屋というは、お金をいくら持って来られるかがなんぼのもん」と云われたものである。上級官庁と補助事業の予算折衝をうまくやり、一円でも多く貰ってこいというのである。そうやっていったん持ってきた補助金はこれを満額執行しなくてはならない。事業費が思ったより低く済みそうになり、このことで上級官庁に相談すると「前例がないし、それ(未執行にする)は避けてくれ」と云われる。

 国費に金がなく予算の削減をしていると云う割には補正が多くついたので、補助事業をいくらか取って欲しいと云う年度末近くの上級官庁からの依頼。補助事業には制約が多いのでおいそれと手をつけるのは難しいのだが、自治体独自の事業分を落して補助に切り換えたりする。

 今の部署では年度末近くになると決まって上司から云われるのは、「決算委員会で指摘されるような不用額は作ってないよな。委員会で上司に変な説明をさせてくれるなよ」。当初予算の見積もりでは「うちの事業は変化がないんだから、去年と構成を大きく変えると説明がつかんじゃないか。それが本当は正しいかもしれんが、そうするのは間違っておる」

 そういう馬鹿げたことを柔軟な形にしていけば、1割くらいは比較的容易く削減できるんじゃないかと思うんだが。とにかく予算制と云う制度が内包する弊害が大きすぎる。

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2008.05.23

制度廃止という暴言

 今年度から始まった後期高齢者保険制度について早々に廃止せよと云う野党の動きがあるようだが、この連中、よくも気軽にそんなことを云うと思う。あたしは前身の老人保健制度には長く携っていたので、今回の制度はロクなものではないというのはよく判るのだが、それでも白紙にしろというのは酷すぎる。

 この制度の運用するにあたって、新システムを作っているはずであり、相当額の費用がかかっているはずである。制度の手直しではなく、反故にせよ、というのであれば、これらの費用をすべてドブに捨てよというのと同じである。

 無駄な道路でも利用者は多少はおり、無価値という訳ではない。しかし、構築した直後に破棄されるシステムは全く意味のない無価値なものでしかない。自治体、医療機関等全国規模で考えれば、数百億という費用になっているはずである。

 ここで今までの投資を少しでも有効にしようとするのなら、もっと建設的に改良案を出すべきである。

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汗を流す、血を流す

 表現的に非常に下衆で、耳にするだけで気分が悪くなる。もっとまともな云い方は出来ないのか。こんな言葉を平気で使う輩はまず信じない。

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2008.05.22

ショム

 今の部署に移って2年目。仕事はショム、雑用担当。前の上司はいつも課長に「どうなっているんだ!」と怒鳴られていたものだが、今年はあたしが課長のすく側の席に移ったため、大半の処理はあたしがこなしてそんなに問題は起きてはいない。今度の上司は席を奥に引っ込ませて、本当によく仕事を任せてくれる。

 臨時的な雑用がとことん降ってき、それに引っ張り回される。質問をいつも怒り口調でしてくる課長。判らんのなら素直な態度で訊けよと思う。アドバイスひとつして貰える訳でもなく、くだらないストレスが溜まるだけ。

 まぁ、こちらもこれまでいろいろやってきているからそこそこのノウハウは持っているし、そんなに抜け目はないつもりだけどね。それでも本業のようなルーチンものが閑を見繕ってやっていると云う感じなのはさすがに疲れる。

 本当に一週間が早いよなぁ。あしたはもう週末。

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2008.05.21

インスタントコーヒー

 職場では午前と午後、少なくとも2回はコーヒーを淹れるのだが、家から持参していたブルックスのドリップバッグを切らしてしまい、仕方なくインスタントコーヒーを入れた。

 インスタントでコーヒーを飲んだのは1年ぶりくらい。いやぁ、これはコーヒーとは云えないシロモノだ。インスタントはネスカフェなので怪しいものではないのだが、いつもレギュラーコーヒーを飲んでいて、たまにインスタントを口にするとまともに飲めたものではない。

 ブルックスのコーヒーなんて大量仕入れで品質なんて本当に怪しいのだが、それでもインスタントとは異なる。レギュラーコーヒーをブラックで飲み慣れてしまうと、インスタントのミルク砂糖入りなんて、なんちゅう飲み物なんだと思ってしまう。

