サンキュー事故
厳密に云うとサンキュー事故ではないのだけども、それに近い状態での接触事故を出勤中に見かけた。
あたしが通勤に使っている道は結構混んでいて、バイクだと渋滞している車の間をどうしてもすり抜けてしまいがちである。歩道まで距離があるので信号待ちで渋滞している車の隙間をぬって通りを横断しようとする人や自転車がある。そういうのはすり抜けするバイクからはなかなか見えない。
すぐ前に止っていた車の前を横切って、通りを横断しようとする自転車があったのだが、後ろから車線車間すり抜けでそこそこのスピードで走ってきた原付があった。ほとんど自転車と原付が衝突しそうになったが、原付が急ブレーキをかけ、そして、転倒したため、そんなに激しくは自転車と衝突はしなかったようだ。自転車のおじさんは原付のにーちゃんに何やら謝って、そのまま行ってしまった。
原付のにーちゃんにも特に怪我はなかったようだが、転倒した際に車に倒れかかったようで、車に傷を付けてしまったようだ。車のちょっとヤバそうな、朝から白いジャージを着た女の運転手は原付のにーちゃんに横道に入るように指示して、なにか話を始める様子だった。
些細なことで事故になりかねない。こういう場合、決して過失度は低くないのだけども、自転車は弱者と云うことで逃げてしまう。本当は、車に傷がついた場合、原付の運転者と50:50くらいで修理の負担を負わなければならないはず。原付も危険なすり抜けをしているので、自転車がむちゃをしていても、過失を否定できない。
こういう事故はありがちなので本当に注意したいと思う。
20年位前に脇の二輪車レーンを走っていてわき道に入ろうとした車の横腹に突っ込んでしまうと云うサンキュー事故にあったことがあるのだが、専用レーンがあるだけに横断運転手に注意して貰わないとなかなか難しい。
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