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2008.03.06

エドワード・ゴーリー『ウエスト・ウイング The West Wing』(63)

 またまたエドワード・ゴーリーの絵本。先に入手した『ギャシュリークラムのちびっ子たち―または遠出のあとで』に並んで、ゴーリーらしいと人気のある作品である。

ウエスト・ウイング
ウエスト・ウイング

エドワード ゴーリー (著)
出版社: 河出書房新社 (2002/11)
ISBN-10: 4309265898
ISBN-13: 978-4309265896
商品の寸法: 18.4x16.8x1.4cm

(表紙を拡大)

 30枚の絵からなる絵本。物語も何かを説明するキャプションも全くなく、ただただ絵が連なっているだけである。ウエイト・ウイング 西棟というタイトルの通り、その中の様子が断片的に積み重ねられる。ペン画なのだが非常に暗いトーンで、たぶん夕暮れ以降の屋敷の様子なのだろう。しかしどれもが、幽霊のようなものが窓から覗き込んでいたり、部屋が水没していたり、廊下に丸太が横たわったりしている等の意味不明な風景なのだ。

 絵本自体は何も語ってくれないから、こちらが何かを作らなければならない。しかし、あたしはどちらかというと想像力の欠乏している人間なので何も思いつかないのだが、想像力豊かな人は様々なことを思い浮かべるのだろうと思う。いずれにせよ、よくこういう壊れた情景を想像するに至ったなと感心してしまう。

 こちらからカバー全体が確認できるのだが、裏表紙のバーコードはシールになっている。このシールの下に表面が骸骨のようになっている月のようなものが描かれている。絵本を愛する人のためにバーコードを取り外すことが出来るようにしたのか、印刷時に入れ忘れていたのか。

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