 まもなくブルックスのドリップバッグがなくなってしまいそうなので、今度は豆を買うことにした。ブルックスだと100g・10杯分相当で約130円。ドリップにするのでペーパーフィルターがいるのだが、50枚で100円ほど。怖ろしく安い。職場でドリップとは優雅なものである。

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イライラする小説(BlogPet)

O-Maruの「イライラする小説」のまねしてかいてみるね

今、面白いと思えるひともいる。

*このエントリは、ブログペットの「フタキンSkywalker」が書きました。

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2008.05.20

イライラする小説

 今、職場の空き時間に読んでいる小説なのだけど、かなりイライラする。自伝的長編小説で半分以上読み終えたところなのだ。本当に読んでいてイライラするので途中でやめればいいのだが、読みやめるのも勿体なく、何故だか読み続けている。これが映画化されているらしいのだが、面白いと思えるひともいるのだろう。不思議だ。詳細は読了後。

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2008.05.19

寝るオジサンは...

 『寝る子は育つ』というが、あたしのような年代になるとどのようになるのだろう? 本当に最近、よく眠るようになった。

 2年くらい前までは就寝時間といえば午前2時半くらい。本当はもっと起きていられるのだけど、翌日のことを考えて、ということで4時前には無理をして寝ていた。それで起きるのが7時半前という状態だった。

 それが今では早ければ午後11時には布団に潜り、平日なら少なくとも12時には確実に寝つつある。そうして起きるのが7時少し前。睡眠時間が2時間から3時間近く長くなったようだ。

 体がやはり衰えてきているんだろうか。以前なら特に厭わなかった残業も最近では極力避けている。寝る時間が増えたので一日が異常に短くなってしまった。

 そうそう、現在、喫煙中断をしているのだが、結構な数字になっているようだ。

    開始日時 2004年 10月 5日 15時 0分
    経過時間 3年 7月 14日 8時間 30分経過
    吸わなかった煙草 1851箱 14本
    浮いた煙草代 499,959円
    (原価 214248円 たばこ税+消費税 285711円)
    延びた寿命 77日 3時間 42分

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2008.05.18

Mario Giacomelli

 イギリスAmazonで注文していたMario Giacomelli マリオ・ジャコメッリ(ジャコメリ)の写真集が届く。今月9日に注文、その日のうちに発送処理され、翌日の10日にはDeparture Scan(これは和訳するとどうなる?)となっている。10日あまりで到着した。大きめの箱に入っていたが、かなり押し潰されてぼろぼろ。中を開けるとエアクッションでしっかり梱包されていて、書籍自体は何ともなっていなかった。

Mario Giacomelli
Mario Giacomelli

ペーパーバック: 428ページ
出版社: Phaidon Inc Ltd (2006/01)
言語 英語, 英語, 英語
ISBN-10: 071484604X
ISBN-13: 978-0714846040
発売日: 2006/01
商品の寸法: 28.4x25.1x3.8cm

(カバーを拡大表示)

 大判でページもあり、かなり重い写真集。ジャコメッリの写真集は先に『Mario Giacomelli: Cose Mai Viste』を入手していたが、こちらは解説文もなく、かれの写真作品を印象で編集したもので、ひたすら眺めて鑑賞するものだったが、今回のものは各シリーズ毎に章建てした構成になっている。最近のものから古いものへと云う普通とは逆の順になっている。各シリーズ毎に半ページ程の英語での説明があるが、英語力の落ちた今では読むのが面倒で、価値が半減してしまっている。

 写真集では50年間に渡る写真作品が掲載されているが、いずれもハイコントラストのモノクロ写真で一貫性がある。しかし、対象が人間から風景、航空写真と実に多彩であるが、いずれも現実をそのまま写し撮ったものではなく、イメージの仲介がある。あたしも写真にはそこそこ触れてきたつもりだが、この手の写真はあまり見かけなかったような気がする。ファッション系の写真とも取れなくもないが、そんな薄っぺらいものでもない。素直に写真を作った結果だと思う。

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2008.05.17

チェアマット(ハードフロア用)

 賃貸に住んでいると多少はフローリングを傷めないかとか、気になる。多少と云ってしまうのは、すでにチビがいろんなことをしてくれており、修復に相当量の額がかかろうかと諦めがあるからである。引っ越す時は落書きだらけになった壁紙はすべて交換になる筈だ。引越しすることを考えると本当に怖い。

 書斎はフローリングでキャスター付きの椅子を使ってて、これがやはり床を傷める原因になっている。引越当時、小ぶりの敷物をカミさんが用意し、それを下に敷いて傷みを避けていたが、織物の敷物は勝手が悪く、いつの間にか机の奥にはまり込んでしまって埃だらけになっていたりする。これは今月の初めについに処分してしまい、床を保護するものは全くなくなってしまっていた。

 以前から関心があったのは合成樹脂性のマットだった。今回、床も綺麗になったということで、PVCシート製のチェアマットを購入した。

チェアマット ハードフロア用 CM-5000
チェアマット ハードフロア用 CM-5000

サイズ(全体):横915×縦1220×厚さ2mm
サイズ(リップ部)/ 横500×縦300mm
素材:PVCシート
色:半透明※素材は透明なのですが、凸凹模様が入っているのですりガラスのような透明度になっています。表(上に):凸凹・裏(床面に):亀甲模様(タイル模様)

 このシートはこちらのサイトでも販売されているが、結構評判がいい。届いたものはマットが折り曲げられずに、そのまま段ボールに包装された、結構大きなもので、こんなものが部屋にちゃんと収まるのかと思ったものだが、実際に敷いてみるとそんなに大きなものでもなかった。机からはみ出るのが1m弱の正方になるのだが、どうやらそれくらいは椅子が動いているもので、これ以上小さくなると反対に困るだろう。

 床に接する面は亀の甲羅のような模様になっているが、これは直接床に接する面積を減らし、傷をつけるのを避けているというのが判る。キャスターの転がりも悪くなく、何の心配もなく、椅子を動かせるのは非常に有り難い。

 フローリングでキャスター(ころ)付きの椅子を使っているのなら試す価値は十分にあるだろう。

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2008.05.16

色褪せぬ

 先の連休に書斎の大掃除をしりしたもんだから、それまで手が届かなかったレコードプレーヤーにもすっかり触れることが出来るようになり、久しぶりにレコードでもかけてみようかという気になった。

 いろいろ盤を物色してて、ふと手に取ったのが、YMOの3つめのアルバムになる『Solid State Survivor ソリッド・ステイト・サバイバー』だった。このアルバムは79年リリースなのだが、リアルタイムで聴いており、この3枚目にしてようやくYMOを知ったのだった。おそらく音楽的にはかなり陳腐な感じを持つに至る可能性もあるのだが、このジャケットとしては今だに斬新な印象がある。

 YMOと云えば紅い人民服という印象があるが、もちろんこのアルバムのこのジャケットに由来するものである。しかし、この色づかいと云い、殺風景と云えば殺風景な雰囲気は、時代を超えたところにある。

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2008.05.15

疲れがとれない

 完全にバテ気味である。残業こそ最小限でしかしていないものの、4月から本当に息つく閑なく仕事をしている。ひとつの案件に集中してとりかかると云うのではなく、五月雨に入ってくる様々な処理を遅延なくするというのはかなりストレスになる。小さいながらも同時進行でいくつも仕事を抱えているというのは本当に気が休まらない。

 泣く子も黙る会計院の検査が入らないというのが判明した時にはホッとしたが、入らないことを見込んで何も準備しなかった、というか、する暇がなかったというこの状態も、やはりストレスになっていた。

 この半月間に渡って準備していた会の会場設置ではくたくたになった。明日の数時間もない会自体は本当にしようもないものだと想像がつくのだが、そのために費やす準備ときたら。大切なことなのだから、仕方ない。

 夕食をしようかという夜の7時半過ぎ、小二のチビが遊びに行ったまま帰って来ない。日が長くなったといってもさすがにこの時間になると、外は真っ暗である。カミさんが車で公園のようなめぼしいところに行ってみたらしいのだが、居なかったといったん戻ってきた。あたしは機動のいいバイクで探しに行くことにし、少しばかり走らせると、すぐ隣のブロックを歩いているチビを見つけた。すでに8時になってたが、1km以上向うの公園まで足を延ばしていたため、帰り着くのに時間がかかったようだ。本当に寿命が縮まる。

 あしたが金曜日なのがせめてもの救い。

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2008.05.14

リバーダンス

 もともとタップダンスは好きで、一般的に駄作と云われているもの、コッポラの『コットンクラブ』のラストのタップシーンなんて固唾を呑んで見ていたものだが、アイリッシュダンスはさらに上を行くかもしれない。基本的にタップダンスなのだが、常に上半身は直立不動であり、その佇まいが実に優雅なのである。

ベスト・オブ・リバーダンス
ベスト・オブ・リバーダンス

出演: ジーン・バトラー, マイケル・フラットレー
形式: Color, DTS Stereo, Widescreen
ディスク枚数: 1
販売元: コロムビアミュージックエンタテインメント
DVD発売日: 2008/05/14
時間: 204 分

(ジャケットを拡大)

 ひとステージ、長くても10分程度なのだが、運動量としては凄いのだはないかと思う。あまりにも足の動きが早いので、ただただ優雅に宙に浮いているようにみえる時もある。とにかく凄いとしか云いようがない。

 バックミュージックのアイリッシュ音楽も申し分ない。

 本編をざっと見ただけだが、しばらくBGVになるかも知れない。

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キン(BlogPet)

フタキンSkywalkerは、O-Maruでプリントするはずだった。

*このエントリは、ブログペットの「フタキンSkywalker」が書きました。

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2008.05.13

敵わないもの

 昨日の四川省の地震だが、被害規模は想像以上になっているようだ。死亡者はおそらく1万人を超すと思っていたが、やはり本日、1万2000人という数になったようだ。さらに驚くことに9万5000人ほどが生き埋めになっているらしい。

 人間が生きていくためにはやはり自然と折り合いを付けなければならない。自然に打ち勝つことは絶対的に不可能であり、いかに自然を受け入れながら、それに沿って生きていくかということになる。

 人間の英知でもっても敵わないものはいくらもある。これからそれが段々と多くなりそうだ。

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2008.05.12

カード解約

 クレジットカードは妙に増えるものである。まずは日常的に使っている銀行の営業からのお願い。年会費無料であれば、営業の顔を立ててカードを作る。ただし届いたカードにはすぐにハサミを入れる。

 昨年、車を買った時にもカードを作らされた。そのカードを購入時に使うと数万円のキャッシュバックがあるので、値引きの一環とさせて欲しいということだった。2年目以降は年会費のかかるカードでもあるし、使わないのならすぐに解約されてるといいですよ、という営業の話だった。

 それから1年近く経ち、いい加減解約しないといけないと思っていたのだが、どうにもカードが見当たらない。カード入れに入れているのかと思いきや、そうでもなかった。仕方ないのでサイトで紛失担当デスクの連絡先を確認し、照会してみた。

 担当者に氏名、生年月日、電話番号を告げるとカードの存在が確認された。まずは使用停止の処理をして貰い、引き続き同じ担当者に、解約の処理をして貰った。もしカードが見つかったらハサミを入れてくれということだった。3分程度の電話連絡でカード一枚が存在しないことになった。

 カードを作るのは身分証明書の送付やら審査があって時間がかかるものの、解約は実に簡単で素っ気ない。しかし、このカードでとんでもない目に遭っているひともいるというのを考えると怖くもなる。

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2008.05.11

坂田栄一郎『LOVE CALL 時代の肖像』(08)

 朝日新聞社のニューズウィークリー『AERA』が20周年を迎えた。この雑誌はあたしが大学5年生の時に発刊されたもので、創刊号からおそらくこの20年間で5、6号を抜かしたくらいで、全部読んでいる。いちばんお付き合いの長い雑誌となった。

 AERAの表紙は特別報道の時を除いて坂田栄一郎によるポートレイトで飾られる。その時々の人たちだ。その表紙写真を集めた写真集が出た。そのポートレイトの数は905枚になる。

LOVE CALL 時代の肖像
LOVE CALL 時代の肖像

坂田 栄一郎 (著)
単行本: 1014ページ
出版社: 朝日新聞出版 (2008/5/7)
ISBN-10: 4023302775
ISBN-13: 978-4023302778
商品の寸法: 27.4x21x6cm

 実際の雑誌の95パーセントはカラーなのだが、一気掲載で全ページオリジナルのカラーにするとサイズ、価格ともにとんでもないことになる。20ページほどを除いてモノクロによる印刷となっている。紙もAERAのモノクロページ程度。それでも1000ページを超えるので随分と重い。

 見ていて驚いたのだが、最初の1年くらいの写真は20年前にもかかわらず、結構記憶にあるのだ。20代前半の若い頃で記憶力が良かったのか、暇に任せて丹念に読んでいたからか。今では以前と趣向が変わってきて、特集で変な時代解釈が展開されることが多く、ややうんざりし、積ん読の揚げ句、雑誌の運命でそのまま処分してしまうことも少なくはない。表紙のひとにしても知らないことの方が多い。

 眺めていると故人がやはり目につく。狐狸庵先生や淀川長治、笠智衆。20年経ったと云う気はしないのだが、やはり長い時間が過ぎ去ったのだと思い知らされる。

 ポートレイトには何の表記がないので巻末のインデックスを見て誰か確かめる。ポートレイトの縮小写真と氏名、略歴が纏められているので非常に助かる。というか、これがないと半分くらい誰だか判らないのだ。それぞれページの表記があるのだが、本文にはページが振られていない。確認するのに一苦労する。

 単純にはそうとは言い切れないのだが、20年間に渡るひとの顔の集積であることには違いない。20年間でひとの顔は変わってきたか。もちろん、YESである。

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2008.05.10

あの手この手

 先日、Mario Giacomelli: Cose Mai Visteという写真集を入手したのだが、本当はMario Giacomelliという写真集を入手し損ねたため、代わりに入手したものだった。

Mario Giacomelli
Mario Giacomelli

ペーパーバック: 428ページ
出版社: Phaidon Inc Ltd (2006/01)
ISBN-10: 071484604X
ISBN-13: 978-0714846040
商品の寸法: 28.4x25.1x3.8cm

 洋書に関しては断トツにAmazonが入手し易い。この写真集も3~5週間で発送という表記があり、注文を行ったのだが、一週間くらいしてメールで連絡があり、版元に在庫がないということで強制キャンセル処理させられてしまった。在庫ありという表記なら心配はないが、取り寄せの場合は入手できないこともある。マーケットプレイスでの出品もあるのだが、通常販売の倍近い価格がついていて、全く手を出す気にはならない。

 ということで、他国のAmazonサイトを覗いてみることにした。幸いにももともとが洋書なのでアメリカ等のサイトでも入手可能である。本家のアメリカAmazonで注文しようとすると、送料込みで日本での発売価格とあまり変らない額となったが、現在、在庫はなく、3~5週間で発送となっていた。これでは完全に入手できるという確約はない。

 つぎにUKAmazonを見る。在庫あり。送料込みの価格が28ポンド弱で日本円で6000円かからないくらい。本体価格はそんなに高くはないが、送料が米国Amazonに対して1.5倍くらいの費用となる。とにかく送料込みの費用で比較しないと痛い目にあう。ここでもマーケットプレイス出品があり、一部ではべらぼうな価格がつけられていて、人気が伺える。

 ついでにフランスサイトを覗いてみる。定価が結構高い。フランスサイトは馴染みのない仏語なので、基本的に探し物で見ることはあまりないのだが、Mario Giacomelliの場合、そのまま検索でヒットした。まぁ、ここでも輸入書籍と云う扱いになるのだろう。さらにカナダサイトも見ておく。英語なので気安い。アメリカより価格が安い場合が多いのだが、いかんせん送料が高く、残念ながらこれまで利用したことは一度もない。今回、こちらには新品がなく、すでにマーケットプレイスでべらぼうな額がつけられているだけで、論外だった。

 ということで、UKサイトにて注文をしておいたのだが、すでにIDが登録済みだったので驚く。購入履歴を調べると4年程前にエリセの『ミツバチのささやき』のDVDを注文していたようだ。アメリカサイトから注文は何度もしているのだがUKからも行っていたらしい。

 多少の英語が読めて、英語で自分の住所の表記が出来て、クレジットカードがあれば、世界中どこからも簡単に取り寄せができる。インターネットで本当に地球は小さくなってしまったものだと思う。

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2008.05.09

Kenji Kawai Concert 2007 Cinema Symphony

 こんなものが出ているというのを知ったのはつい先日のこと。押井守作品と云えば、川井憲次の音楽という対になってしまってて、押井の映画というと川井との共同作品であるという認識になってしまっている。そんな川井が昨年の11月に15年ぶりの一度きりのコンサートを行ったらしく、このDVDはその時の演奏全曲を収録したものである。

Kenji Kawai Concert 2007 Cinema Symphony
Kenji Kawai
Concert 2007
Cinema Symphony

形式: Color, DTS Stereo, Widescreen
ディスク枚数: 2
販売元: ポニーキャニオン
DVD発売日: 2008/03/19
時間: 150 分

(ジャケットを拡大)

 全23曲あって、最初のディスクはコンサートの第一部、2枚目のディスクは第二部とアンコールを収録している。やはり押井映画からの音楽が多く、半分くらいは知っている曲だった。

 それにしても参加者の数は多く、楽器も多種多様で録音は160chにも及んでいると云う。入場料は1万円弱という高額で満席になったらしいが、それでも赤字というのだから、完全にプロデューサの道楽であろう。このDVDの販売で最終的にはペイできると踏んでいたのかも知れない。だから複数回は催すことのできない1回こっきりのコンサートなのである。

 川井の音楽の特徴というとパーカッションである。このコンサートでも和太鼓からティンパニー、チューブラー‐ベルズ等々多様な打楽器が登場し、皆、叩いている。こういった多彩なパーカッションを用いるというのは音に対するこだわりが強いこととが伺える。もちろんリズムに対してもそうである。音とリズムの組み合わせが川井の音楽の特徴であり、真に音楽的であると云える。

 それにしても、おばさんパーマのうす茶髪はどうにかならんもんだろうかと思う。あまりにもけったいすぎる。

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2008.05.08

Mario Giacomelli: Cose Mai Viste

 これもまた、鬼海弘雄と同じくAERAで知った写真家。東京かどこかでMario Giacomelli マリオ・ジャコメリというイタリアの写真家の写真展が開催されて、それが凄いそうな。よく判らんので、実際に写真集を取り寄せてみた。

Mario Giacomelli: Cose Mai Viste
Mario Giacomelli: Cose Mai Viste

Mario Giacomelli (著), Enzo Cucchi (著)
ハードカバー: 432ページ
出版社: Photology (2006/8/15)
言語 英語, 英語, 英語
ISBN-10: 8888359192
ISBN-13: 978-8888359199
商品の寸法: 21.6x14.7x14cm

(表紙を拡大)

 確かに凄いですな。すべてモノクロ写真なのだが、ハイコントラストで、大半の写真が二重露光でプリント焼きしているのではないかと思う。普通に撮った写真というより、加工写真の妙である。

 この写真集の作りも凄い。本人は2000年に亡くなっており、2006年の出版ものだから第三者が編集していると思うのだが、テキストがなく、ひたすら400ページ写真である。しかもイメージをメインにした写真ばかりなので、一枚一枚をじっくり観ると云うより、ページを繰るごとに現れる雑多なイメージの展開を愉しむのがいいと思う。

 厚手の紙で厚みもあるので糸綴じとは云え、ページが割れてしまう可能性があるが、いつも机の端のほうに置いておいて何とはなく眺めたくなるような写真集である。

 カバーのない書籍だが、手に取るところだけ(表紙写真の右中央の変なイラストがある箇所)滑り止めと云うことなのか変なコーティングが為されている。こういうのも初めて。どこかのサイトで見かけたのだが、タイトルは「物事は目には見えない」という意味らしい。

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2008.05.07

瞬間芸

 最近のTVに出ている芸人と云えば瞬間芸の芸人ばかり。事務所の売り込みもあるんだろうけども、稼げるうちに稼がせろというのがもろ。文化がなくなってしまったような気がする。

 判りやすいことはいつも怪しい。

 消費でない芸能はもうなくなってしまったのか。

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2008.05.06

大掃除完了

 この連休の後半は書斎の掃除を予定していたが、無事に連休最終日である本日の午後3時過ぎにすべてを完了した。連休はまるまる掃除に費やしたようなものになってしまった。

 とにかくごみの量が多くて、大きなポリゴミ袋に6つか7つ分くらい出てしまった。ゴミ箱がいっぱいになって機能しなくなって1年は経っていたはずである。ゴミ箱がなくて部屋が綺麗になる筈がない。TV番組で見たごみ屋敷の住民でごみを分別しなければならなくなった時、分別方法が判らなくてごみを出すことができなくなってしまったと云うご婦人がいたが、なんだかよく判るような気がする。

 ごみを分別しながら出し切った後は、床をふき掃除。フローリングが椅子で傷まないようにと小さな敷物を使っていたのだが、とんでもないことになっていたのでそのまま丸めて捨てた。あれを再利用するのは不可能なくらい色んなものが纏わりついていた。

 雑誌も処分するものをざっとくくって束にしただけで7つほど。10年前のPC雑誌なんて繰ることもない。周辺機器の取説も処分。

 床の角にタバコの吸い殻が転がっていた。あたしがタバコを吸うのを中断してすでに4年7ヶ月。いつから掃除していなかったのだろう。本棚の置かれている以外の床がしっかりと見え、しかもピカピカな状態で自分の書斎とは思えない状態。どっかのホテルとかに来ているような感じでなんだか落ち着かない。

 掃除するにあたって、使い捨てのモップやらホコリとりを買ったのだけど、合計で軽く2000円はして随分高いなと感じた。いちばん強力なのは雑巾なのだが、これらのグッズも手軽にホコリが取り払えて便利である。もちろん定番の使い捨て乾燥ぞうきん「サッサ」にも大活躍してもらった。そうそう、その他の絶対的な必需品は綿の手袋(軍手でない薄いタイプのもの)とマスク。このふたつがないと半日も作業は出来ないはず。

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理由(BlogPet)

きのうはO-Maruは理由は多用するはずだったの。

*このエントリは、ブログペットの「フタキンSkywalker」が書きました。

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2008.05.05

「カルピス」マンゴー/「カルピス」ぶどう

 モラタメ.netで「カルピス」マンゴー/「カルピス」ぶどうを試してみた。

 カルピスというのは本当にオーソドックスな飲み物になってしまって、日本の夏の風物のひとつになっているのではないかと思う。そんなカルピスもいろいろな味のバージョンを試みているようで、今回はマンゴーとぶどうを出したようだ。

 カルピス自体しっかりした味というか香りがあるので、それに他のものを加えるというのは比較的容易いと思う。余程でない限り飲めないものは出来ないと思う。かといって、好きかどうかは別で、好みは分かれるようである。

 上の子に関してはこのどちらもあまり気に入らなかったようだ。普通のカルピスなら飲むけどもこれならいらないと云う。下の子はあたしに似た雑食のようで、好んで飲んでいた。

 普通に購入して飲むのなら、やはりオリジナルを選ぶかもしれない。

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2008.05.04

大掃除

 この連休は部屋の掃除をすることにした。おそらく2年は軽く掃除と云うものしていない筈だ。非常に恥ずかしいことなのだが、部屋の半分はごみの山になりつつあって、TVでごみ屋敷の報道を見る度に苦笑せざるを得ない状態だった。

 まぁ、あたしはALL or NOTINGの人間なのでいったんやるとなると徹底したことになる。まず、散らかっているごみを一つ一つ分別しながらゴミ袋に収める。ごみはいいのだが、電源コードがとんでもなく団子になって絡み合って、その下にホコリやらが溜まっている。とにかくからまったコードを一本一本解き出して布で拭き上げる。これだけで数時間の作業となる。ほんと使っている家電の多さに驚く。

 ごみが一通りなくなると今度は本の整理である。PC関係の雑誌はほとんど不必要なので一気に処分することにした。これで本棚が数段は空くことになる。今回の大掃除は床に不必要なものがなくなるまでがとりあえずの目標とする。

 不要となった雑誌を縛り上げるのを中一の息子に手伝わせようとすると、カミさんに「そんなことしなくてもいい」と手伝いをさせるのを止めさせられてしまった。中学にもなったのだから、このくらいの手伝いをして貰っても悪くはないと思うのだが、自分も手伝いをさせていないし、手伝いをさせるのはよくない、やめてくれという。もう意味が判らない。子供だって、生活人なのだから出来ることはどんどん手伝わせればいいのだ。勉強だけが子供の仕事だなんていうのは馬鹿げている。小さいうちからも家族の一員として家族のために出来ることをするというのは非常に大切なことである。

 とにかくカミさんはあたしの云うことを全く聞き入れず、さらには、「どうして、今頃思いついたように掃除なんてするの?」なんて云い始める。まぁ、この台詞は云われるかもとかと思っていたが、図星だった。最悪の図星なので本当に気分が悪くなる。掃除して嫌みを云われるとはね。

 ということで久々の云い合い。家庭内別居が本当の離婚になるものそんなに時間がかからないかも知れない。あたしもいい加減疲れてきた。

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2008.05.03

実相寺昭雄『帝都物語』(88)

 20年前の劇場公開時に劇場で見て、ちょっと感動した作品。明治の終りから昭和の初めにかけての物語なのだが、寺田寅彦やら森鴎外、幸田露伴、泉鏡花といった馴染みのある学者や作家、さらにこの映画で初めて知ったロボット学天則、渋沢栄一が陰陽師とやらの怪しい世界に関って、東京都云う街をどうのこうのしようとするというのだから、面白くないはずはない。

 まぁ、大まかな筋というのは理解できるのだが、詳細については荒俣宏の原作を林海象が思い切り端折ったもんだから舌足らずで不明なところが多い。しかし、それでもそれまで経験することのなかった怪しさで十分な作品である。

帝都物語
帝都物語

監督: 実相寺昭雄
出演: 勝新太郎, 嶋田久作, 原田美枝子, 石田純一, 姿晴香
ディスク枚数: 1
時間: 135 分

(ジャケットを拡大)

 どちらかと云えばチープな作りが目について限りなくB級に近いのだが、実相寺特有の奇異な構図がぽつぽつと埋め込まれていて、ただ者でない雰囲気を呼び起こしてしまうから質が悪い。声を大きくしてこの作品が好きであるとは決して云えないのである。

 役者でおそらく唯一無様なのは石田純一だったような気がする。嶋田久作はこの作品のために存在しているようなものであり、また、彼が居なければ作品もどのようになっていたか想像がつかない。坂東・泉鏡花の「あんた近いうちに鬼に出くわすよ」なんていう台詞は鳥肌ものである。石田純一はこの映画で初めて知ったのだが、貫禄の必要な役であるにもかかわらず、坊ちゃん坊ちゃんした様は本当に無様であった。仮に20年後の今の石田が演じてもやはり貫禄はないから、ダメダメである。

 ということで、久々にDVDを入手するとここ数日環境ビデオのようになってしまっている。

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2008.05.02

あおり

 ニュースではいくらか見かけていたが近所のものまでそうなるとは思ってもいなかった。

 昨日から再びガソリンが値上げになったようで、出勤途中にある小さなスタンドではいくらの値をつけているのか覘いてみると、値札らしきものはなく、さらに電気の消えた事務所を見ると「1日をもって閉店」云々とあった。個人経営の店で、60歳くらいと30歳くらいのアルバイトがいるだけのようなところだった。3年くらい前に1.5kmくらい離れたところにかなり安いセルフのスタンドが出来てからは、どうしても出勤時に給油しないといけない場合のみに使うのみになっていた。

 スタンドの事情はこの5年くらい非常に悪くなったようで、街中のものはかなりの数が閉店した。困ったことに3kmほとだが出勤の道すがらに給油できるスタンドが全くなくなってしまった。

 それにしても少し前は97円とかだったのに、その1.5倍になっている。現代生活の基盤にもなっている物資なのでこれからの影響が本格的に危ぶまれる。

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2008.05.01

ピーナッツ

 あたしの好物と云えばピーナッツ、落花生で週に一度は食べないと生きた心地がしないと云う感じなのだが、ここ最近、本格的に店頭で見かけなくなってしまった。あたしが好んで買っていたのは200g105円というお買得のものだったが、中国産の安いものはことごとくなくなってしまった。

 いくつのも店に行っても同じような感じだから、全体的に落花生の輸入が減っているのかも知れない。

 柿の種は相変らず販売されており、これを買い込むことによって、とりあえずしのいでいる。ガソリン価格の上昇より、あたしにはこちらの方が深刻である。

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